ケロロ軍曹 (劇場版)
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ケロロ軍曹(劇場版)(ケロロぐんそう)では、吉崎観音作の漫画『ケロロ軍曹』を原作とするテレビアニメ『ケロロ軍曹』をもとにしたアニメーション映画について解説する。略称は「劇ケロ」。
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。
目次 |
超劇場版ケロロ軍曹
超劇場版ケロロ軍曹 | |
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監督 | 近藤信宏 |
製作総指揮 | 佐藤順一(総監督) |
製作 | テレビ東京・NAS・サンライズ |
脚本 | 池田眞美子 |
出演者 | 渡辺久美子 川上とも子 小桜エツ子 中田譲治 子安武人 草尾毅 斎藤千和 平松晶子 能登麻美子 池澤春菜 石田彰 広橋涼 新垣結衣 おぎやはぎ |
音楽 | 鈴木さえ子、掛川陽介、本澤尚之 |
主題歌 | ケロロダンシング |
編集 | 板部浩章 |
配給 | 角川ヘラルド映画 |
公開 | 2006年3月11日 |
上映時間 | 約60分 |
製作国 | 日本 |
興行収入 | 億円 |
次作 | 超劇場版ケロロ軍曹2 深海のプリンセスであります! |
『超劇場版ケロロ軍曹』(ちょーげきじょうばんケロロぐんそう)は、2006年3月11日に公開された、『ケロロ軍曹』初の映画作品。上映時間は約60分。同時上映は『まじめにふまじめ かいけつゾロリ なぞのお宝大さくせん』。
2006年8月25日にDVD化され、一般に発売された。また、2007年3月4日に放送された『超特番☆ケロロ軍曹』で初めてテレビ放送された(ただしスタッフクレジットは主要キャストのみだった)。また、すでに台湾・香港・韓国の3か国で上映されている。
ストーリー
ある日ケロロは冬樹と大好きなガンプラを買いに出掛けるが、帰り道で不思議な祠に気付く。ひょんなことから祠に入ってしまうと、そこは不思議な空間が広がっていた。そこで壺の様な物をうっかり割ってしまうが、接着剤で何とか直す。だが大事なパーツを壺に付け忘れていた。それを見た二人は怖くなって逃げるように帰った。恐ろしい事が起こり始めていると言う事も知らずに…。
その日からケロロ達に不思議なバツ印が付いた。印が付いた人はテレパシーが使えるらしい。人々はこれは新人類の誕生とし大いに喜んだ。ケロロはこれこそ侵略のチャンスと思い立ち、印をタママ・ギロロ・モアに付け、クルル曹長にテレパシー増幅マシーンを作るよう命じた。
しかしその後、人々は悪意の気持ちしか伝わらなくなってしまい、さらに近くにいる者の心の声が強制的に聞こえるようになってしまう。学校はおろか街中にまで影響が出始め、人間不信で引きこもる人が急増してしまった。夜になっても街中の電気が消えたまま。この異変に冬樹と夏美が気付き始めた頃、ケロロは増幅マシーンを使って侵略を開始しようとしていた。その時謎のケロン人ミララが土偶のような乗り物に乗って出現する。そして人々が引き篭もり出したのはキルルという、ケロン人が製造した最終古代兵器の影響だと冬樹達に告げる。ミララによると、キルルに勝つには友情と信頼が必要不可欠だとの事。この発言に対し、ケロロは友達同士である自分たちにはそれがあると言った。が、ミララがケロロの侵略兵器(増幅マシーン)のことを言い出した事でケロロと冬樹の仲が悪くなってしまう。そうこうしているうちに、人々のネガティブな感情をエネルギーとして吸収したキルルが巨大に成長して出現してしまう…。
劇場版のみの登場人物
- キルル
- 声 - おぎやはぎ
- 「自動判別型究極侵略兵器【キルミラン】」の“実行する者”。詳細についてはキルルを参照。
- ミララ
- 声 - 新垣結衣
- 古代のケロン人。キルルの出現とともに現れた。「自動判別型究極侵略兵器【キルミラン】」の“審判を下す者”。色は薄いピンクでおでこに○マーク、巫女風の着物、空中に浮くためのポックリを履いている。土偶型のロボットに乗って移動するが使わなくても飛ぶことができる。口癖は「いと〜」。最初にケロロ達の前に現れた時は素性を偽って「古代兵器研究家」と名乗っていた。実はキルルを操ることが出来る“審判を下す者”で、彼を封印するための鍵でもあり、ピンク色の大型の鍵に変化する。冬樹とケロロによってキルル本体を封印し、これとともに消滅した。
- ゾロリ
- 声 - 山寺宏一
- 同時上映「まじめにふまじめ かいけつゾロリ なぞのお宝大さくせん」の主役で、特別出演している。イシシ・ノシシも出演しているが、セリフはゾロリのみである。なお、原作第105話でも同盟種族ジロリ人として原ゆたからしき人物に変装していた。変装を解く音はブンブ〜ン。
- 漫画家
- 声 - 古谷徹
