ゲームでの特戦隊
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/09 18:51 UTC 版)
当時発売されたRPGゲーム『ドラゴンボールZII 激神フリーザ!!』(ファミリーコンピュータ)より登場。初登場場面では、ドット絵で彼らのスペシャルファイティングポーズも再現されている。条件を満たすと手に入る「カエル」カードを持っていると、ギニューのボディチェンジを無効化することができ、これは『ドラゴンボールZ 超サイヤ伝説』(スーパーファミコン)でも同じことが可能。またフリーザから悟飯たちを始末してもよいと言われたギニューが「遊んでやりましょう」と言ったあと、ジースが「カードダスをしたり、テレビゲームをするわけじゃありません」と、原作の「かわいがる」のシーン同様に字義通りの意味でないことを説明して注意される場面がある。 攻略本『ファミコン奥義大全書 ドラゴンボールZII 激神フリーザ!!』ではメンバーの少年時代の逸話が掲載されており、ギニューは「自分のチェンジ能力に気づいたとき金持ちの少年と体を交換したが、アホらしくなってすぐにやめた」、リクームは「ダンス(バレエ)を習っており、それはバトルポーズや身のこなしに活かされている」、バータは「宇宙一のスピードが身についた理由は、少年時代に人使いの荒い母親に家事を押し付けられ、それを素早くこなさなければならなかったから」、ジースは「銀河リトルリーグで投手、スペースバレーでアタッカーを掛け持ちしており、クラッシャーボールはそのころに編み出した」、グルドは「自分の能力でいたずらを繰り返した悪童だった」となっている。 『激神フリーザ!!』での戦闘力は、ギニューが160000、リクームが71000、ジースが64000、バータが68000、グルドが19000。 『超サイヤ伝説』での戦闘力は、ギニューが120000、リクームが65000、ジースが64000、バータが62500、グルドが13500。 『ドラゴンボールZ 悟空激闘伝』での戦闘力は、ギニューが120000〜240000近く、リクームが52000、ジースが50120、バータが50600、グルドが11850。 『ドラゴンボールZ 超悟空伝 -覚醒編-』では選択肢により、悟飯でジースと闘えたり、ギニューが最後の闘いにてベジータとボディチェンジに成功するも、フリーザに勘違いされ処刑されるという結末を迎えるなど、原作にはない展開がある。 格闘ゲーム関係ではギニュー特戦隊が全員登場せず、プレイヤーが使用できる隊員がギニューとリクームの2人のみという作品がある。 『ドラゴンボールZ Sparking!』シリーズでは、特戦隊同士で戦わせると他のキャラクターのように対戦前の特定の会話が発生。ギニューに他のメンバーと戦わせると、「心が広い俺が相手してやるぞ」と誘うギニューに他のメンバーは「最高っすよ!!」と喜んで承諾する。バータとジースを戦わせると、バータは勝ったらチョコレートパフェを奢るよう要求し、ジースも「同じ条件なら」と手合わせに乗じる。ほかにもリクームは「たまには身内で戦うのもいいんじゃねぇの?」、グルドは「俺が勝ったらナンバー2だ」と、それぞれの個性溢れる台詞を述べる。 また、クウラ機甲戦隊のリーダーであるサウザーとジースの対戦時には、ジースが「てめぇとは決着をつけておかんとな!!」と発言するなど同族のサウザーをライバル視している様子が窺える。なお、サウザーのライバルであるギニューの場合は、サウザーの挑発に対し「言ってくれるじゃないか」と返す。またグレートサイヤマン(孫悟飯)との対戦時は、「6人目の隊員」「同志」などとメンバーそれぞれがグレートサイヤマンに興味津津であることが分かるが、当の本人は「悪には加担しない」と誘いを断っている。フリーザとの対戦時は、主であるフリーザと手合わせできることに大喜びしてアピールするが、フリーザは「このノリには、ついていけませんね……」「あなたたちはもう少しまじめにおやりなさい」と呆れている。 『ドラゴンボール レイジングブラスト』では、ギニューが新メンバーオーディションを発表するというIFストーリーがある。オーディションにエントリーしたのはザーボンとドドリアを含め8人。グレートサイヤマンには仲間意識を持っていたが、この募集に対しバータだけは「俺たちの注目度が下がるだけ」と不平をこぼすなど、オーディションにはあまり乗り気ではない。また、ジースは自身を特戦隊の「イケメン担当」と思っており、ザーボンを目の敵にしたり、対戦モードでもサウザーに「実力でも顔でも負けている」と言われたのに対して憤るなど原作よりもナルシストな面が描かれている。ほかにも、ギニューがリクーム、ジース、バータ、グルドを厳しく鍛え、横暴な彼が仲間たちから解雇要求されるなどのIFストーリーもある。 携帯公式サイト『ドラゴンボールモバイル』にて配信されているアプリ『超ドラゴンボール RPG』では、条件を満たすことでギニューを悟空たちの仲間にすることができる。 アーケードゲーム『ドラゴンボール ZENKAIバトルロイヤル』では、キャラクターとしてギニューを使用でき、ゲーム内で獲得できるアクセサリーを装着することで戦闘中に特戦隊のメンバーを呼び出すことができる。 『ドラゴンボール ファイターズ』では、メンバー全員が人造人間21号にお菓子にされて食べられる場面があるが、「100点満点中40点くらいの味で悪くはないが、セルに比べればまだまだ」と評されている。 『ドラゴンボールZ カカロット』では、特戦隊を結成した経緯がジースによって語られている。フリーザの命令により、フリーザから絶大な信頼を寄せられているギニューが部隊のバランスを考え、戦闘のスペシャリストを集めたのがギニュー特戦隊であり、ギニューの弟分であるジース、パワーのリクーム、スピードのバータの順にスカウトされ、最後に戦闘力では劣るが、時を止めることができる特殊能力のおかげでグルドが入隊を許された。なお、最初は知恵のボニューがいたが、「スペシャルファイティングポーズはダサいからやりたくない」という理由で脱退している。
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