ツィオルコフスキーの公式
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ツィオルコフスキーの公式(ツィオルコフスキーのこうしき)は、1897年にコンスタンチン・ツィオルコフスキーによって示されたロケット推進に関する公式である。
ロケットの初期の質量を m0、時間 T 経過後の質量を mT、質量変化は推進剤として速度 w で噴射されたものとすると、時間 T 経過後のロケットの速度変化分 ΔV は次の式で表される(ln は自然対数)。
-
質量が m、推進剤の噴射速度が w(上図では Ve)であるロケットを考える。微少な時間 Δt の間に噴射する推進剤の質量を Δm、その推進剤の噴射による増速度を Δv とすると、以下のように運動量保存則が成り立つ。
出典は列挙するだけでなく、脚注などを用いてどの記述の情報源であるかを明記してください。記事の信頼性向上にご協力をお願いいたします。(2022年12月)- 松浦晋也『われらの有人宇宙船-日本独自の宇宙輸送システム「ふじ」-』裳華房、2003年。ISBN 4-7853-8758-0。 [要ページ番号]
関連項目
軌道の種類
(人工衛星)全般 地球周回軌道 その他の天体等 軌道要素
(人工衛星)- 形状
- サイズ
配置 位置 変動量関連 軌道マヌーバ - デルタV
- デルタVバジェット
- スイングバイ(重力アシスト)
- 重力ターン
- ホーマン遷移
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- 軌道傾斜制御
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ツィオルコフスキーの公式と同じ種類の言葉
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