- 秋の勤める会社「角山書店」の漫画家。
- 女子生徒
- 声 - 読者参加
- 冬樹、夏美のクラスにそれぞれいた二人の女子生徒。
スタッフ
- 原作:吉崎観音(角川書店「月刊少年エース」連載)
- 企画:井上伸一郎、内田健二
- プロデューサー:渡辺啓之、大橋千恵雄
- TVリレーションシップス:紅谷佳和 (テレビ東京)(現AT-X)、実松照晃 (NAS)
- 監督・絵コンテ:近藤信宏(テレビシリーズでも3rdシーズンに山本裕介と交代して監督を務めている)
- 総監督:佐藤順一
- 演出:北村真咲
- 脚本:池田眞美子
- キャラクターデザイン・総作画監督:追崎史敏
- 作画監督:追崎史敏、中山初絵、新保卓郎、高橋真一、小栗寛子、工藤昌史、吉田大輔、糸島雅彦
- 動画検査:渡辺恵一、岡部実、岩長幸一
- 色彩設計:舟田圭一
- 特殊効果:垣田由紀子
- 美術監督:駒田寛
- 撮影監督:福士亨
- 音響監督:鶴岡陽太
- 音響制作:楽音舎
- 録音助手:五十嵐恵美
- 録音調整:椎原操志
- 音響制作担当:杉山好美
- 光化学リレコ:上田太士
- デジタル工学録音:西尾曻
- 編集助手:高橋歩、野川仁
- 編集:板部浩章
- 選曲:佐藤恭野
- 音響効果:蔭山満(フィズサウンドクリエイション)
- 音楽:鈴木さえ子、掛川陽介、本澤尚之
- 現像:IMAGICA
- タイミング:平林弘明
- オプチカル:柴田誠
- 音楽制作協力:ビクターエンタテインメント
- スペシャルサンクス:劇場版ゾロリエンターテイメント製作委員会
- 制作デスク:田村一彦
- 設定制作:轟大河
- 制作助手:香西千草
- 企画担当:尾崎雅之、阿久津理恵
- 3DCGプロデューサー:今西隆志、柴田英樹
- 3DCG制作デスク:大原昌典
- 3DCG設定制作:岩切泰助
- 3DCG制作事務:押本真理子
- 3DCG制作進行:金澤俊輔、江島求紀
- 著作権:(C)2006吉崎観音/角川グループパブリッシング、角川ヘラルド映画(現・角川映画)、サンライズ、テレビ東京、NAS
主題歌・挿入曲
- ケロロダンシング(主題歌)
- 石ころの星(挿入曲・音楽のみ)
- VOICE OF LALAH(挿入曲)
- 歌:潘恵子/作詞・作曲・編曲:鈴木さえ子・掛川陽介・本澤尚之
劇場版の宣伝
2006年3月9日放送分の『おはスタ』において映画版の告知のためケロロ・タママ・ギロロの3人の着ぐるみが登場した。
今までおはスタに登場した作品は基本的に小学館の雑誌(『月刊コロコロコミック』・『週刊少年サンデー』・『ちゃお』)関連のキャラクターしか出ていなかったが、今回初めて出版社(ただし、提供クレジットに角川ヘラルド映画が入っている)が別のアニメが取り上げられた。また、ケロロが出ると言うことでその日に限りスタジオに本来は番組内では取り上げないガンプラがおかれていた。
劇場版のゲストキャラ扱い
本作では同時上映の『まじめにふまじめかいけつゾロリ なぞのお宝大さくせん』のキャラがゲストキャラとして登場した。 ゾロリ(声:山寺宏一)とイシシ(声:野沢雅子(愛河里花子の代役))とノシシ(声:くまいもとこ)の3人が登場したが喋ったのはゾロリだけだった。同様に『まじめにふまじめかいけつゾロリ なぞのお宝大さくせん』の方にもケロロ小隊がゲストキャラとして登場した(ケロロ小隊全員が登場し、一言ずつ喋った。去り際にクルルが「スペシャルゲストの扱いじゃないな。」と言っていた)。
ゾロリ映画におけるゲストキャラであるケロロ小隊は全員が一言ずつ喋ったため、約1分近くゾロリワールドに滞在したが、ゾロリはケロロワールドでは約10秒ほどですぐに退場になった。また、ケロロ小隊はゾロリ映画の最後(スタッフロールの最後の方)でもう一度登場(宇宙船に乗っていたので台詞のみ)したが、ケロロ映画の最後にゾロリは出てこなかった。また両方ともエンディングのスタッフロールでクレジット(スペシャルサンクス 劇場版ゾロリエンターテイメント製作委員会)が表示された。
草案
この作品には原作者吉崎観音の書いた草案が存在する。その内容は、コミックス13巻に収録されている。劇場版との違いは以下の通り。
- キルルは地球に封じられていたのではなく、宇宙警察のミスで地球にたどり着いたとされている。
補足
- 本作の特集記事が書かれた九州ウォーカーのキャラクター紹介でクルルが「伍長」と誤表記されていた。
- 平成18年度(第10回)文化庁メディア芸術祭 アニメーション部門審査委員会推薦作品
- 劇中に登場するジム・スナイパーカスタムVer.kaはこの作品のためだけにカトキハジメがデザインリファインしたものである(後にアニメ本編でも使用され、ガンダムフィックスフィギュレーションで商品化された)。
- この作品を井上伸一郎は「信頼」をテーマにしたと語っていた。
超劇場版ケロロ軍曹2 深海のプリンセスであります!
