シヴァリング ・アイルズ (Shivering Isles)
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「The Elder Scrolls IV: オブリビオン」の記事における「シヴァリング ・アイルズ (Shivering Isles)」の解説
公式の拡張パック 『The Elder Scrolls IV: Shivering Isles(英語版)』を購入してインストールすると登場、PS3版とXBOX360版はGOTY版を購入することでプレイ可能。 シヴァリング・アイルズの舞台はデイドラ16王の一人であるシェオゴラスの持つオブリビオンの領域である。同じオブリビオンであるメエルーンズ・デイゴンの領域「Deadlands」とは打って変わって緑豊かな晴天の広がる大陸である。 シェ オゴラスの二面性を体現するかの如く、領域の中心都市であるニューシェオスには人々の喜びや欲望等の明るい面を表しているマニア (Mania) と、恐れや裏切り等の暗い面を表しているディメンシア (Dementia) と言う二つの派閥が存在し、二人の君主がそれを統率している。 さらに街を警備している衛兵もマニアに加担する、前作『The Elder Scrolls III: Morrowind』にも登場したゴールデンセイント (Golden Saints) と、ディメンシアに加担するダークセデューサー (Dark Seducers) と言う二つの種族が存在し、互いに対立している。 シェオゴラス (Sheogorath) 狂気と乱心を司る神。狂気の王子とも呼ばれる。 司るものを体現するかの様に、支離滅裂にして抑揚が激しく、二面性のある狂気的な性格。 さらに自分に対し無礼を働いたものは身動きを取れなくし、島の上空に瞬間移動させ、落とすと 言う処刑を行う。 「グレイマーチ」(Greymarch) と呼ばれる破壊を食い止めるべく自分の後継者を探す ためにシロディールに自分の領域へ続く扉を開いたという。 黒の眼球に金目銀目のオッドアイ、白い顎鬚を生やした老人の姿で、自身の力の源であるという杖を持っている。 ハスキル (Haskill) シェオゴラスに仕える執事。 シェオゴラスの身の回りの世話の他、『シヴァリング ・アイルズ』へ入る者へシェオゴラスの意志を伝える役目を担っている。 『シヴァリング ・アイルズ』の中なら何処にでも行くことができるようで、主人公に伝えることがある時は目の前に突然現れる。 『シヴァリング ・アイルズ』のメインクエストをある程度進めると彼がシロディールのデイドラ祭壇のクエストの進行役になる。 セイドン(Thadon) マニアの公爵でボズマー。 マニアを象徴するかの如く、陽気で、気まぐれ、言葉も支離滅裂である。食しすぎると死ぬと言われる食物も好んで口にするほどの快楽主義者である。 シル (Syl) ディメンシアの女公爵でボズマー。 ディメンシアを象徴するかの如く陰鬱で、疑り深い。側近すらも信用とせず常に陰謀に目を光らせている。 シェルデン (Shelden) 島の西に位置するパスウォール (Passwall) という村の長。廃墟だった村を復興させ他の村民を従えている。 とあるクエストで共闘することがあり、選択によって彼の生存か死が決定される。 レルミナ・ヴェレニム (Relmyna Velenim) パスウォールに滞在している、シェオゴラスに心酔するダークエルフの女性。 人間やクリーチャーに対して狂気的な研究を行ったためシロディールの魔術師ギルドを追放されたが、『シヴァリング・アイルズ』でシェオゴラスに忠誠を誓うことを条件に研究を続けている。 そして研究の末、『シヴァリング ・アイルズ』の番人であるゲートキーパー (Gatekeeper) を作り出し、息子として可愛がっている。 キリバン・ニランディル (Kiliban Nyrandil) 『シヴァリング ・アイルズ』へ侵入してきた者を撃退するために使われていたセディリアン (Xedilia) という施設の管理人。 ゲートキーパーが作られてからは 放置され、その存在も忘れ去られようとしている。 グロモッグ・グロ=バラッグ (Grommok Gro-Barak) オークの戦士。 仲間とともに『シヴァリング ・アイルズ』に侵入するが・・・。数々の危機を乗り越えてきた百戦錬磨の戦士で、自分の強さに絶対の自信を持っている。 とある遺跡で見つけた世にも珍しい剣を所持している。 シンデリウス・ガザリアン (Syndelius Gathalian) ダークエルフの魔術師。 仲間とともに『シヴァリング ・アイルズ』に侵入するが・・・。金銭欲が強い。 ルフィン・ティルウォルド (Luwin Tilwald) インペリアルの弓使い。 仲間とともに『シヴァリング ・アイルズ』に侵入するが・・・。解錠が得意らしいのだが、少し臆病な性格。 ガイウス・ブレンタス (Gaius Prentus) 『Shivering Isles』とシロディールをつなぐ扉の警備をしているブラヴィルの衛兵。 扉に入る者への警告と、扉に入り狂ってしまった者の処理が任務。 ジャガラグ (Jyggalag) Daedric Prince of Orderと呼ばれるデイドラ。秩序を司ると言われているが、領域がはっきりせず、その存在を示す文献も少ない。 「グレイマーチ」を起こして『シヴァリング ・アイルズ』を破壊し、その上に新たな秩序を作り出そうとしている。 『シヴァリング ・アイルズ』各地に存在するオベリスク (Obelisk) から配下のオーダの騎士を出現させることができる。
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