その他の異星人の道具
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 04:50 UTC 版)
「ドラゴンボールの道具」の記事における「その他の異星人の道具」の解説
コントロール装置 劇場版『燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦』にて伝説の超サイヤ人・ブロリーの父、パラガスがブロリーをコントロールするために使用した装置。暴走するブロリーをコントロールするため、パラガスが部下の科学者に命じて開発させた。 頭部用に緊箍冠のような形状のリング、首輪のリング、上腕二頭筋辺りに腕輪状のリングを対象に付けて、それらがパラガスの右手に装着するコントローラーとセットとなっている。 リモコンで対象をコントロールすることができるが、大きなパワーが加わると壊れてしまう。悟空(カカロット)との3回目の遭遇ではブロリーのパワーが想定外の範囲まで高まったためリングが破損、ブロリーは伝説の超サイヤ人へと覚醒し暴走してしまった。 「ドラゴンボール改 スーパーバトルステージ」でもパラガスが使用したが、劇場版とは変更点が多い。リモコンはジョイスティックの付いた箱のような形状に変更され、故障しても修復することで再利用可能になった。対象へ取り付けるリングは、ブロリーの胸飾りのような形に変更され、コントロール装置が作動した時の効果音が異なっており強度も上昇。一度に複数人を制御可能になったため、劇中では悟空のパワーも抑制可能になった。 封印のオルゴール 劇場版『龍拳爆発!!悟空がやらねば誰がやる』において、コナッツ星の勇者タピオン、ミノシアの兄弟がそれぞれ封印されたオルゴール。 小箱型のオルゴールで劇中冒頭でホイがオルゴールを鳴らすことができれば、勇者の封印を解くことができると説明し、悟飯や悟空がぜんまいを巻くためにハンドルを回そうとしたがビクともせず、特殊な物質でできているためブルマのラボでスキャニングを行っても中を透写することができなかった。 ドラゴンボールを集めて神龍に「勇者タピオンの封印を解く」という願いを叶えて貰ったところ、オルゴールは独りでに「勇者の笛」の音 を鳴らしながら蓋が開き始め、タピオンの実体化と共にバラバラに分解してしまう。 本来このオルゴールは、幻魔人ヒルデガーンを永遠に封印するために、その身に幻魔人の上半身と下半身をそれぞれ封じ込めたタピオンとミノシアの兄弟が封じられた忌避すべき代物だった。2つ存在していたはずのオルゴールの片方は、劇中ですでにミノシアが封印していた下半身が開放されてしまっていたことから封印が解かれたことが分かるが、ホイがいかなる方法を用いたのかは語られていない。 後にタピオンが封印を維持したまま眠ることができるように、ブルマがこのオルゴールの部品を作ってベッドルームを作るが、一度解けてしまった封印では幻魔人の引き合う力をコントロールできずに破壊されてしまった。 タピオンの剣 劇場版『龍拳爆発!!悟空がやらねば誰がやる』において、コナッツ星の勇者タピオンが持っていた剣。 コナッツ星の神から与えられ、「魔人様」をコントロールする笛と一緒に奉納されていた伝説の剣。1000年前に幻魔人ヒルデガーンと化した魔人像をコナッツ星の神官がこの剣を用いて上半身と下半身に両断した。劇中では脱皮し、より成長したヒルデガーンの尻尾をトランクスがこの剣で切断している。 宿敵ヒルデガーンを倒したあと、タピオンはこの剣をトランクスにプレゼントしている。 デストロンガス、ハッチヒャック 詳細は「ツフル人による発明」を参照 超人水/コメソン アニメ版『ドラゴンボール超』に登場。「超人水」という名前は、他の星の人間によって勝手に付けられたもので正式名称は「コメソン」。 その昔、力のないポトフ人が触れた相手のパワーを吸い込み無力化する液体を発見し、それを使って自衛のために作った兵器。その吸収能力は無限大で、相手のパワーを吸収し相手の複製に成り代わる。しかし侵略者の悪しきパワーを吸収しすぎたコメソンは邪悪な意思を持ち始め、ただパワーを求めて吸収を繰り返すだけの生命体となった。その姿はいかにも吸収された本人がパワーアップしたかのように見えたため、「奇跡の水」という噂がさらに侵略者を呼び寄せる結果になった。このままコメソンのパワーが増大していけばポトフ星はおろか全宇宙を破壊しかねないと考えたポトフ人は、自らを犠牲にしてコメソンを封印した。そしてただ一人生き残ったポタージュが以来100年以上もその封印を守り続けている。 ポトフ人の高い技術により、相手の姿や能力、精神をも忠実にコピーでき、コメソンにパワーを奪われたものは体が透け始め、3分から5分で消滅する。助かるには消える前にコメソンを倒すしかない。コメソン本体の核を潰せば全ての複製は弱体化する。悟空たちの活躍で核が破壊されたが、危険な存在であることには変わりないため再び封印されることになる。 また、コメソンを封印していた鍵はおしゃぶりの形をしており、コメソンにパワーを奪われた者はこれを口にくわえることで少しの時間体の消滅を抑えることができる。
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