スズキ・フロンテ800とは? わかりやすく解説

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スズキフロンテ800

1962年から1964年東京モーターショー立て続け参考出品として展示した800ccクラス小型乗用車を、1965年フロンテ800として市販した
水冷2サイクルの785ccエンジンフロント収め前輪駆動するFF方式採用し4速ミッションを介して最高速は115km/h。スタイリング当時流行先取りしたもので、高い評価受けた

保管場所:スズキ株式会社 (〒432-8611 静岡県浜松市高塚町300)

製作(製造)年:1965

製作者(社):鈴木自動車工業株式会社

資料種類:量産品

現状:展示(動態)・公開

車名 / 製作
車名:スズキ

モデル名:スズキフロンテ800

会社名:鈴木自動車工業株式会社

製作年:1965

車種用途:小型乗用車

実車所在/模型:スズキ株式会社

型式 / 重量
スタイル:箱型乗用

ドア:2ドア

乗員:5名

車両重量:730kgf

エピソード:・スズキ初の小型車国産初のFF小型車

車体 / 寸法
構造:鋼板(モノコック)

バンパー:あり

ステップ:なし

全長:3,870mm

全幅:1,480mm

全高:1,360mm

タイヤサイズ:6.00-12

車体 / 車軸 /
操縦 / 付属
前軸:ウィッシュボーン

後軸:浮動

軸距:2,200mm

トレッド×後トレッド:1,240×1,200mm

車高調:あり

ステアリング:ハンドル

ダンパー:あり

スタビライザー:フロントのみ

走行安定装置:なし

特徴:トーションバースプリング四輪独立懸架

機関 / 寸法 /
出力
冷却/気筒配列:水冷/直3

機構:ピストン弁

気化器:あり

内程×行程:70.0×68.0mm

排気量:0.785L

点火:バッテリー点火

最高出力/回転数:41PS/4000rpm

排気浄化:なし

過給機:なし

可変システム:なし

燃料タンク容量:35L

ハイブリッド
ハイブリッドシステム形式:なし

駆動系
変速機:MT4

駆動方式:FF

性能
モード燃費:-

その他事項:前照灯:シールドビーム;ワイパー:あり;ウォッシャー:あり;足ブレーキ:四輪;手ブレーキ:リヤのみ;燃料噴射:なし;比出力:52.2PS/L;最終減速:3.875;


スズキ・フロンテ800

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/25 13:41 UTC 版)

スズキ・フロンテ > スズキ・フロンテ800

{{Infobox 自動車のスペック表 | 車種=普通自動車 | 車名=スズキ・フロンテ800 | 車名補=C10型 | 1枚目画像の説明=フロント | 1枚目画像名=1965 Suzuki Fronte 800.jpg | 2枚目画像の説明=リア | 2枚目画像名=Suzuki-Fronte800rear.JPG | 3枚目画像の説明= | 3枚目画像名= | 製造国= 日本 | 販売期間=[[1965年][[]12月]] - 1969年12月[1] | デザイン= | ボディタイプ=2ドアセダン | エンジン=C10型 水冷2サイクル直3 0.8L | トランスミッション=4速MT | サスペンション=前:ウィッシュボーン
後:トレーリングアーム | 駆動方式=前輪駆動 | 全長=3,870mm | 全幅=1,480mm | 全高=1,360mm | ホイールベース=2,200mm | 車両重量=770kg | 乗車定員=5名 | 自由項目1(項目名)= 累計販売台数 | 自由項目1(内容)= 2800台[1] | 自由項目2(項目名)= | 自由項目2(内容)= | 先代= | 後継=スズキ・カルタス
※発売まで約14年の空白あり | 同車台= }} フロンテ800FRONTE 800)はかつて鈴木自動車工業(現・スズキ)が製造していた乗用車

概要

スズキ初の小型乗用車として、1965年昭和40年)12月に発売。同年10月発売の三菱・コルト800とともに、当時の国産大衆車であった800cc市場に進出し、トヨタ・パブリカダイハツ・コンパーノマツダ・ファミリアと競合することとなった。

2ドアセダンのボディスタイルは、1963年(昭和38年)の第10回全日本自動車ショウ(後の東京モーターショー)出品車両と同様で、デザインは二輪車のコレダ・セルツインSB等を手がけたデザイン課係長佐々木享がY4計画として担当し、空力学的に優れた形状で前面投影面積を縮小し曲面ガラスが採用された。

エンジンはC10型 785 cc 水冷直列3気筒2サイクルを搭載し、最高出力41PS/4,000rpm、最大トルク8.1kgm/3,500rpmを発生する。左に30度傾けて縦置きマウントとし、駆動方式は前輪駆動 (FF) を採用。0 - 200m加速は13.9秒と、この当時の1,000ccクラス乗用車に近い加速性能であった。

サスペンションは前輪ウイッシュボーン/トーションバー、後輪はトレーリングアーム/トーションバーの4輪独立懸架であり、姿勢調節ボルトの調整によって車高調整が可能であった。

1966年(昭和41年)にリクライニングシート仕様が追加され、その後も毎年のように小改良を経て、1969年(昭和44年)に開催された第16回東京モーターショーの後に生産を終了した。当時の大衆車の主力クラスということもあり、各社が参入していて激戦区となったことで販売は伸びなかった。生産台数は2,717台、販売台数は2,612台。

これにより、スズキは1983年(昭和58年)に初代カルタスを発売するまでの間、日本国内の小型乗用車市場から一時的に撤退し、軽自動車に注力することとなる。

関連番組など

参考文献

脚注

  1. ^ a b デアゴスティーニジャパン 週刊日本の名車 第60号21ページより。
  2. ^ さがせ!幻の絶版車 - NHKオンライン”. NHK. 2023年1月1日閲覧。

関連項目

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