ミサイル防衛能力とは? わかりやすく解説

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ミサイル防衛能力

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/25 14:19 UTC 版)

あたご型護衛艦」の記事における「ミサイル防衛能力」の解説

こんごう型違い竣工当初からミサイル防衛での使用考慮して建造されているが、竣工当初弾道ミサイル捜索追尾のみ可能とされ、弾道弾迎撃ミサイル発射能力有しなかった。その後23中期防で、AWSバージョンアップとともにイージスBMD5.0CUシステム導入して弾道弾迎撃ミサイル発射能力付与することが決定した平成24年度予算から複数年度に亘ってBMD艦化改修費が予算化されており、あたごは2016年7月から、あしがら2017年7月から改修工事入っている。

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ミサイル防衛能力

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 13:36 UTC 版)

こんごう型護衛艦」の記事における「ミサイル防衛能力」の解説

JFTM-1「ステラー・キジ」でSM-3発射するこんごう」 JFTM-2「ステラー・ハヤブサ」で発射されSM-3イージス弾道ミサイル防衛システム」も参照 1993年5月29日北朝鮮によるミサイル発射実験受けて同年12月日米による戦域弾道ミサイル防衛TMD検討作業部会設置され日本でもミサイル防衛能力について本格的な検討開始された。また平成7年度からは、正式に我が国防空システム在り方に関する総合的調査研究」に着手した。そして1998年8月31日テポドン1号発射実験受けて対処手段具体検討入り1999年より海上配備型システムについて日米共同技術研究開始され2003年12月には、「弾道ミサイル防衛態勢整備」を閣議決定した。そして2004年4月航空自衛隊のパトリオットミサイル・システムの能力向上BADGEシステム改修とともにこんごう型へのBMD能力付与決定された。 まず平成16年度予算で、「こんごう」にイージスBMD 3.6システム搭載されて、AN/SPY-1DレーダーおよびMk.41 VLS所定改修施されSM-3ブロックIA弾道弾迎撃ミサイル運用対応した改修工事2007年8月完了し同年12月17日には、カウアイ島沖の太平洋ミサイル試射場での迎撃実験(JFTM-1「ステラー・キジ」)において模擬弾道弾直撃破壊成功した。 続く平成17年予算では「ちょうかい」が改修され2008年11月迎撃実験(JFTM-2「ステラー・ハヤブサ」)を行ったミサイル動作不良のため標的破壊には失敗したものの、艦のシステム正常に動作した平成18年度予算では「みょうこう」が改修され2009年10月迎撃実験(JFTM-3「ステラー・ライチョウ」)を行い目標破壊成功した。また平成19年度予算では「きりしま」が改修され2010年10月迎撃実験(JFTM-4「ステラー・タカ」)を行い、こちらも目標破壊成功した。 これらの艦に搭載するSM-3ブロック1Aミサイルは、有償援助調達FMS)によって36発が購入された。上記のとおり、各艦が1回ずつの迎撃実験行っており、毎回1発ずつを発射していることから、残弾は32発である。これらのミサイル調達や各艦のBMD改修迎撃実験などに要したコストは、合計で約1,500億円であった

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