世界の闇
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/09 10:15 UTC 版)
「バトルスピリッツ ブレイヴ」の記事における「世界の闇」の解説
地球にコアのテクノロジーをもたらし、そうしながらも一度世界を滅ぼし、新世界の創造を目論んだ異界王を、悪と断じて倒したダン。その後に待っていたのはまさに生き地獄だった。 最初は世界を救った英雄としてもてはやされたダンたちコアの光主だったが、彼らは異界王との戦いの中で世界の抱える矛盾に気付いていた。混乱と平和、飢餓と飽食、疫病と医療、戦争と外交、悲惨な暮らしをする人も多くいる一方で豊かに暮らす人々がいる矛盾、そしてそんな世界を経済を通じて陰からコントロールするフィクサーの存在を公表し、矛盾と戦おうとした。 しかし異界王とも結託したこともあったフィクサーはダンたちを疎ましく思い、情報操作による世論誘導でダンたちを潰しにかかった。結果として『噂』により、ごく普通の友人は勿論、家族からも手のひらを返され、孤立していく。ダンたち光主は、噂や情報を信じた市井の人々から、時には「異界王を連れてきた存在」と言われることもあるなど謂れもない中傷を受け続け、心は傷ついていった。それでも戦おうとしたダン達だったが、ついにはダンの戦友だった百瀬勇貴もフィクサーの手にかかってしまう。 絶望の中でかつてのダンは、異界王の抱えていた世界への怒り・憎しみをようやく理解すると共に、それらに囚われないように、かつての異界王のようにならないようにするために、全てを捨ててバトスピにのめり込んでいくこと以外に道は残されていなかった。
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