アメリカによるシリアへの空爆と北朝鮮問題とは? わかりやすく解説

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アメリカによるシリアへの空爆と北朝鮮問題

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/31 14:46 UTC 版)

第3次安倍内閣 (第2次改造)」の記事における「アメリカによるシリアへの空爆と北朝鮮問題」の解説

別項日米首脳会談の後に北朝鮮アメリカ本土射程に入る中長距離弾道ミサイル北極星2号」を発射。これについて3月7日北朝鮮労働新聞は「有事の際、在日米軍攻撃する部隊参加した」と報道した。このミサイル発射を受け、安倍首相トランプ大統領電話会談し、「北朝鮮脅威新たな段階入っていることを日米確認した」との認識示した2017年4月6日アメリカホワイトハウス米中首脳会談が行われていたが、その裏トランプ大統領アメリカ軍シリアへの空爆指示しトマホーク59発を撃ち込んでいた。空爆理由としてトランプ大統領後日シリアアサド政権化学兵器使用したことに対して対抗措置としている。尚、この攻撃対し日本政府支持表明した。そしてこの突然の空爆は、「アメリカ北朝鮮に対して先制攻撃辞さない」というメッセージであるとの見方もあった。 2017年4月入りアメリカ北朝鮮対す軍事的な対抗措置いくつか検討し始めたトランプ大統領は「全ての選択肢テーブルの上にある」と述べ北朝鮮へ先制攻撃金正恩朝鮮労働党委員長斬首作戦などのオプションがあることを示した。これに対し北朝鮮アメリカ戦争になった場合在韓米軍在日米軍なども標的になると述べるなど、互いに挑発し合うチキンレース状態になった4月15日は故・金日成主席生誕105周年記念日で北朝鮮核実験ミサイル発射実験などをすることが予想されいずれか行なった場合アメリカ北朝鮮先制攻撃するという報道もあった。その日軍事パレードではアメリカ本土にも届く新型ミサイルICBM大陸間弾道ミサイル)などが公開されるなど、近年北朝鮮の軍事力の発展誇示したとなった実際ミサイル発射したものの数秒で空中爆発失敗したため、アメリカによる攻撃行われなかった。またこの頃アメリカハリス太平洋軍司令官原子力空母カール・ビンソン空母打撃群率いて朝鮮半島沖に派遣させるなど緊張度合い増していった。これについてトランプ大統領は「非常に強力な艦隊送り込んでいる」とした、声明発表した4月後半には日本海上自衛隊護衛艦さみだれ」と「あしがら」が、カール・ビンソン率い打撃群と西太平洋合流し共同訓練行った安倍首相4月13日参議院外交防衛委員会において、北朝鮮ミサイル弾頭化学兵器であるサリン付けて着弾させる能力があると述べ北朝鮮脅威危機感示した。さらに自衛隊現行のミサイル防衛体制には限界があるとの認識示した。また首相は「ミサイル防衛能力いわゆる抑止力にはならない打撃力としての抑止力アメリカ依存している」と説明した。さらに「現実踏まえ抑止力をしっかり持つべきだという議論が当然ある」と述べ自民党進め敵基地攻撃能力保有向けた議論期待した。また朝鮮半島危機に対して日米韓で緊密に連携していくことで一致した4月25日朝鮮人民軍創設85周年に当たる日であるため、この日も核実験懸念があった。しかし実際に大規模な火力演習とどめた労働新聞は「米韓両国先制攻撃妄動続けるなら、米韓への先制攻撃加える」と報道した。 この問題においてアメリカかねてより中国の対応に期待している。トランプ大統領は「中国が何もしないならアメリカ単独行動する」という趣旨発言をしていた。また日本政府同様に中国の対応に期待感示した当の中国はあくまで平和的解決主張しており、朝鮮半島において米朝武力衝突望まないとしている。 5月14日北朝鮮は再びミサイルの発射実験行なった発射したミサイルは「火星12」と呼ばれるもので、飛行距離約780km、最大高度は2110kmとされる北朝鮮は「新型ミサイルの発射成功した」と報じたミサイル日本の防空識別圏に約20km入り津軽海峡から西に約420kmの地点落下した

※この「アメリカによるシリアへの空爆と北朝鮮問題」の解説は、「第3次安倍内閣 (第2次改造)」の解説の一部です。
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