超劇場版ケロロ軍曹2 深海のプリンセスであります! | |
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監督 | 山口晋 |
製作総指揮 | 佐藤順一(総監督) |
製作 | テレビ東京・NAS・サンライズ |
脚本 | 横谷昌宏 |
出演者 | 渡辺久美子 川上とも子 斎藤千和 小桜エツ子 中田譲治 子安武人 草尾毅 能登麻美子 池澤春菜 石田彰 広橋涼 桑島法子 辻希美 |
音楽 | 鈴木さえ子 |
主題歌 | その手をつないで |
編集 | 板部浩章 |
配給 | 角川映画 |
公開 | 2007年3月17日 |
上映時間 | 約78分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
興行収入 | 億円 |
前作 | 超劇場版ケロロ軍曹 |
次作 | 超劇場版ケロロ軍曹3 ケロロ対ケロロ天空大決戦であります! |
『超劇場版ケロロ軍曹2 深海のプリンセスであります!』(ちょーげきじょうばんケロロぐんそうツー しんかいのプリンセスであります!)は、2007年3月17日に公開された劇場版ケロロ軍曹の第2弾。上映時間は約78分。同時上映は『ちびケロ ケロボールの秘密!?』。
なお、前売り券として「秋葉原エンタまつり」期間中(2006年10月21日-10月29日)に、秋葉原にて「クルルカレー」(甘口1種類レトルトの2袋入り)つき特別限定鑑賞券が販売された。
2007年9月28日にDVDが2枚組で通常版・豪華版の2バージョンを発売。2008年3月9日にテレビ東京系列で、同年3月20日にBSジャパンで初めてテレビ公開された(エンディングのスタッフクレジットは主要声優のみ)。
ストーリー
ある夏の日、桃華はある海域で見つかった不思議な生物を持って冬樹たちの家に遊びに来ていた。そこに突然桃華が、冬樹をその生物が見つかった海域に招待する。が、その話を盗み聞きしていたケロロが、「バカンスバカンス」と大騒ぎし、小隊のみんなや日向家にいた人々にばらしてしまい、桃華は半分怒りつつもしぶしぶ皆を招待する。その海域では、巨大な生物が発見されるも何者かにより一瞬にして消滅するという事件が発生していた。桃華の持ってきた謎の生物と関係があるのだろうか?
劇場版のみの登場人物
- メール
- 声 - 桑島法子
- マロン星の王子で、頭に大きなツノが生えている。無邪気で子どもっぽく、寂しがりやな性格である。自分がマロン人だと知らず、マロン人の侵略法であるプリンセスを迎えて、その星を水で沈める儀式を行なおうとする。
- ケロロ達と戦う内にメアボールの力で暴走、巨大化してしまうが、ケロロ達の活躍によって正気に戻り、マロン人の残した宇宙船でマールと共にマロン星へと旅立った。
- マール
- 声 - 辻希美
- メールの従者。ノースリーブのワンピースのようなものを着ている。メールが言いたいことを先に説明したりして彼に怒られるとすぐに謝ってしまう。メールと同じく、当初は自分がマロン人だと知らなかった。
- メールを救うために命を賭けて、メールからメアボールを離そうとするなど、メールのことをとても大切に思っている。最後に夏美からティアラを受け取り、メールのプリンセスとしてマロン星へ旅立った。
- キルル(南太平洋)
- 声 - 藤田圭宣
- 南太平洋にて出現したキルル。1作目のキルルとは別個体で、メールとマールによって倒された(超劇場版3で夏美が2体目のキルルはメールとマールが倒したと言っていた)。声優はおぎやはぎの代役。
- サメ型ナイトメア
- 声 - 相澤伸郎(テレビ愛知アナウンサー)
- メールがメアボールで作ったナイトメアの主要格の一人。
- シャチ型ナイトメア
- 声 - 大藤晋司(テレビ北海道アナウンサー)
- メールがメアボールで作ったナイトメアの主要格の一人。
- メイド型ナイトメア
- 声 - 中島有香(テレビせとうちアナウンサー)
- メールがメアボールで作ったナイトメア。夏美の食後の皿を片づけていた。
- 探査用ナイトメア
- メールがメアボールで作ったナイトメア。キルルに攻撃された船の人が見つけて夏美を発見した。
- カニ型ナイトメア
- メールがメアボールで作ったナイトメア。夏美をさらっていった。口から地面をえぐるほどの勢いの熱湯を出す。
- イカ型ナイトメア
- メールがメアボールで作ったナイトメア。長い腕を伸ばして鞭のようにして攻撃する。
- ヤドカリ型ナイトメア
- メールがメアボールで作ったナイトメア。針がミサイルになっている。
- ヒトデ型ナイトメア
- メールがメアボールで作ったナイトメア。目からビームを出す。ヒトデ型手裏剣を飛ばす事もできる。
- オペレーター
- 声 - 松丸友紀(テレビ東京アナウンサー)、藁谷麻美(テレビ大阪アナウンサー)、声 - 立花麻理(TVQ九州放送アナウンサー)
- 西澤グループ所有の空母の三人のオペレーター。演じている三人の名字となっている。
- 貨物船の船員
- 声 - 杉崎亮
- 南太平洋にてキルルによって襲われそうになった貨物船の船長(声 - 杉崎亮)と二人の船員(声 - 小伏伸之・峰健一)。
- レイ、ユウカ、ハルカ
- 声 - 岡本玲(レイ)(新潮社ニコラ)、読者参加(ユウカ、ハルカ)
- 冒頭部分で一緒に歩いている三人組。
用語
- マロンスター
- ガマ星雲に存在する惑星の一つ。第58番惑星のケロンスターとはお隣さん。アニメ版155話Bパート冒頭にも、クロスワードのキーワードとして登場。
- マロン人
- マロンスターの原住民。ケロン星同様の「侵略型宇宙人」であるらしいが、だいぶ前(劇中表現)に侵略行為を停止している。クルル曰く、侵略活動を行っていた当時、小隊単位が何らかの事情により本体と別れ、地球の海底へと住みついたのではないかとの事。理由は不明。ケロン人の兵器であるケロボールに外見が酷似した、メアボールという兵器を持っている。メアボールは、何もない所から物を生み出したり(食べ物や服、ナイトメアと呼ばれる従者はおろか、夏美の過去の記憶を読んで町を丸ごと作る事すら可能)、キルルを1撃で倒すほどの威力の持つビームを発射する事ができるなど、ケロボールよりも高性能のようだ。
