やる気スイッチ
やる気スイッチグループ
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/14 05:35 UTC 版)
種類 | 株式会社 |
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略称 | やる気スイッチG |
本社所在地 | ![]() 〒104-0032 東京都中央区八丁堀二丁目24番2号 八丁堀第一生命ビル 北緯35度40分35.0秒 東経139度46分41.5秒 / 北緯35.676389度 東経139.778194度座標: 北緯35度40分35.0秒 東経139度46分41.5秒 / 北緯35.676389度 東経139.778194度 |
設立 | 1989年11月 (株式会社拓人) |
業種 | サービス業 |
法人番号 | 7010401130925 |
事業内容 | 個別指導塾・英会話スクール・幼児教育・民間型託児保育の経営及びそれらのフランチャイズ事業 |
代表者 | 高橋 直司(代表取締役社長) |
資本金 | 1000万円 (2025年2月28日) |
純資産 | 61億3398万6000円 (2025年2月期) |
総資産 | 162億7225万9000円 (2025年2月期) |
決算期 | 2月末日 |
主要株主 | (株)やる気スイッチグループホールディングス 100% |
関係する人物 | 松田正男(創業者) |
外部リンク | www |
特記事項:経営指標は、やる気スイッチグループ「2025年2月期 決算公告」(2025年5月28日)を参照。 |
株式会社やる気スイッチグループ(やるきスイッチグループ)は、学習塾「スクールIE」などを運営している企業である。
概要
個別指導学習塾をはじめ、幼児教室、子ども向け英会話スクール、英語で預かる学童保育、バイリンガル幼児園、キッズスポーツ教室を全国・及び台湾をはじめとした海外で運営する総合教育グループである。2020年2月末時点で国内外の教室数はおよそ1,800教室[1]。
社名の由来は、創業者の松田正男の口癖であった「子どものやる気スイッチを入れる」という言葉である。
個人塾としての創業は1973年、その後個別指導学習塾へ転換し、1989年に法人化。2020年2月期のグループ売上高は387億円と業界トップレベルに成長した。
展開形態
個別指導学習塾(補習塾)の「スクールIE」を始め、幼児教室の「チャイルド・アイズ」、スポーツ教室の「忍者ナイン」、英会話スクールの「WinBe」、英語で預かる学童保育の[2]「Kids Duo」、バイリンガル幼児園の「Kids Duo International」「i Kids Star」の7つのスクールブランドを運営する(2020年現在)。
2020年には新しく「プログラミング教育 HALLO powered by Playgram x やる気スイッチ™」「思考力ラボ」「英語みらいラボ 能見台」の学習サービスを立ち上げた。
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スクールIEの教室
沿革
出典:やる気スイッチグループ公式サイト「沿革」
- 1989年(平成元年)11月 - 創業者の松田正男が千葉県君津市東坂田二丁目9番5号に、株式会社拓人を設立。完全個別指導塾「スクールIE」を開設[3]。
- 1997年(平成9年)1月 - FC本部を開設。フランチャイズ教室の展開を開始。
- 1997年(平成9年)3月 - 千葉市美浜区中瀬二丁目のワールドビジネスガーデンマリブイースト16階に本社移転。
- 2000年(平成12年)6月 - ネイティブ英会話スクール「WinBe」を開設、「スクールIE」と組み合わせた複合スクール「IEスクエア」を設置。
- 2001年(平成13年)3月 - 幼児教育「チャイルド・アイズ」を開設、「IEスクエア」に「チャイルド・アイズ」を追加。
- 2006年(平成18年)5月 - 本社を東京都中央区八丁堀二丁目の日米ビル9階に移転。

- 2008年(平成20年)5月28日 - 台湾現地企業と共同で、台灣拓人教育事業股份有限公司(英: Taiwan Tact Education Co., Ltd.)を設立。
- 2008年(平成20年)6月 -「拓人スクールIE」開校。
- 2008年(平成20年)9月 - 英語で預かる学童保育・幼児保育「Kids Duo」を開設。
- 2009年(平成21年)6月 - 株式会社アルティコを子会社化。
- 2010年(平成22年)11月 - 社内シンクタンク「自分力開発研究所」を設立。
