けいちょう

新語時事用語辞典

慶弔

読み方：けいちょう

慶弔とは、人生においての祝い事と悔み事の総称である。

慶弔の「慶」は、結婚・出産などの人生における祝い事を指す。慶弔の「弔」は、葬儀などの人生の不幸を指す。相反する2つの語を合わせて「人生の祝い事や不幸などの節目」といった意味合いで用いられる。慶弔は名詞的用法で、「慶弔行事」「慶弔電報」のほか、「慶弔用の礼服」などの複合語としての使われ方もある。

慶弔と同じように縁起のいい語と縁起の悪い語を並べた言葉に「吉凶」がある。吉凶は「年明けに一年の吉凶を占う」といった使われ方があり、物事の行く末を案じる際に用いられる言葉である。また、慶弔は式典行事が伴うが、吉凶は予兆を感じる・占うものとして用いられる。

• 配偶者親族の慶弔行事には欠かさず出席するようにしている。
• 慶弔の場合には、当事者との関係によって慶弔休暇が認められる。

慶弔時に取得できる「慶弔休暇」とは、親族の結婚・出産・死亡時等において取得できる休暇のことである。取得できる休暇日数は親族との関係性や企業の慶弔規定等によって異なる。「慶弔金」とは慶弔時に企業から支給される手当である。

（2020年1月25日更新）

実用日本語表現辞典

慶弔

読み方：けいちょう

慶弔（けいちょう）とは、喜びと悲しみを表す言葉である。具体的には、慶び（よろこび）は喜びや祝いの意味を、弔い（とむらい）は悲しみや哀悼の意味をそれぞれ持つ。これら二つの言葉は対照的な感情を表すが、一般的には人間の生活の中で起こる様々な出来事を包括的に表現するために用いられる。例えば、結婚や出産などの喜ばしい出来事を「慶び」、死や災害などの悲しい出来事を「弔い」と表現する。また、この言葉は、祝賀や弔辞などの場面でよく使われる。

（2023年9月21日更新）

慶弔

読み方：けいちょう

慶事と弔事。慶事は結婚や出産、弔事には葬式などが該当する。

（2011年8月9日更新）

デジタル大辞泉

けい‐ちょう〔‐テウ〕【京兆】

読み方：けいちょう

１ 「京兆の尹(いん)1」に同じ。

２ 左京職(さきょうしき)・右京職(うきょうしき)の唐名。

現在の中国陝西(せんせい)省西安市付近一帯の称。

けい‐ちょう〔‐チヤウ〕【傾聴】

読み方：けいちょう

［名］(スル)耳を傾けて、熱心に聞くこと。「—に値する意見」「—すべきお話」

けい‐ちょう〔‐テウ〕【慶兆】

読み方：けいちょう

めでたいことの前ぶれ。吉兆。〈運歩色葉〉

けい‐ちょう〔‐テウ〕【慶弔】

読み方：けいちょう

結婚・出産などの喜ぶべきことと、死などの悲しむべきこと。お祝い事と不幸。

けいちょう〔ケイチヤウ〕【慶長】

読み方：けいちょう

後陽成天皇・後水尾(ごみずのお)天皇の時の年号。1596年10月27日〜1615年7月13日。きょうちょう。

けい‐ちょう〔‐テウ〕【敬弔】

読み方：けいちょう

死者を謹んでとむらうこと。

けい‐ちょう〔‐チヤウ〕【敬聴】

読み方：けいちょう

［名］(スル)謹んできくこと。「お話を—させていただく」

けい‐ちょう【敬重】

読み方：けいちょう

［名］(スル)うやまい重んずること。尊重。「—すべき人物」

けい‐ちょう〔‐チヤウ〕【計帳】

読み方：けいちょう

律令制で、調・庸を賦課するため国ごとに毎年作成された帳簿。戸主に戸口の氏名・年齢・性別、課・不課の別などを申告させ、国司がまとめて国内の人口・調口数・調庸などを算出した。

けい‐ちょう〔‐テウ〕【軽^×佻】

読み方：けいちょう

［名・形動］《「佻」も、かるいの意》落ち着きがなく、言動が軽はずみなこと。また、そのさま。軽薄。

「成程江戸っ子の—な風を、よく、あらわしてる」〈漱石・坊っちゃん〉

けい‐ちょう【軽重】

読み方：けいちょう

１ 重量の軽いことと重いこと。また、その度合い。重さ。目方。けいじゅう。「品物の—を問わず料金は同一」

２ 価値や程度の小さいことと大きいこと。また、その度合い。けいじゅう。「人の命に—はない」

３ 軽んずることと重んずること。また、その度合い。けいじゅう。「—の差をつける」「鼎(かなえ)の—を問う」

JMnedict

慶長

姓	読み方
慶長	けいちょう

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

けいちょう

出典:『Wiktionary』 (2021/12/14 02:16 UTC 版)

同音異義語

けいちょう

• 【傾聴】：熱心に聞くこと。
• 【敬重】：尊敬して大切にすること。
• 【慶長】：かつて使用された日本の元号。
• 【慶弔】
• 【軽重】