- メール・マールが明確な物心がついた段階で他に誰もおらず、機材が破損していた為に過去に関する大部分のデータが呼び出せなかったので、自分たちがマロン人だとは知らなかった。マロン人の侵略行為が原住民からプリンセスを選ぶというプロセスを必要とする事から、メールは侵略兵器を兼ねた実働隊員、マールはその護衛というのが元々の役割であるのだろうが、多くのデータが破損紛失している為現在の関係となっている。
スタッフ
- 原作:吉崎観音(角川書店「月刊少年エース」連載)
- エグゼクティブプロデューサー:角川歴彦、吉井孝幸
- 企画:井上伸一郎、宮河恭夫
- 制作統括:安田猛、尾崎雅之
- 脚本:横谷昌宏
- 絵コンテ・演出:山口晋
- キャラクターデザイン・総作画監督:追崎史敏
- メカデザイン:今石進(シングポート)
- 作画監督:糸島雅彦、中山初絵、満仲勧、小池智史、竹知仁美、浦上貴之
- メカ作画監督:仲盛文
- 動画チェック:丸山収 (Wish)
- 動画チェック補佐:敷田エリ、鈴木泰子、石井康雄
- 色彩設計:中里智恵
- 色指定・検査:金月梨香 (Wish)
- 動画・仕上管理:石川直樹、楢崎義隆、佐々木尚子 (Wish)
- 美術監督:田尻健一
- 美術ポート補佐:下元智子(スタジオWHO)、吉川洋史、田山修(旭プロダクション)
- 撮影監督:福士享
- 特殊効果:垣田由紀子
- モニターグラフィックス:金珍煕
- 編集:板部浩章
- 編集助手:高橋歩、平井健一
- 編集スタジオ:JAY FILM
- ラインテスト:R.I.C、MSJ武蔵野製作所、スタジオキャッツ、T2studio
- HD編集:SONY PCL
- 営業:瀬崎琢己
- 技術:藤森康平、竹村知己、高木磨
- 音響監督:鶴岡陽太
- 音響効果:蔭山満(フィズサウンドクリエイション)
- 録音:椎原操志
- 録音助手:五十嵐恵美、砂場舞、森本桂一郎、岩名路彦
- 選曲:佐野恭野
- 光学リーレコ:上田太士
- 音響制作担当:杉山好美
- 録音スタジオ:スタジオごんぐ、東京テレビセンター
- 音響制作:楽音舎
- ドルビーフィルム・コンサルタント:河東努、森幹生
- デジタル光学録音:西尾昇
- 音楽:鈴木さえ子
- 音楽補:掛川陽介、本澤尚之 (TOMISIRO)
- 音楽プロデューサー:福田正夫(ビクターエンタテインメント)、吉田隆(ウェルコミューン)、木村唯人(ソニー・ミュージックエンタテインメント)、眞野昇(サンライズ音楽出版)
- 音楽制作協力:ビクターエンタテインメント、ウェルコミューン、アミューズ、サンライズ音楽出版
- 音楽協力:テレビ東京ミュージック、サンライズ音楽出版
- フィルム:富士フイルム
- デジタル&フィルムラボ:IMAGICA
- IMAGICAレコーダー〜realtime〜タイミング:平林弘明、大場弥生
- テクニカルコーディネート:山下哲司
- HDリアルタイムレコーディング:稲垣知康、竹内望
- ラボ・コーディネート:志村由布子
- 宣伝プロデューサー:峰岸美加
- 宣伝広告:永崎朋子
- タイトルロゴ:岩瀬雅亮、柳家志有(コズフィッシュ)、海野大輔
- 特報・予告:ガルエンタープライズ
- プロモート:望月克己
- 広報:篠原洋美、富田民幸
- プロモーション協力:玉土晃、鷲山裕人、杉本潤子(角川メディアハウス)、田所茂、横沢隆(角川グループパブリッシング)
- 「超劇場版ケロロ軍曹2」製作委員会
- TVリレーションシップス:山川典夫(テレビ東京)、実松照晃 (NAS)
- 制作進行:木村大、榊原智康
- 制作補佐:向井正浩、古田丈司、石塚真吾
- 制作助手:香西千草
- 設定制作:轟大河
- 制作デスク:富川清晴
- ラインプロデューサー:田村一彦
- プロデューサー:渡辺啓之、大橋千恵雄
- アニメーション制作:サンライズ
- 製作:角川歴彦、吉井孝幸、井上泰一、橋荘一郎、永井秀之
- 監督:山口晋
- 総監督:佐藤順一
主題歌・挿入歌
- その手をつないで(主題歌)
- 歌:渡辺美里/作詞:渡辺美里/作曲:伊秩弘将/プロデュース:有賀啓雄/レーベル:エピックレコードジャパン
- KERO`T MARCH〜ソラミミングリッシュであります!〜(オープニングテーマ)
- メールのうた(挿入歌)
- よきにはからえ!(挿入歌)
- 石ころの星(挿入歌・音楽のみ)
- ナムルの純真(挿入歌・音楽のみ)
草案 及び 漫画版
この映画は第1弾同様、原作者吉崎観音が半分原案を担当している。このことは原作者本人が自身のホームページで語っている。また、豪華版DVDの特典でその一部を見ることが出来る。また、コミックス20巻にはこの原案を元とした長編が全話収録されている。原作との違いは以下の通り。
- メールが変身するのが、サブローではなく冬樹[1]。
- キルル(南太平洋)関連
- 南太平洋に出現した理由が異なっている。また、漫画版ではこのキルルが重要な役割を担っている。
- 劇場版には登場しなかったキルルのOSが登場。前後作に登場したミララやミルルに似たデザインとなっている。
- 沈没後未だ発見されていない信濃が登場する。
補足
- 映画公開に先駆けてノベライズ版が発売されている。
- この映画の主題歌を担当している渡辺美里が2007年3月にフジテレビの『笑っていいとも!』のテレフォンショッキングに出演した際、タモリにケロロの玩具をお土産として渡していた。また、「いいとも侵略であります! ケロロ軍曹」と書かれたメッセージが花輪とともに置かれていた。
- TXN各局のアナウンサーが1人ずつ特別出演しているが、そのうち現在はテレビ大阪の藁谷は元声優であり(引退後、テレビユー福島アナを経て現在に至る)、久しぶりのアニメ出演となった。
ちびケロ ケロボールの秘密!?
