タイ米とは? わかりやすく解説

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タイ米(タイまい)

タイ米

細長くねばりけ少なインディカ米です。原産地タイではこのぱさぱさぱらぱらした感じ好まれています。日本のごはんの様にやわらかくふっくら炊き上げるには、洗米後長めの浸水1時間以上)とタイ米1に対して1.3ほどの炊くことが必要です。

インディカ米

(タイ米 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/18 01:26 UTC 版)

インディカ米(インディカまい)は、イネの品種群の一つ。世界のコメ生産量の約8割を占める[1]。寒さに弱いため高温多湿な地域での栽培が適しており[1]インド東南アジア中国南部などが主な産地である[2]ジャポニカ米に比べ熱を加えても粘り気が少ない[1]


注釈

  1. ^ 「自分は(中略)光沢のない飯を一口掻き込んだ。すると(中略)舌三寸の上だけへ魂が宿ったと思うくらいに変な味がした。飯とは無論受取れない。全く壁土である。この壁土が唾液に和けて、口いっぱいに広がった時の心持は云うに云われなかった。(中略)自分が南京米の味を知ったのは、生れてこれが始てである」[5]
  2. ^ 「食物はずいぶんひどい。飯は東京監獄は挽割麥だが、こちらは南京米だ。このごろ麦の値が高くなって、南京米の方が安く上るのだそうな。何にせよ味の悪いことは無類で、最初はほとんど呑み下すことが出来なんだ。(中略)聞くところによれば、この三度の菜の代が、今年の初めまでは平均一銭七厘であったが、戦争の開始以後は五厘を減じて一銭二厘となったとのこと」[9]

出典

  1. ^ a b c d "インディカ米". ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典. コトバンクより2022年10月24日閲覧
  2. ^ "インディカ米". 小学館「デジタル大辞泉」. コトバンクより2022年10月24日閲覧
  3. ^ 第1回研究会の記録:タイ米”. 嗜好品文化研究会 (2010年6月5日). 2022年10月24日閲覧。
  4. ^ "南京米". 小学館「精選版 日本国語大辞典」. コトバンクより2022年10月24日閲覧
  5. ^ 夏目漱石坑夫1908年(明治41年)
  6. ^ 骨抜き勅令との批判も『東京日日新聞』昭和3年3月8日夕刊(『昭和ニュース事典第1巻 昭和元年-昭和3年』本編p165 昭和ニュース事典編纂委員会 毎日コミュニケーションズ刊 1994年)
  7. ^ 制限令は米価のつり上げを招く『中外商業新報』昭和3年3月8日(『昭和ニュース事典第1巻 昭和元年-昭和3年』本編p163)
  8. ^ 外米を六割混入、三大都市で実施『東京朝日新聞』(昭和15年5月3日夕刊)『昭和ニュース辞典第7巻 昭和14年-昭和16年』p739 昭和ニュース事典編纂委員会 毎日コミュニケーションズ刊 1994年
  9. ^ 堺利彦「獄中生活」
  10. ^ 農林水産省「米穀の需給及び価格の安定に関する基本指針」2005年


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