アーケードグランプリDX
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「マリオカート アーケードグランプリ」の記事における「アーケードグランプリDX」の解説
2013年7月25日『マリオカート アーケードグランプリ デラックス』(MARIO KART ARCADE GP DX)が稼働開始。2013年2月開催の『ジャパン アミューズメント エキスポ2013』に出展された。 筐体は16:9のワイド液晶モニターを搭載。デザインも白を基調とし、LEDの電飾がついた。シリーズ初のネットワーク対応になり、前作までの筐体では遊べない。 システム基板は前作まではナムコ・セガ(後のセガ・インタラクティブ)・任天堂が協力して開発したトライフォースだったのに対し、Windows7(組み込み向けのWindows Embedded 7)搭載のPCベースである、SYSTEM ES3に変更されている。 実況は松本梨香が担当。 ALL.Netによるアップデートやランキングなどに対応する。 「タイムアタックモード」「実況のON/OFF切り替え」は廃止(なお、下記の第7回アップデートでタイムアタックモードは別の仕様として復活した)。 使用カードは従来の磁気カードからバナパスポートカードに変更される。 2人チームの合計ポイントを競う「ふたりで協力モード」や、全国のプレイヤーの分身(ゴーストカー)と対戦してポイントを貯めていく「分身バトルモード」(同社が先に稼働させている「湾岸ミッドナイト MAXIMUM TUNE 4」にも同様のモードがある)が新たに実装された。「ふたりで協力 - 」は『マリオカート ダブルダッシュ!!』での協力プレイからさらにパワーアップされた、運転とアイテム使用を2人で分担する「合体カート」も登場する。 「マリオコイン」にて加速は行われなくなり、ゲーム終了後にアイテム・スペシャルカート・隠しキャラがランダムで手に入る「タマゴスロット」と呼ばれるガチャガチャを回すためにのみ使用する(マリオコイン50枚で1回挑戦できる)。 『マリオカート7』で登場した、空を飛ぶ・水に潜るといったシチュエーションを実装。 新たにクッパJrと、『太鼓の達人』から「どんちゃん」が参戦したが、前作に登場したミズパックマン、アカベイ、まめっちは参戦しない。また、クッパJr、ワリオ、ワルイージは隠しキャラとなっており、タマゴスロットで手に入れないと使用できない。 アップデート履歴 第1回:2013年12月18日追加キャラクター「ロゼッタ」 スペシャルコード認識機能の実装 - 専用QRコードをモニター上部のカメラに認識させることでキャラクターの「きせかえバリエーション」やアイテム・カートセットが追加される。きせかえキャラはキャラ毎に設定されたスペシャルアイテムが使用可能である。 第2回:2014年7月30日追加キャラクター「メタルマリオ」 「分身バトルモード」を「全国対戦モード」にリニューアル - 同時に本作のメインモードに昇格した。 「チームで対戦モード」の追加 ドリフトブーストの実装 第3回:2014年12月17日「全国対戦モード」を都道府県別対戦ルールに刷新 新しいカートの追加 - 刷新された「全国対戦モード」で全国制覇すると獲得できるカートも実装。 ミラーコースの実装 - 全てのモードでミラーコースの選択が可能。 第4回:2015年7月28日追加キャラクター「ベビィマリオ」「ベビィピーチ」 第5回:2016年4月21日追加コース「パックマンスタジアム」「ナムコサーキット」 - グランプリモード以外でプレイ可能 ジャンプドリフトの仕様変更 「ふたりで協力モード」をバナパスポートカード専用モードに変更 「チームで対戦モード」の削除 その他ゲームバランスなどの調整 第6回:2017年6月6日追加キャラクター「デイジー」 第5回アップデートの追加2コースがグランプリモードでも「パックマンカップ」として実装(100cc以上) アイテム・カート・きせかえバリエーションの一部が、グランプリモードの各カップのクリア賞品となる。 グランプリモード50ccの3カップの構成が「2コース×2回」から「2コース×1回」に変更。 大型アップデートではないが、2018年10月10日に、追加キャラクターとして「キングテレサ」が実装された。 第7回:2018年12月18日追加キャラクター「ジュゲム」 追加コース「バナナンラビリンス」「DKジャングル」 - グランプリモードでは「ドンキーコングカップ」として実装(100cc以上) タイムアタック・ランキングを実装 - グランプリモード100cc以上でICカードを使用することで参加可能 写真撮影機能を改善、結果表示の演出を強化。 バンダイナムコアミューズメント、セガ・インタラクティブ、コナミアミューズメントのアーケードゲーム用ICカード相互利用サービスである「Amusement IC」に対応。同時にAimeとバナパスポートの他にも、e-AMUSEMENT PASS(e-AMUSEMENT PASSはAmusement IC対応カードのみ)が使用可能となった。 第8回:2020年12月10日新モード「ミドリこうら投げ放題モード」が追加。「みんなで対戦」を遊んだ後、コンティニュー画面で「ミドリこうら投げ放題!であそぶ」を選択すれば対戦可能。その名の通り、アイテムはミドリこうらのみであり、アイテムボックスを獲ればバンパーが装着され、攻撃を防ぐ。 隠しキャラクターであったワリオが初回から使用可能になった。
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