プラズマディスプレイ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/11 21:37 UTC 版)
プラズマディスプレイ (PDP, Plasma Display Panel) は、放電による発光を利用した平面型表示素子の一種である[1]。電極を表面に形成したガラス板と、電極および、微小な溝を表面に形成し、溝内に赤、緑、青の蛍光体層を形成したガラス板とを狭い間隔で対向させて貴ガスを封入し、この電極間に電圧をかけることによって、紫外線を発生させ、蛍光体を光らせて表示を行っている[1]。
- ^ a b c d 志賀智一「ディスプレイの基礎(2) プラズマディスプレイの基礎」『映像情報メディア学会誌』第67巻第8号、映像情報メディア学会、2013年、680-685頁、doi:10.3169/itej.67.680。
- ^ “フルカラープラズマディスプレイ(1992年)”. 富士通ミュージアム. 富士通. 2021年7月31日閲覧。
- ^ http://panasonic.co.jp/ir/relevant/2005/jn050404-1.pdf[リンク切れ]
- ^ “パナソニック、「等身大3D」を実現する152型プラズマ”. AV Watch. (2010年6月9日) 2022年7月19日閲覧。
- ^ 日経エレクトロニクス 2009年6月1日号 122頁
- ^ ファイル・ウェブ編集部 (2012年9月12日). “ディスプレイサーチ、12年2Qのテレビ出荷状況と薄型テレビのブランド別シェアを発表”. PhileWeb. 音元出版. 2021年7月31日閲覧。
- ^ Plasma TV Panel Shipments Hit Record High in Q4’10[リンク切れ]
- ^ プラズマテレビ“完敗” 液晶に主役奪われ風前の灯[リンク切れ]、産経新聞 2011年11月28日
- ^ 「【液晶テレビ】 中国CHANGHONGもプラズマディスプレイ撤退」『EMS One』、2014年11月5日。2019年3月16日閲覧。
- ^ “パナソニック、プラズマから撤退 尼崎工場売却へ”. 日本経済新聞 (2013年10月9日). 2021年7月31日閲覧。
- ^ テレビの中国生産撤退=メキシコも検討—パナソニック[リンク切れ]
- ^ 構造改革についてのお知らせ平成21年2月12日[リンク切れ]
- ^ a b ロイター「LG電子、ついにプラズマテレビ撤退」『東洋経済ONLINE』、2014年10月28日。2019年3月16日閲覧。
- 1 プラズマディスプレイとは
- 2 プラズマディスプレイの概要
- 3 大型化
- 4 関連文献
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