さん‐ぼう【三宝】
読み方:さんぼう
[名]
1 仏語。仏と、仏の教えである法と、その教えを奉じる僧の三つの宝。仏・法・僧。
2 仏の異称。
3 《「孟子」尽心から》諸侯の三つの宝で、土地と人民と政事。
4 道家(どうか)で、耳と目と口。
5 「三方2」に同じ。
「先刻(さっき)から首を長くして、もう帰(けえ)るか、もう帰るかと思ふに、再び—帰るもんぢゃあねえ」〈滑・浮世風呂・前〉
さん‐ぼう〔‐バウ〕【三房】
読み方:さんぼう
名前に「房」の字を持つ、学問・和歌に秀でた三人の称。平安時代の藤原伊房(ふじわらのこれふさ)・藤原為房・大江匡房(おおえのまさふさ)。また、鎌倉末期から南北朝時代の吉田定房・藤原宣房(万里小路宣房)・北畠親房。
さん‐ぼう〔‐バウ〕【三方】
読み方:さんぼう
《「さんぽう」とも》
2 前と左右の三方に刳形(くりかた)の穴をあけた台を方形の折敷(おしき)につけたもの。ヒノキの白木製を普通とし、神仏や貴人に物を供したり、儀式のときに物をのせたりするのに用いる。三宝。→衝重(ついがさ)ね
さん‐ぼう【参謀】
読み方:さんぼう
さん‐ぼう〔‐バウ〕【山房】
三宝
三房
参謀
サンボウ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/09 02:36 UTC 版)
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この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。2015年8月)
( |
サンボウ | |
---|---|
欧字表記 | Sun Beau |
品種 | サラブレッド |
性別 | 牡 |
毛色 | 鹿毛 |
生誕 | 1925年 |
死没 | 1944年 |
父 | Sun Briar |
母 | Beautiful Lady |
母の父 | Fair Play |
生国 | ![]() |
生産者 | Willis Sharpe Kilmer |
馬主 | Willis Sharpe Kilmer |
調教師 | Charles W. Carroll Andy Schuttinger Jack Whyteなど |
競走成績 | |
生涯成績 | 74戦33勝 |
獲得賞金 | 376,744ドル |
サンボウ(Sun Beau、1925年 - 1944年)は、アメリカ合衆国で生産・調教された競走馬、および種牡馬である。若年時代は成績が振るわなかったが、のちにホーソーンゴールドカップ3連覇などで当時の獲得賞金記録を更新した。
経歴
デビューは1927年。その年は4戦して1勝、翌年もプリークネスステークスでは5着、ケンタッキーダービーでは11着と、3歳の春ごろまではまったくよいところを見せられなかった。
しかし、1928年の秋ごろからサンボウは突如として本格化した。そのシーズン後半だけでポトマックハンデキャップなどのステークス競走を含む8勝を挙げる活躍劇を繰り広げ、翌年もアケダクトハンデキャップやワシントンハンデキャップなどを含む14戦6勝の成績を残し、これによって1929年の北米年度代表馬に選出された。
サンボウはその後2年間競走を続け、5歳時・6歳時にはそれぞれ9勝する堅実な成績を収めた。その間にもアーリントンハンデキャップなど多くのステークス競走に優勝しているが、その中でもとくにホーソーンゴールドカップは4歳から6歳までの間に3連覇を達成しており、この記録はその後も未だ破られていない。
そしてサンボウは1931年をもって引退した。1931年まで年度代表馬の座も独占し続け、エクスターミネーター以来となる3年連続の年度代表馬に選ばれている。引退までに稼ぎ出した賞金はそれまでの賞金王ギャラントフォックスの記録を破る376,744ドルで、これはその後シービスケットに破られるまで9年間保持されていた。
引退後は種牡馬として期待されたが、亡くなるまでに出したステークス勝ち馬は6頭のみで、期待に反して成功できなかった。1943年に死亡した。
評価
おもな勝鞍
- 1927年(2歳) 4戦1勝
- 1928年(3歳) 23戦8勝
- ポトマックハンデキャップ、メリーランドハンデキャップ、ラトニアチャンピオンシップ、ターフウェイパークフォールチャンピオンシップ
- 1929年(4歳) 14戦6勝
- ハバードグラースハンデキャップ、ホーソーンゴールドカップ、ワシントンハンデキャップ、アケダクトハンデキャップ
- 1930年(5歳) 19戦9勝
- ホーソーンゴールドカップ(連覇)、ワシントンハンデキャップ(連覇)、トロントオータムカップ
- 1931年(6歳) 14戦9勝
- ホーソーンゴールドカップ(3連覇)、フィラデルフィアハンデキャップ、アーリントンハンデキャップ
年度代表馬
- 1929年 - 全米年度代表馬
- 1930年 - 全米年度代表馬
- 1931年 - 全米年度代表馬
表彰
- 1996年 - アメリカ競馬名誉の殿堂博物館に殿堂馬として選定される。
- 1999年 - ブラッド・ホース誌の選ぶ20世紀のアメリカ名馬100選において、第93位に選出される。
- ホーソーン競馬場には、同馬の名を冠した「サンボウステークス」が創設されている。
エピソード
- サンボウは担当調教師が引退するまでにたびたび交代しており、5年間の競走生活中に同馬の調教を担当した人物は8人もいた。
血統表
サンボウの血統(サンドリッジ系(キングファーガス系) / Sierra(Sainfoin) 3x4=18.75%、 St. Simon 4x5=9.38%、 Bend Or 4x5=9.38%) | (血統表の出典) | |||
父
Sun Briar 1915 鹿毛 フランス |
父の父
Sundridge1898 栗毛 イギリス |
Amphion | Rosebery | |
Suicide | ||||
Sierra | Springfield | |||
Sanda | ||||
父の母
Sweet Briar1908 鹿毛 フランス |
St. Frusquin | St. Simon | ||
Isabel | ||||
Presentation | Orion | |||
Dubia | ||||
母
Beautiful Lady 1916 栗毛 アメリカ |
Fair Play 1905 栗毛 アメリカ |
Hastings | Spendthrift | |
Cinderella | ||||
Fairy Gold | Bend Or | |||
Dame Masham | ||||
母の母
Mileage1909 アメリカ |
Rock Sand | Sainfoin | ||
Roquebrune | ||||
Lady Madge | Rayon Dor | |||
Lady Margaret F-No.4-r |
外部リンク
- National Museum of Racing Hall of Fame - Sun Beau - アメリカ競馬名誉の殿堂博物館 (英語)
- 競走馬成績と情報 JBISサーチ
固有名詞の分類
- サンボウのページへのリンク