グリーンリーヴス・エンタテインメント
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「Wake Up, Girls!」の記事における「グリーンリーヴス・エンタテインメント」の解説
松田耕平(まつだ こうへい) 声 - 浅沼晋太郎 事務所のマネージャー。居酒屋で社長にスカウトされた駆け出しで、作中ではマネージャー歴1年3ヶ月である。宮城県加美町出身。社長の指示により、あてもなく街中でスカウトを行うことになる。芸東京の三流大学に進学しアーティストを目指していたが、挫折して地元・仙台に帰郷している。 仕事の面に際しては契約書に目を通さないなど抜けており、丹下やWUG!のメンバーに揶揄されている面もあるが、次第に業務をそつなくこなすなどの成長が見られる。早坂の厳格な手法を多少不満に思っている。 丹下順子(たんげ じゅんこ) 声 - 日髙のり子 事務所の社長でWaKe Up, Girls!のプロデューサー。熊本県出身。血液型はAB型。ヘビースモーカーで禁煙の場所でも平気で吸っている。東京・大阪で事務所を経営した後、仙台の地に流れ着いた。 後の人気デュオTwinkleの世話をしていたことがある。仙台においてもタレントを何人か育成していたが、退社や廃業によって所属タレントがゼロの状態に陥る。その際、たまたまテレビに映っていた「I-1club」を見て、半ば思いつきで社運を賭けたアイドルグループの立ち上げを決める。部下の松田にムチャぶりでタレント探しを命じ、しょっちゅう罵詈雑言を浴びせるが、外面は非常によい。紆余曲折を経てWUG!結成に漕ぎつけるが、デビュー直前に「愛するダーリンが緊急事態のため」として事務所の運転資金を持ち出して失踪する が、悪びれもせずに社長業に復帰する。その後、劇場版「Beyond the Bottom」において、かつて所属していたタレントのサファイア麗子こと佐藤勝子の病気の費用と面倒を看るためという理由が明かされた(劇場版「青春の影」でも、東京の病院で勝子を見舞っている描写がある) 真夢との初対面シーンで「大きくなったわね」と声をかけており、昔の真夢を知っているらしいことが示唆されたが、この伏線は最後まで回収されなかった。 「I-1club」とI-1club社長の白木の過去を知っており、早坂が事務所を訪れた際に「I-1club」に断りを入れたか気にするなど「I-1club」とは極力対立を回避する姿勢が見られる。「青春の影」で、丹下は30年前に白木がプロデュースした「セイント40」の元メンバーであり旧知の仲だったことが明かされる。東京へ進出する際に白木へ挨拶した際、忠告とセイント40時代の写真を受け取った。佐藤勝子とは「セイント40」のメンバー同士で、セイント40が辞めた後もタッグを組んでいた。 早坂相(はやさか たすく) 声 - 鈴村健一 世界で活躍している音楽プロデューサーでI-1clubのプロデューサーとしてスターダムに押し上げた立役者の1人。(ただし真夢が在籍していた時期とは重ならないともされている)。WUGに対し無償でレッスン、楽曲の提供、大型イベントへの斡旋などを行う。 仙台のライブハウスでライブを見たことがきっかけで興味を持ち、丹下に「Wake Up, Girls!に関する全権をしばらく自分に預けるかわりに、自らノーギャラでプロデュースする」という破格の条件を持ちかける。丹下と契約書を交わす際、金銭には大した興味はなく、原石のアーティストを磨きあげるなどの仕事に情熱が持てるかが生き甲斐だったため、既にスターダムに上がったI-1clubへのプロデュースの興味は失ったと語っている。その後、毎週1回来仙しWUG!に体力向上や基礎訓練などのレッスンを行う他、月に2回、1日3回公演のライブ公演を命じる。後に能力と覇気が劣る藍里に解雇通告を行い、他のメンバーにも、藍里を守るために全員解雇か、藍里を切るかの選択を迫るも、藍里の説得とメンバーに課した他の条件を守らせたことで脱退宣告などを撤回する。 その後「アイドルの祭典2014」の出場を決めWUG!に宣告し、その出場のため作詞作曲した「極上スマイル」や決勝用に「7Girls War」を提供している。 劇場版「青春の影」では、東京への進出が決まると浮かれているWUG!を心よく思っておらず、メジャーデビューのレコーディングにもディレクションせず、2ndシングルの参加を断った。しかし松田によりWUG!の現状を知り、テレビの様子やbvexの担当者の振る舞いを見て心変わりし、WUG!にアイドルの祭典に再度参加することを提案し、その条件に新曲「少女交響曲」を提供した。ただしアイドルの祭典の決勝での曲提供は、自分(早坂)に頼らないWUG!の本当の実力を見たいという理由から断った。 佐藤勝子(さとう かつこ) 声 - 佐久間レイ グリーンリーヴスに所属していた歌手。芸名はサファイヤ麗子。「Beyond the Bottom」のみに登場するが、「七人のアイドル」には、サファイヤ麗子時代の宣材写真が登場している。TVシリーズで、丹下が会社の金を持ち逃げしたのは、彼女を助けるためだったという理由が映画で明かされる。 丹下とはアイドルグループ「セイント40」のメンバーとして以来の仲であり、セイント40の歌を作詞・作曲をゴーストライティングしゴールデンディスク大賞を受賞した過去を持つ。丹下にアイドルの祭典の新曲を依頼され渋っていたが、ダンスの自主練習をしていたWUG!を見て考えをあらため、新曲「Beyond the Bottom」を提供する。アイドルの祭典の決勝の時には丹下からまた事務所に入らないかというオファーを受けた。
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