オジャママンのメカ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/24 09:33 UTC 版)
「タイムパトロール隊オタスケマン」の記事における「オジャママンのメカ」の解説
アンドロメダマ号 オジャママン専用の宇宙船で、ハゲタカのような外観の乗り物。オジャママンとして活動する際は翼を折りたたんで首と脚とブースターを収納し、倒立してブースターを収納した部分からダミーの頭部を出してふくろう型のオジャマメカに偽装する。オタスケサンデー号同様、目玉後部に操縦席がある。内部には銅鐸状の変身カプセルが3〜4個あるが、ヘンシングマシンのように自動的にスーツを装着する事は出来ないので、オジャママンは中で自力で着替える(オジャママンは「ボディー・チェーンジ!!」と称している)。本作品ではドクロマークの色が赤から緑に変更されている。 最終回でオオボラー大彗星が地球へ激突する見込みと知ったゲキガスキーが共に脱獄したオジャママンを乗せて自動操縦で大彗星へ特攻をかけ、大彗星もろとも宇宙の塵となって消滅した。衝突の直前に本機からは、四つの詳細不明の物体が大彗星とは別方向に放出(正確には最初に3つ、少し遅れて1つ)されているのが画面から確認できるが、ナレーションではその事には一切触れられず、オジャママンも全員生死不明として扱われ、衝突を見届けたヒカル、ナナ、東南長官らはオジャママンたちが命を捨てて地球を救ったと捉えて泣きながら爆発の場面を見つめている。 現地移動用メカ(劇中では名称は明かされなかった) 一見すると『ゼンダマン』に登場するシャレコウベメカの色違いのようなメカ。アンドロメダマ号に格納され、『タイムボカン』のタイムガイコッツ及び『ゼンダマン』のシャレコウベメカ同様にさまざまな装備を付けて出撃する。メカ爆発時に一瞬のみ姿を現す。「ドクロメカ」「ドクロン号」と表記している文献もある。よく自爆で爆発している。 顔メカ 第1話 - 第19話に登場した、オジャママンの戦闘用メカ。人間の顔に車輪やキャタピラなどを付けた外見となっている。モデルは、ナポレオン1世やベートーヴェンなどのような行った場所に因んだものから、アターシャ・セコビッチ・オタスケマン・東南長官といったレギュラー陣、さらには出演声優に至るまでバラエティに富んでいる。 アニマル合体メカ 第20話 - 第33話に登場。2種類の動物を合体させた外見となっている。名称は河童とライオンで「カッパライ」、ブタとウマにマントを付けて「トンウマノマント」(トンマノマントのもじり)とかなり捻った命名がなされている。また第23話のネズミコゾウ(鼠小僧に因んでネズミと子供のゾウを合体)だけは、セコビッチが失敗の責任をアターシャに責められた末に失踪したため、ゲキガスキーが製作した。 巨大海洋生物メカ 第34話 - 第40話に登場。サンマやヒラメといった魚類や、クジラやタカアシガニといった水中生物をモデルとしている。見かけは巨大(巨大でないのもある)だが、予算の関係上、すぐ外装が剥がれて骨だらけになってしまう。 世界の珍獣メカ 第42話 - 最終回に登場。文字通り珍しい動物をモデルにしている。今でこそメジャーになったウーパールーパー(劇中では「アホロートル」と呼称)やエリマキトカゲも、この時登場している。またこの頃になると「移動用メカ」を内蔵せず、アホロートルメカはシートが十字状になった「最新型十文字コクピット」、第50話のセンザンコウメカのコックピットはブランコ状になっている(これは、メカが回転体当たり攻撃をするため)など、様々なコクピットが登場した。今週の山場 『タイムボカン』の「今週のハイライト」に匹敵する、オジャママンメカの最終兵器や作戦。「ハイライト」同様に毎回失敗してメカの爆発につながる。やられ方は「ハイライト」同様「救援メカに兵器を返されて爆発」や「オタスケメカが何もやらずに自爆」だが、まれに「オタスケメカの攻撃で爆発」というのもある。なお「ハイライト」で見られた「止めのボタン押し役決め」は行われない。
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