イノベーターによる事件の関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 10:22 UTC 版)
「ダンボール戦機」の記事における「イノベーターによる事件の関係者」の解説
イノベーターが引き起こした事件の首謀者や実行犯。 海道義光(かいどう よしみつ) 声 - 藤本譲LBX:月光丸、カイザ(AX-02) 海道財閥会長で、LBXを管轄する先進技術庁の長官(アニメでは「先進開発省大臣」)、国会議員。海道ジンの義理の祖父でもある。9年前から先進技術庁長官を務め続けており、財前宗佑内閣となってからは、LBXの扱いを巡り財前と政敵として対立する。正規の政治活動とは別に、この国を正しい方向に導き理想の世界へ変革するためとして、秘密結社「イノベーター」を結成しているが、その実態は、軍需とエネルギーの利権を海道義光自身に集中させるための組織で、首領としてテロ活動を仕掛けている。イノベーターの内外で善良な意図を持つ人物を演じており、イノベーターの部下・八神英二や義孫の海道ジンも、海道義光の悪事が露見し始めた当初は、善良だった人物が心変わりしたと思っていた。 檜山蓮(ひやま れん)/レックス 声 - 東地宏樹LBX:Gレックス → イフリート コーヒーショップ「ブルーキャッツ」のマスターで、同店の地下で行われるLBX大会「アングラビシダス」の主催者。28歳。伝説のLBXプレーヤー「レックス」という別の顔も持っている。宇崎拓也と同じく山野淳一郎の元助手で、山野と共にイノベーターに捕われていたが、一足先にイノベーターの研究施設から脱走している。 実は、蓮の父親はかつて次世代エネルギー研究所の建設途中に起きた事故で海道義光から事故の全責任を着せられたまま死亡した上、一家は世間のバッシングを避けるために離散していた。蓮はシーカーの一員として行動しつつ、海道を暗殺しアンドロイドとすり替えた。しかし「管理戦争」という世界の闇を知ってしまい、海道の裏にある大きな悪意を倒すとの考えから、世界中の首脳が集まるNシティにサターンを墜落させて彼らを粛清するというテロを実行しようとした。 黒木(くろき)/ 目黒(めぐろ) 声 - 樋口智透(黒木)/ 渡辺明乃(目黒)LBX:アヌビス イノベーターの白の部隊所属の2人の少年。アルテミスにて灰原ユウヤのチームメイトとして出場し、灰原ユウヤへの攻撃の指示、白の部隊へのCCMスーツの調整実験の報告やデータ収集等を行った。 神谷コウスケ(かみや コウスケ) 声 - 古島清孝LBX:ルシファー → シャドールシファー 神谷グループ会長である神谷藤吾郎の息子で、幼いころからLBXの英才教育を受けている天才プレイヤー。17歳→18歳(W)。LBX工学を学ぶために海外に留学していたが、イノベーターから灰原ユウヤが失われたため、彼に代わる切り札として帰国した。自分は神に選ばれた男だと発言する所詮ナルシストで、「灰原ユウヤの代わり」と呼ばれることを快く思っていない。左右の瞳の色が違うオッドアイだが、普段は眼帯で片方の目を隠している。 神谷藤吾郎(かみや とうごろう) 声 - ふくまつ進紗 神谷グループの会長。神谷コウスケの父。海道義光の側近的存在で、神谷重工を通じてイノベーターに密かに武器やLBXの供給を行う。軍需による自社利益のために「戦争」を待ち望んでおり、海道の謳う「理想の世界」に同調している。 司令官 - 加納義一(かのう ぎいち) / 藤堂三良(とうどう みつよし) / 貞松四郎(さだまつ しろう) 声 - 高瀬右光(加納義一) / 徳山靖彦(藤堂三良) / 高口公介(貞松四郎) イノベーターの各実動部隊の司令官たち。加納義一は科学部隊「白の部隊」の司令官で、灰原ユウヤの人体改造を執り行うマッドサイエンティスト。藤堂三良は政治工作部隊「青の部隊」の司令官で、財前宗助を暗殺すべくジャッカルを雇い刺客として送り込んだ。貞松四郎は軍事部隊「赤の部隊」の司令官で、海道の理想を信じ、タイニーオービット社への襲撃などを行う軍人。
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