これまでに発売されたバージョン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/15 02:20 UTC 版)
「ファンタシースターオンライン」の記事における「これまでに発売されたバージョン」の解説
これまで以下のバージョンが発売されている。オフィシャルのオンラインモードは全て終了している(オフラインモードのプレイは可能)。 PHANTASY STAR ONLINE(DC) 2000年12月21日発売、6800円。いわゆる「無印」と呼ばれる最初期バージョン。テクニック修得は一律Lv15までで、ゲームランクはベリーハードまでしかない。また『ソニックアドベンチャー2』の体験版も同梱されていた。なお、発売時からドリームキャスト用ブロードバンドアダプタに本格的に対応を行ったゲームは本ゲームが初である。 PHANTASY STAR ONLINE Ver2(DC) 2001年6月7日発売、4800円。無印のセーブデータを引き継いでプレイできる。無印とVer.2は一部の状況下を除き、一緒にオンラインモードで冒険することも可能。 バトルモード、チャレンジモード、最高難易度のアルティメットモードが追加され、レアアイテムも増えた。その他、フォースのみテクニックをLv30まで修得できる。 PHANTASY STAR ONLINE(Windows) 2001年12月20日発売、6800円。パソコン版、Ver2と同等内容だが、グラフィック面やロード時間はドリームキャスト版に比べ多少向上している。また、ドリームキャスト版とは別のサーバーで取り扱われた。後述する『BlueBurst』サービス開始に伴い2004年1月1日にネットワークモード終了。特に大規模な拡張更新などは行われなかった。 PHANTASY STAR ONLINE Episode1&2(GC) 2002年9月12日発売、6800円。通称『EP2』。ゲームボーイアドバンスのジョイキャリーシステム対応。 新マップと新ストーリーの『EP2』が追加、選べる職業にヒューキャシール、レイマール、フォーマーが追加。 また、職業別にテクニックの修得制限が分けられる。以降のシリーズは、この分別を踏襲する形で固定される。 DC版でダウンロード配信にて提供していた一部クエストを実装。 ハードの性能を活かしオフラインモードにおいてGC1台で画面分割による最大4人のパーティプレイが可能。 PHANTASY STAR ONLINE Episode1&2 Ver1.1(GC) 2002年12月12日発売・交換開始、6800円。アイテムを無限増殖できるバグがあり、リコールで修正・配布されたバージョン。一部ゲームバランスの修正もあり、先に発売されたEP2のプレイヤーと同一のサーバーでプレイすることはできない。旧版のセーブデータを引き継いでプレイできる。 PHANTASY STAR ONLINE Episode1&2(Xbox) 2003年1月16日発売、6800円。"Xbox Liveスターターセット"同梱。オンライン・オフラインにかかわらず、Xbox Liveに会員登録しなければゲームをプレイできなかった。ボイスチャットに対応、声質を変化させる機能が搭載されている。その他は基本的にゲームキューブ版と同等だが、互いに干渉できない別サーバーで運営された。2008年3月31日(月)をもって、オンライン、オンラインサービスに関する各種BBS・みんなの広場・サポーターズリンク全てが終了した。 PHANTASY STAR ONLINE Episode1&2 Plus(GC) 2003年11月27日発売、3980円。ゲームキューブ版Ver1.1にオフラインモード用のステージを追加した最終バージョン。 ゲームバランス変更や新規アイテムの追加は行われておらず、ネットワークモードについてはVer1.1と同等である。 『EP3』を除き、現在家庭用ゲーム機として最後に発売された作品となっている(2009年5月現在)。 全オンラインサービスが終了した後、プレイ可能なオフラインの最終バージョン。 GCだけの特徴、オフラインでも画面分割により最大4人まで同時にプレイできる。 前作同様ゲームボーイアドバンスのジョイキャリーシステムにも対応しており、前作まで全てを網羅した作品になっている。 生産量も少なく現在でもオークションや店頭では高値で取引されている。 PHANTASY STAR ONLINEシリーズ完全版と位置づけられる事が多い。 PHANTASY STAR ONLINE Episode3 カードレボリューション(GC) 2003年11月27日発売、6980円。アクションRPGではなく、カードゲームとしてリリースされた。 ストーリーの時間軸はゲームキューブ版EP1&2とWindows版Blue Burst EPIVよりも後である。 PHANTASY STAR ONLINE Blue Burst(Windows) 2004年4月9日クローズドβテスト、同年5月21日〜7月5日までオープンβテスト、7月8日正式サービス開始。無料ダウンロード(レベル20に達するかアカウント登録から15日以降もプレイする場合は別途料金が発生)の他、パッケージ版は30日利用権付きで2079円、追加利用料金が30日で1260円。 オフラインモードは廃止されたが、オンラインでプレイする1人用という形で残っている。セーブデータはサーバーに保存されるので今までの作品と比べてチートされにくくなっている。1アカウントにつき4キャラまで作成可能。他にも、キャラ名に日本語等の全角の名前を付けることが可能になり、チームシステムの導入(これにより、以前は部屋名をチームと呼んでいたがパーティに変更となった)、数字キーによるアクションパレットの拡張、メインクエストの導入によるストーリー性の強化など、様々な機能がパワーアップしている。 2010年12月27日をもってサービスが終了した。 PHANTASY STAR ONLINE Blue Burst Episode IV(Windows) 2005年2月3日発売。上記「BlueBurst」の拡張パック。パッケージ版は3990円、サントラCDと専用レアアイテム交換チケットが付属。サントラCDの付かないダウンロード販売版は当初は3000円だったが、2008年6月に1000円に値下げされた(特典レアアイテムチケットは価格改定後も継続)。30日利用権は含まれておらず、レベル20に達するかアカウント登録から15日以降もプレイする場合は別途料金が発生。 現在この拡張パックは無料でダウンロードできるようになっており、以前にパッケージを購入したユーザーには追加で専用のレアアイテムが配布された。これ以降、新規で購入した場合は当初付属していた特典と追加特典の両方が貰えるようになっている。 エピソード4ストーリーはエピソード2とエピソード3の間を補完するものとなっている。 2010年12月27日をもってサービスが終了した。
※この「これまでに発売されたバージョン」の解説は、「ファンタシースターオンライン」の解説の一部です。
「これまでに発売されたバージョン」を含む「ファンタシースターオンライン」の記事については、「ファンタシースターオンライン」の概要を参照ください。
- これまでに発売されたバージョンのページへのリンク