『ちびケロ ケロボールの秘密!?』(ちびケロ ケロボールのひみつ!?)は、2007年3月17日に公開された、劇場版ケロロ軍曹の作品。フル3D-CGで制作されている。上映時間は約16分。『超劇場版ケロロ軍曹2 深海のプリンセスであります!』と同時上映された。
ストーリー
ちびケロ達3人の秘密基地にちびプルルを誘って、ちびギロが持ってきた兄・ガルルのケロボールで奮闘するストーリー。「一生分のカレーがほしい」と言って願いが叶ったクルルは最後の最後で…!?
登場人物
- シュペペ
- 声 - 読者参加
- ちびクルルの年上の友達。薄い群青色の体色に青い帽子。青いヘッドフォンをつけている。
- 鼻に絆創膏を貼っており、額と腹部のマークも同じ。
- リノノ
- 声 - 読者参加
- ちびクルルの年上の友達。薄いオレンジ色の体色にピンクの帽子。
- 赤いリボンをつけており、額と腹部のマークも同じ。
- アニメ「ゼロロ、増えすぎ?」にて遠足のバスでプルルの前の席に座っているリノノが描かれている為、ケロロ達の同級生である事が発覚。アニメでの台詞はなし(アニメ第197話)。
- 教官パネル
- 声 - 中田譲治
- ケロボール内「訓練シミュレーション」の制御装置。
- ガルル・ギロロ兄弟の父に良く似たケロン人のパネル。
- デスゥボール
- 声 - 小桜エツ子
- ケロボールの制御装置の一種。嫉妬した様な声をするタママ二等兵に似たボールで、最後には強烈な集団になる。
スタッフ
主題歌
超劇場版ケロロ軍曹3 ケロロ対ケロロ天空大決戦であります!
超劇場版ケロロ軍曹3 ケロロ対ケロロ天空大決戦であります! | |
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監督 | 山口晋 |
製作総指揮 | 佐藤順一(総監督) |
製作 | テレビ東京・NAS・サンライズ |
脚本 | 横谷昌宏 |
出演者 | 渡辺久美子 川上とも子 小桜エツ子 中田譲治 子安武人 草尾毅 斎藤千和 能登麻美子 石田彰 池澤春菜 広橋涼 福田沙紀 ルー大柴 高山みなみ 堀江由衣 |
音楽 | 鈴木さえ子 |
主題歌 | ありえないくらい奇跡 |
編集 | 板部浩章 |
配給 | 角川映画 |
公開 | 2008年3月1日 |
上映時間 | 約96分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
興行収入 | 億円 |
前作 | 超劇場版ケロロ軍曹2 深海のプリンセスであります! |
次作 | 超劇場版ケロロ軍曹 撃侵ドラゴンウォリアーズであります! |
『超劇場版ケロロ軍曹3 ケロロ対ケロロ天空大決戦であります!』(ちょーげきじょうばんケロロぐんそうスリー ケロロたいケロロてんくうだいけっせんであります!)は、2008年3月1日に公開された、劇場版ケロロ軍曹の第3弾。上映時間は約96分。
同時上映は『武者ケロ お披露目!戦国ラン星(スター)大バトル!』。
2008年7月25日にDVD(通常版・豪華版の2バージョン)が発売された。同時上映の短編も収録されている(レンタル版には収録されていない。後に前作の短編『ちびケロ』とのセットの形でレンタル化)。2009年3月23日にBSジャパンで初めてテレビ公開された(エンディングの省略はなし。また番組冒頭で映画名が『超劇場版ケロロ軍曹3 ケロロ対ケロロ 天空大冒険であります!』と誤ってアナウンスされており、これは本作に併せて発売されたゲーム『超劇場版ケロロ軍曹3 天空大冒険であります!』とタイトルが混ざっている)。なお、この作品を井上伸一郎は「友情」をテーマにしたと語っている。
劇場版のみの登場人物
- ダークケロロ
- 声 - 渡辺久美子
- 謎の空中都市とともに現れた謎のケロン人。外見はケロロとほぼ同じだが、目元にくまのようなマークがあり、口元・お腹周り・帽子の星は黒く、帽子そのものは白くなっている。又ケロロより体色の緑が濃く、赤いマントを身に着けている。一人称は「吾(われ)」。
- 正体は第三のキルルが生み出した超詰め込み教育がなされたケロロのクローン。たった二分で地球を侵略してみせた。しかし、ケロロと冬樹たちの種族を超えた絆の力が理解できず敗北を認め、自らの手でキルルを封印する。
- キルルと共に消滅すると思われたが生存し、宇宙へと旅立つ。エンディングで地球と酷似する星に降り立ち、日向姉弟そっくりの異星人に本編第1話のケロロと同様の形で発見されていた。シヴァヴァとドルルも彼の後についていっていた。
- ナスカ
- 声 - 福田沙紀
- 冬樹とケロロ小隊が訪れた、マチュピチュ遺跡で目を覚ました謎の少女。日本(奥東京市)上空に出現した巨大な空中都市にも関連していると思われる。実は正体はミルルであった。
