その他の異説
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/10 20:59 UTC 版)
以上の伝承はクニドスのクテシアスによるものだが、アテナイオスや何人かの歴史家は異なる伝承を伝える。セミラミスは優雅な娼婦であり、その美しさからアッシリアの王に愛された。当初、彼女は宮殿に入れられただけだったが、その後正式な妻と宣言されたとき、自らに5日の間王権を与えるよう説得した。そうして最初の日、セミラミスは笏と王の衣服を受け取ると祭りを開き、軍の指揮官や王宮の高官を説得し、次の日には夫を捕らえて牢に入れてしまった。彼女は大きな野心と大胆さを備えていたので老齢まで女王として君臨し、多くの偉大な業績をなしたのだった。
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