- 2011年(平成23年)9月 - 持ち株会社として、株式会社拓人ホールディングスを設立。
- 2012年(平成24年)9月 - スポーツ事業部を開設。幼児向け運動プログラム「やる気ゆめスポ」を開発。
- 2013年(平成25年)2月 - 国内・海外の合計教室数が1000校に到達。
- 2013年(平成25年)4月 - バイリンガル幼児園「Kids Duo International」を開園。
- 2013年(平成25年)9月 - 個別指導部門を2代目拓人、語学・幼児部門を拓人こども未来として、それぞれ分社化。
- 2014年(平成26年)3月 - 旧社名の拓人ホールディングスから、株式会社やる気スイッチグループホールディングスに変更。
- 2015年(平成27年)8月 - 一般社団法人ジャパンフォニックス協会と、一般社団法人日本こどもスペリングビー協会を設立。
- 2016年(平成28年)1月 - やる気ゆめスポが「忍者ナイン」にリブランド。
- 2017年(平成29年)5月31日 - 日系PEファンドのアドバンテッジパートナーズが、やる気スイッチGHDの全株式を買収[4]。
- 2018年(平成30年)2月 - 社内シンクタンクの自分力開発研究所を、やる気の科学研究所に改称。
- 2018年(平成30年)2月27日 - 大手百貨店のJ.フロント リテイリングが、Kids Duo Internationalと提携[5]。
- 2018年(平成30年)4月 - バイリンガル×アクティブ幼児園「i Kids Star」を開園[6]。
- 2018年(平成30年)9月 - 連結子会社として、やる気スイッチキャリアを設立。
- 2019年(平成31年)3月1日 - 子会社の2代目拓人、拓人こども未来を吸収合併。旧社名のやる気スイッチグループホールディングスから、株式会社やる気スイッチグループに変更[7]。
- 2019年(平成31年)3月 - 個性診断テスト「ETS」と学力診断「PCS」のデジタル版を販売。
- 2019年(平成31年)3月 - 調剤薬局チェーンのフロンティアとFC契約を締結し、Kids Duo Internationalが関西に進出[8]。
- 2020年(令和2年)1月7日 - 単独株式移転により、2代目やる気スイッチグループホールディングスを設立[9]
- 2020年(令和2年)12月 - IoT系ベンチャーのPreferred Networksと共同で、YPスイッチを設立。プログラム教室の開発・経営指導などを行う。
- 2021年(令和3年)9月 - 学研塾ホールディングス(学研ホールディングス子会社)と共同で、YGCを設立[10]。次世代型学習モデルの開発・展開を行う。
- 2024年(令和6年)12月 - 愛媛県を地盤とする総合学習塾の寺小屋グループの全株式を取得[11]。
拠点
グループ会社
- 株式会社やる気スイッチグループホールディングス(親会社)
- 株式会社やる気スイッチキャリア
- 株式会社YPスイッチ
- 台灣拓人教育事業股份有限公司
脚注
- ^ 事業概要(公式ホームページ)
- ^ ネオ学童で放課後留学も 「小1の壁」崩せ(日経MJ)
- ^ “松田正男(人名事典)”. PHP研究所 (2014年). 2019年10月12日閲覧。
- ^ 平松さわみ (2017年6月2日). “個別指導塾が投資ファンドに身売りしたワケ”. 東洋経済. 2019年10月12日閲覧。
- ^ 昆清徳 (2018年2月28日). “J.フロントリテイリングが「英才」保育事業に参入、狙いは?”. ITmediaビジネスONLINE. 2019年10月12日閲覧。
- ^ 沿革(公式ホームページ)
- ^ “子会社統合と社名変更のお知らせ”. 株式会社やる気スイッチグループ. 2019年3月2日閲覧。
- ^ “やる気スイッチのバイリンガル幼稚園、関西に進出”. 日本経済新聞 (2019年3月29日). 2019年12月4日閲覧。
- ^ “株式移転による純粋持株会社設立に関するお知らせ”. 株式会社やる気スイッチグループ. 2020年1月8日閲覧。
- ^ “やる気スイッチグループと学研塾ホールディングスが次世代型学習モデルの開発・展開に向けて合弁会社を設立”. 株式会社やる気スイッチグループ、株式会社学研塾ホールディングス(二社連名). 2022年10月27日閲覧。
- ^ 「学習塾・寺小屋Gが「やる気スイッチG」(東京)の連結子会社に」『愛媛新聞』愛媛新聞社、2024年12月2日、朝刊。
関連項目
- 森谷昭仁 - 「忍者ナイン」インストラクターを務める元プロ野球選手
外部リンク
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