- ドルル
- 声 - ルー大柴
- 全身を武器化された冷酷な重装備兵。人呼んで「狂気の重装備兵」。元ケロン軍訓練兵で、ギロロと因縁がある。短い単語だけを口にする。体色は濃い青色で、帽子とお腹のマークは丸に縦線を一本加えた物になっている。両腕に機関銃をつけ、帽子の耳の部分がビーム砲になっており、さらに後頭部にはビーム砲とバーニアが付いている。
- シヴァヴァ
- 声 - 高山みなみ
- 熱血漢で、とにかく暴れるのが大好き。自称「仰天大聖」。アニメのヒーローっぽく、名乗りや決めポーズも欠かさない。体色は赤色で頭とお腹周りにはマークの代わりに金色の輪を身に着けている。また自分の体よりも長い棒を持ち、それを使って戦う。ビー厶や光弾を発射することができる。一人称は「オラっち」。
- ミルル
- 声 - 堀江由衣
- ダークケロロのサポート役を務めている。頭脳明晰で、そのハッキング能力はクルルに匹敵するほど。体色はピンクで、見た目が通常の幼少ケロン人と異なり尻尾が羽のようになっている。またナスカが身につけている服と似た服を着ていて、額と服のマークは黒と赤の逆三角形になっている。さらに帽子には猫耳のような部分がある。
- 正体は「自動判別型究極侵略兵器【キルミラン】」の“審判を下す者”。第1、第2、第3とペコポンに投入されたキルル達はそれぞれバージョンが異なり、ミルルの場合はキルルが作り出した皇帝を見極める役割も背負っている(性能上ミルルとミランは同一の製法でもって誕生した個体同士。故に容姿が似ている)。
- 訓練兵(声:高橋研二)
- アナウンス(声:増岡太郎)
- クルー(声:荻野晴朗)
- パイロット(声:前野智昭)
- 母(声:赤池裕美子)
- 女A(声:廣田詩夢)
- 女B(声:松山由紀子)
- 女C(声:日笠陽子)
- 少年(声:読者参加のため匿名)
- 子供(声:読者参加のため匿名)
- 姉(声:読者参加のため匿名)
- 妹(声:読者参加のため匿名)
スタッフ
- 原作:吉崎観音(角川書店「月刊少年エース」連載)
- 総監督:佐藤順一
- 監督・絵コンテ:山口晋
- 脚本:横谷昌宏
- 演出:山口晋、三好正人、吉村章、下田久人
- キャラクターデザイン・作画監督:追崎史敏
- メカニック設定・3Dガンダムモデル監修:石垣純哉
- 大小道具:今石進
- 作画監督:中山初絵、満仲勧、竹知仁美、糸島雅彦、小池智史
- メカ作画監督:仲盛文
- 色彩設定:中里智恵
- 美術監督:吉川洋史、田山修(旭プロダクション)
- 撮影監督:福士亨
- 編集:今井大介
- 音響監督:鶴岡陽太
- 音響効果:かげやまみつる
- 音楽:鈴木さえ子
- 音楽補:掛川陽介、本澤尚之(TOMISIRO)
- 音楽プロデューサー:福田正夫(flyng DOG/JVCエンタテインメント)、大場清史(スピードスターレコーズ)、吉田隆(ウェルコミューン)、眞野昇(サンライズ音楽出版)
- 音楽制作:flyng DOG/JVCエンタテインメント、スピードスターレコーズ
- 音楽制作協力:サンライズ音楽出版、スピードスターミュージック、ハイウェーヴ、太田プロダクション
- 音楽協力:テレビ東京ミュージック、サンライズ音楽出版
- プロデューサー:渡辺啓之、大橋千恵雄
- アニメーション制作:サンライズ、ブリッジ
主題歌・挿入歌
- ありえないくらい奇跡(主題歌)
- 歌:つじあやのとBEAT CRUSADERS/レーベル:SPEEDSTAR RECORDS
- ケロッ!とマーチ 2008(オープニングテーマ)
- 燃えろ! ケロロ(挿入歌)
- 翔べ! ガンダム(挿入歌・BGMのみ)
武者ケロ お披露目!戦国ラン星大バトル!!
『武者ケロ お披露目!戦国ラン星大バトル!!』(むしゃケロ おひろめ!せんごくランスターだいバトル!!)は、2008年3月1日に公開された劇場版ケロロ軍曹の作品。上映時間は約14分。
同時上映は『超劇場版ケロロ軍曹3 ケロロ対ケロロ天空大決戦であります!』。内容はそのままアニメ版に引き継がれている。
登場人物・声の出演
武者ケロを参照。
スタッフ
- 原作:吉崎観音(角川書店「月刊少年エース」連載)
- 監督・脚本・絵コンテ:近藤信宏
- 演出:米田和博
- キャラクターデザイン:糸島雅彦
- からくりデザイン:今石進
- 作画監督:松下浩美(スタジオびゅうん)
- 色彩設定:舟田圭一
- 美術監督:田尻健一
- 撮影監督:後藤健男
- 編集:今井大介
- 音響監督:鶴岡陽太
- アニメーション制作:サンライズ、ブリッジ
主題歌
- 天下無敵のエクササイズ
- 歌:藤崎マーケット/作詞:田中秀典/作曲:磯崎健史/編曲:飛内将大/レーベル:よしもとR and C
超劇場版ケロロ軍曹 撃侵ドラゴンウォリアーズであります!
