ゴーストバンカー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 08:49 UTC 版)
異界に存在する古代神殿「サラミッド」を守るバンカー。彼らを倒すとゴースト禁貨が手に入り、マフィンクスの口に収めることで次の階層へ進める。逆にゴーストバンカーたちに倒されると、レリーフや門と一体化した番人にされてしまう。 ハラペーニョ〔ハラペーニョ〕 声 - 置鮎龍太郎 サラミッド第1階層のゴーストバンカー。通称「金のハラペーニョ」。語尾に「〜ニョ」を付ける。相手の欲望の対象を具現化させ、敵がそれに夢中になっている間に黄金の像にしてしまう「ゴールドフィンガー」という技を持つ。黄金のウンチョを作り出してプリンプリンを夢中にさせ、彼をあっけなく倒す。続いてコロッケをも敗北直前まで追い込むが、バーグの声援に「父親の声が聞こえた」というコロッケが幻から抜け出して反撃、これに敗北。 ブリトー〔ブリトー〕 声 - 斎賀みつき サラミッド第2階層のゴーストバンカー。通称「風のブリトー」。羽を武器とし、これを用いて風を起こす。霧を使って幻覚を見せることが可能。ウスターを初恋の記憶に閉じ込めてあっけなく勝利するが、二番手のウィンナーとの戦いで「君の風には、愛が無い!」と彼に指摘され、彼の新技「風のデュエット」をくらい敗北。 カフェラテ〔カフェ・ラッテ〕 声 - 稲田徹 サラミッド第3階層のゴーストバンカー。通称「岩のカフェラテ」。土偶のような風貌で、怒ると顔が怖くなる。胴と下半身を分離することができる。必殺技は岩を飛ばす「岩石ダンダンダン」。ダイフクーと激闘を繰り広げるが、赤くなった彼に巻きつかれて絞め潰され、敗北。 スムージー〔スムージー〕 声 - 愛河里花子 サラミッド第4階層のゴーストバンカー。肥満体形で、覆面を被っている。通称「炎のスムージー」。笑い声は「ヒーヒヒヒ」。大きなマッチ棒と炎が武器で、拍子木を鳴らして炎を操る。得意の炎攻撃でシャーベットの技を次々に破り、一度彼に倒されてもフィールド上の炎から再生し、彼を撃破する。二番手の少年バーグも追い詰めるが、彼のバンカー魂が具現化した炎によって技を見切られた挙句ハンマー掌により倒され、残った炎から再生しようとしたがおしっこにより鎮火され終焉を迎える。 ガレット〔ガレット〕 声 - 関智一 サラミッド第5階層のゴーストバンカー。通称「緑のガレット」。本来は争いを好まない性格で、自然をこよなく愛するが、木々に傷を付けた途端に周囲が見えなくなるほど怒り、自分から木々を痛めつけるという自家撞着的な行為に至る。詩の一節のような言葉を喋りながら、両手の植物を使った攻撃をする。少年バーグを追い詰めるも、ハンバーグーを完成させた彼に敗北。ウィンナー曰く、「彼のポエムには愛がある」。 ラヴィオリ〔ラビオリ〕 声 - 鶴ひろみ サラミッド第6階層のゴーストバンカー。通称「水のラヴィオリ」。普段はローブを纏っているが、その下には露出度の高いカジュアルな服装をしている。フィールド上の水を使った攻撃をする。いつまでも若くいたいらしく、早く大人になりたいという全く正反対の夢を持つドロップに対し、価値観の違いと若さへの嫉妬心から何かに付けて嫌味を吐き、女同士の激しいバトルが勃発、これに敗北。最後までお互いの意見は衝突し、かみ合うことはなかった。 ポタージュ〔ポタージュ〕 声 - 樫井笙人 サラミッド第7階層のゴーストバンカー。通称「霞のポタージュ」。幽霊のような姿をしている。口癖は「信じなさい!」。相手に乗り移り意のままに操る「ゴーストポゼッション」という技を持ち、コロッケたちの体を乗っ取って操り、ウィンナーを襲わせる。ポタージュを倒すには彼らを攻撃するしかないが、ウィンナーは仲間思いの性格が災いし仲間を傷つけることを拒んでしまったため一方的に痛めつけられ、ポタージュとの共倒れを狙った「風のレクイエム」からも逃げられて自滅。しかし、弱点(憑依した相手の能力を使用することができない)に気付いたダイフクーはポタージュを自身に憑依させ、自身にダメージを与えることで倒した。 光のパル、闇のメザン〔パルメザン〕 声 - 森久保祥太郎(パル)、真殿光昭(メザン) サラミッド第8階層のゴーストバンカー。パルはカッターのような武器を飛ばして攻撃したり、相手の時間を操って技をかわしたり自分の技を当てに行ったりできる。勝手に第8階層に上がろうとした少年バーグを未来に飛ばした張本人。メザンはパルのもう一人の人格である。 空間を操り、あらゆる物質を断つ剣で攻撃したり、相手との距離の空間を縮める(言い換えれば相手を引き寄せる)ことができるが、その時は一瞬無防備であり目標物と違うものを引き寄せると対処できない。コロッケ、少年バーグと死闘を繰り広げるが、最後はコロッケのウードンとバーグのハンバーグーの合体技「ヤキウードン」(この合体技の名付け親はシャーベット)により撃破される。タッグ戦法は完璧だったが、互いを邪魔者として扱うなどかなり仲が悪かった。
※この「ゴーストバンカー」の解説は、「コロッケ!」の解説の一部です。
「ゴーストバンカー」を含む「コロッケ!」の記事については、「コロッケ!」の概要を参照ください。
- ゴーストバンカーのページへのリンク