超劇場版ケロロ軍曹 撃侵ドラゴンウォリアーズであります! | |
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監督 | 山口晋 |
製作総指揮 | 佐藤順一(総監督) |
製作 | テレビ東京・NAS・サンライズ |
脚本 | 山口宏 |
出演者 | 渡辺久美子 川上とも子 小桜エツ子 中田譲治 子安武人 草尾毅 斎藤千和 平松晶子 能登麻美子 石田彰 池澤春菜 広橋涼 水樹奈々 郷里大輔 |
音楽 | 鈴木さえ子 |
主題歌 | みんなあなたを愛してる |
編集 | 板部浩章 |
配給 | 角川映画 |
公開 | 2009年3月7日 |
上映時間 | 約78分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
興行収入 | 億円 |
前作 | 超劇場版ケロロ軍曹3 ケロロ対ケロロ天空大決戦 であります! |
次作 | 超劇場版ケロロ軍曹 誕生!究極ケロロ奇跡の時空島であります!! |
『超劇場版ケロロ軍曹 撃侵ドラゴンウォリアーズであります!』(ちょーげきじょうばんケロロぐんそう げきしんドラゴンウォリアーズであります!)は2009年3月7日公開の劇場版ケロロ軍曹の第4弾。上映時間は約78分。同時上映は『ケロ0 出発だよ! 全員集合!!』。
本作から、前々作と前作についていた劇場版の作品ナンバーがタイトルから無くなっている。劇中で、『機動戦士Zガンダム』にでてくるアッシマーらしき輸送機が出てくるが、撃墜され『犬神家の一族』の名シーンの様になっていた。また、過去3作品ではチョイ役であった日向秋が本作ではストーリー本筋に絡んでくる。この作品を井上伸一郎は「誕生」をテーマにしたと語る。
2009年7月24日にDVD(通常版・豪華版の2バージョン)が発売された。同時上映の短編も収録されている(レンタル版には収録されていない)。2010年3月22日にBSジャパンで初めてテレビ公開された(エンディングの省略はなし)。2010年3月26日にはテレビ東京で地上波として初めて放映された。
劇場版のみの登場人物
- フェリシタシオン・ドゥ・ドラクーン(シオン)
- 声 - 水樹奈々
- 桃華の親友でドラクーン家の当主。両親が亡くなって以来、家に篭もりがちであった事により家庭環境が厳しくて、学校へ行けず桃華以外の友達はいなかった。アンチバリアで見えないはずのケロロ小隊を普通に見ることができる。世界中のあちこちに巨大なアーチ「竜のしっぽ」を出現させた張本人であり、その目的は地球に眠っていた巨大な竜「地球竜」を蘇らせるためである。そのプロセスに従ってケロロ以外の小隊メンバー全員を記憶を失った凶悪なドラゴンに変えてしまった(後にケロロも自分の意思でドラゴンになるが他のメンバー同様暴走してしまうことになる)。地球竜を蘇らせると地球が死の星になってしまうと聞かされ、ケロロ達に地球竜の卵がモン・サン・ミシェルに隠されていることを伝えた。後に暴走したドラゴンの角に触ると正気に戻せると知り、ドラゴン化したケロロに「私を地球竜の所まで連れてって」と頼み、暴走した地球竜を正気に戻そうと奮闘する。
- ピエール
- 声 - 郷里大輔
- シオン御付の執事。シオンのことをとても大切に思っている様子。ポールと何らかの因縁があるようだ。
- 相撲が得意らしく執事服の下にまわしを付けており、さらに相撲をする際、髪の一部が髷に変化する。これは対峙したポールの格好から見るにストリートファイターシリーズに登場するエドモンド本田がモチーフであると思われる(ピエールの声を演じた郷里はストリートファイターII MOVIEにおいて同キャラの声を演じている)。
- 地球竜(ちきゅうりゅう)
- 地球の中心部で眠っていた謎の竜。クルルによると数万年前、ドラゴン型の宇宙生物があちこちの惑星に卵を産みつけたらしく、地球竜もその内の1つらしい。ただしドラクーン家に地球竜に関するマニュアルが最低でも地球歴1897年製(マニュアルに書かれたモン・サン=ミシェル寺院が現在の形に完成した年)である事から、このドラゴン型宇宙生物を利用した何らかの侵略・破壊的な何かに利用する為に宇宙人がドラゴンの習性を理解・応用した事が事実上明らかになっている(孵化にはケロン人が絶対条件である事から、ケロン軍もしくは他組織による人工生命体の一種であるとも取れる)。
- 卵は惑星のエネルギーを自分だけの養分にして、新しいドラゴン型の生物になって飛び立つらしく、劇中登場した個体は腹部に卵を抱えている、というより卵から顔や羽が生えている。
- テララ
- 声 - 大谷育江
- 劇中の最後の最後で登場するケロン人似の生物。クルル曰く、地球竜が地球に全エネルギーを返還した時に発生した余剰物質であるという。シオンによると地球竜の思いやりの心が詰まっているらしい。テララという名前はシオンがずっと前から考えていた名前だという。
- 密漁者
- 声 - はらさわ晃綺、増岡太郎
- 感じの悪い2人組でアフリカの砂漠でゾウの密猟を行っていた。2頭のゾウを銃で撃ち殺そうとした所をドラゴン化したドロロに止められ、乗っていた車を剣で真っ二つにされる。
- TVレポーター
- 声 - 加藤夏希
- ドラゴンとなったケロロ小隊が世界中に現れた時に、その事をレポートしていた人。
- 観光客
- 声 - 河村唯(アイドリング!!!12号)、朝日奈央(ラブベリー/アイドリング!!!15号)
- モン・サン・ミシェルに観光に来ていた普通の地球人。
主題歌・挿入歌
- みんなあなたを愛してる(主題歌)
- ケロロ・ジャポ〜ン!(オープニングテーマ)
- 星のささやく物語 (挿入歌)
関連項目
ケロ0 出発だよ! 全員集合!!
『ケロ0 出発だよ! 全員集合!!』(ケロゼロ しゅっぱつだよ! ぜんいんしゅうごう!!)は、2009年3月7日に公開された劇場版ケロロ軍曹の作品。
同時上映は『超劇場版ケロロ軍曹 撃侵ドラゴンウォリアーズであります!』。
劇場版のみの登場人物・声の出演
主題歌
- Space Roller Coaster GO GO!
- 歌:JAM Project with NICE GIRLμ/作詞・作曲:影山ヒロノブ、編曲:R・O・N/レーベル:ランティス
超劇場版ケロロ軍曹 誕生!究極ケロロ 奇跡の時空島であります!!
『超劇場版ケロロ軍曹 誕生!究極ケロロ奇跡の時空島であります!!』(ちょーげきじょうばんケロロぐんそう たんじょう!きゅうきょくケロロきせきのじくうじまであります!!)は2010年2月27日に公開された、劇場版ケロロ軍曹の第5弾であり『劇場版5周年記念』。同時上映は第1弾以来久方ぶりの非スピンオフ作品『超電影版SDガンダム三国伝 〜Brave Battle Warriors〜』。
『超劇場版ケロロ軍曹 撃侵ドラゴンウォリアーズであります!』内にて公開が発表された。
前作では日向冬樹の本来の声優である川上とも子が休養の合間に出演したのに対し、本作では現在川上の代役で出演している桑島法子が冬樹の声を担当する。桑島の出演は上記の「超劇場版ケロロ軍曹2 深海のプリンセスであります!」以来であり、同時に過去4作品に登場しなかったアリサ・サザンクロスが初めて劇場版に登場する。
主題歌は平原綾香が担当するが、ビクターエンタテイメント所属ではない歌手の起用は3作ぶりである。また、オープニングテーマを高田純次、松元環季が担当し、松元は声優としてもラナ役で出演する。
テレビ東京系列『ピラメキーノ』とのコラボレーションとして2010年2月22-25日まで番組内『ピラメキたいそう』コーナーにケロロ軍曹が出演。また劇場で番組コラボグッズのハンカチも販売された。
2010年2月27-28日の興行通信社調べの映画観客動員ランキングで初登場第6位、ぴあ初日映画満足度ランキングで第3位となっている[2]。
ストーリー
ある日冬樹のもとに届いたケロロそっくりの奇妙な石像。その謎を解き明かすためにケロロと冬樹の大冒険が始まる。遥か地球(ペコポン)の裏側の神秘に満ちた絶海の孤島イースター島が舞台。そこに駆けつけたケロロ小隊と仲間達の前に現れたのは、愉快な精霊マナ、不思議な双子イオとラナ、永い眠りから復活した恐るべき伝説の邪霊アクアク。
果たして石像の正体は?そして驚きの「究極の戦士(ケロロ)」とは?劇場版5周年の今回は、シリーズ最大・最凶の敵と大激突。ケロロ小隊はどうなる!?
劇場版のみの登場人物
- イオとラナ
- 声 - 本城雄太郎(イオ)、松元環季(ラナ)
- イースター島に住まう不思議な双子の兄妹。2人共脳天にある2本のアホ毛と腹に刻まれた色違いのマークに白色のヘッドバンド、紫色の瞳が特徴。
- 青緑の髪に水色のマフラーと腰巻をして、腕と手首に緑色のペイントが1本刻まれているのが少年のイオ、紫の髪に黄色の晒に腰巻とペンダントをして、腕と手首に桃色のペイントが2本刻まれているのが少女のラナである。
- マナ
- イースター島の精霊。とても愉快で、赤、水色、黄色、紫の4色のマナが存在している。
- アクアク
- 声 - 千葉繁
- イースター島に伝わる邪霊。不気味な姿をしており、紫色の塊に3本の手が生え、目らしき物と4つの二重丸の様な赤いマークが刻まれている。
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- アクアクギロロ
- アクアクがギロロを飲み込んで知識や外見をコピーした姿。
- アクアクタママ
- アクアクがタママを飲み込んで知識や外見をコピーした姿。
- アクアククルル
- アクアクがクルルを飲み込んで知識や外見をコピーした姿。
- アクアクドロロ
- アクアクがドロロを飲み込んで知識や外見をコピーした姿。
主題歌
- ケロパック[3] (主題歌)
- 歌:平原綾香/作詞:平原綾香/作曲:Pyotr Ilyich Tchaikovsky/編曲:坂本昌之/レーベル:ドリーミュージック
- メンドク星(せい)マーチ (オープニングテーマ)
原作
それまで草案などは存在していたが、本作は漫画版のエピソードを原作としている。漫画版のエピソードもネブラの正体を知る上で重要な話となっている。劇場版との違いは、以下の通り。
- 劇場版ではイオとラナの二人が登場しているが、原作ではイオと瓜二つな少年が一人だけ登場している(ただし、彼のしている腰巻が異なっている)。
サウンドトラック
製作委員会
同作の製作委員会について記述する。同作の製作委員会は以下の企業から成り立つ。そのうち、NTTドコモはシリーズ4作目より。
- 参加企業
関連項目
注
- ^ メール役の桑島法子は、川上とも子の代役として日向冬樹役を演じている。
- ^ 『アバター』公開10週目で初のランクダウン!『パーシー・ジャクソン』が1位に!-3月1日版【映画週末興行成績】MSNエンタメ 2010年3月2日
- ^ 原曲・「くるみ割り人形」より 〜トレパック〜
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