かのやコミュニティ放送とは? わかりやすく解説

かのやコミュニティ放送

行政入力情報

団体名 かのやコミュニティ放送
所轄 鹿児島県
主たる事務所所在地 鹿屋市西原4丁目12番12号
従たる事務所所在地
代表者氏名 永友良一
法人設立認証年月日 2005/07/22 
定款記載され目的
この法人は、鹿屋市民及び周辺市町並びに来訪者などを対象に、住民学校商店会社行政NPO等と協働連携して主としてコミュニティFM放送事業を行うことにより、地域密着したコミュニケーション空間提供し、豊かで平和な地域社会基盤形成活性化寄与することを目的とする。 
活動分野
保健・医療福祉     社会教育     まちづくり    
観光     農山漁村中山間地域     学術・文化芸術スポーツ    
環境保全     災害救援     地域安全    
人権・平和     国際協力     男女共同参画社会    
子どもの健全育成     情報化社会     科学技術振興    
経済活動活性化     職業能力雇用機会     消費者保護    
連絡助言援助     条例指定    
認定
認定・仮認定
認定   認定   旧制度国税庁)による認定   認定更新中  
PST基準
相対値基準     絶対値基準     条例指定()    
認定開始日:       認定満了日:       認定取消日:   
認定年月日:    認定満了日:    認定取消日:   
閲覧書類
監督情報
解散情報
解散年月日  
解散理由  

かのやコミュニティ放送

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/02 13:41 UTC 版)

特定非営利活動法人
かのやコミュニティ放送
(FMかのや)

FMかのや&おおすみFMネットワーク事務局(2019年)
団体種類 特定非営利活動法人
設立 2005年平成17年)8月
所在地 893-0064
鹿児島県鹿屋市西原4丁目12-12
法人番号 2340005007087
活動地域 鹿児島県鹿屋市を中心とする周辺市町村
活動内容 放送局コミュニティ放送
活動手段 コミュニティーFM放送局の管理・運営
標語 聞けば友達、語れば親友。
ウェブサイト http://www.0033fm.net/
テンプレートを表示
かのやコミュニティ放送
愛称 FMかのや
コールサイン JOZZ0AY-FM
周波数/送信出力 77.2 MHz/20 W
本社・所在地
893-0064
鹿児島県鹿屋市西原4丁目12-12
フェスティバロ鹿屋本店2F
設立日 2005年8月
開局日 2006年8月4日
演奏所 所在地と同じ
送信所 鹿屋市大姶良町(横尾岳)
中継局 2か所
放送区域 鹿屋市及び近郊市町
ネット配信 FM++
公式サイト https://www.772fm.net/
リナシティかのや1階の情報プラザに隣接するサテライトスタジオ

特定非営利活動法人かのやコミュニティ放送(かのやコミュニティほうそう)は、鹿児島県鹿屋市を中心に放送するコミュニティ放送局特定非営利活動法人が運営する。通称はFMかのや

概要

2006年8月4日にFMきもつきと同時に開局。「誰でもラジオ、どこでもリスナー」を趣旨とし、地域住民がラジオ番組を制作することができる(例えば開局日の放送では小学生がコールサインを読み上げている)パブリック・アクセスを実施している数少ない放送局である。

コールサインはJOZZ0AY-FM。24時間放送で、周波数77.2MHz、出力20W(ERP25.2W[1])で鹿屋市南部の横尾岳から送信している。2009年には中継局2か所の放送免許を取得している。

おおすみFMネットワークを構成する一局である。おおすみFMネットワーク内の3局(FMかのや・FMきもつき・FM志布志)のいずれか(または合同)で制作した番組のほとんどを、おおすみFMネットワークとして3局同時に放送している。FMかのや内にはおおすみFMネットワークの事務局も同居しており、フィラーを含めた大部分の番組がFMかのやから送出されるため、事実上のキー局として機能している。3局合同制作番組『おおすみおはようラジオ!』は、平日(祝日を除く)の午前7:30から放送している。

前述の特徴が故に番組制作のレベルは様々である。ラジオ局経験者は前原さとみだが、開局時からすると住民制作番組のレベルは全般に上がっている。[独自研究?]

受信エリア

横尾岳の送信所(2009年)
開局当初の送信所(鹿屋市野里町、2007年)
送信アンテナは3素子×2、北部(鹿屋市上野町)と東部(鹿屋市大姶良町)方面に向けて設置。

横尾岳と旧輝北町域・旧吾平町域にある2か所の中継局[2]により鹿屋市のほぼ全域をカバーしている。おおすみFMネットワークの特性上、FMかのやの受信が困難であってもFMきもつき・志布志のいずれかで同様の番組を聴取することができる。旧輝北町域では2009年の中継局設置までこの方法で実質的にカバーされていた。

FMかのやの送信所が設置されている横尾岳へは各種無線局が「鹿屋中継局」などの名称で設置するなど送信条件が良好であり、鹿屋市外にも大崎町東串良町を始め、遠くは宮崎県都城市まで電波が届いている。横尾岳は鹿屋市・錦江町の市境付近に位置しており、錦江町や南大隅町の役場付近にも電波が届く。なお、県域TV・FM局の「鹿屋中継局」は高隈山に設けている。

夏場にはスポラディックE層の影響で外国波などの混信が発生する(外国の一部では77.25MHzをテレビ放送の映像波として使用しているため)。その影響で鹿屋市内でも混信が発生することがある。

開局準備段階では送信所を大塚山(鹿屋市串良町)に設置する予定であったが、霧島ヶ丘に変更された。大塚山は鹿屋市の東端に位置し、大崎町東串良町など放送対象地域外でも容易に受信可能(スピルオーバー)となったため。ただしこの変更の影響で串良町中心部では受信感度が悪く、FMきもつきのほうが比較的良好に受信できていた。

霧島ヶ丘に送信所があった時代は放送対象地域(鹿屋市)内の69.9%をカバーしていた(カバー率が7割程度であるのは鹿屋市輝北町吾平町の一部が受信圏外であるため)。ただし、他の大隅半島の市町や対岸の薩摩半島宮崎県都城市などの高台でも当初から一部聴取可能であった。

沿革

開局当初の事務局(フェスティバロ鹿屋本店旧店舗2F、2007年撮影)
  • 2005年平成17年)8月 - NPO法人として認証を受ける。
  • 2006年(平成18年)
    • 6月6日 - 予備免許交付。
    • 6月22日 - 試験電波発射。
    • 6月23日 - 試験放送開始(12:00・JST)。最初に放送された曲はSMAPの『KANSHAして』であった。
    • 8月4日 - 本免許交付&本放送開始(14:00・JST)。FMきもつきと同時開局で、3時間の特番を放送。1曲目はPUFFYの『これが私の生きる道』であった。ただし、開局したとはいえ1日4時間の生放送以外は曲のかけ流しで、本格的な番組編成は8月後半からであったため、事実上のサービス放送といえるものであった。
    • 8月9日 - CMが流されるようになる。
    • 8月21日 - 住民参加番組(パブリックアクセス)を開始。
    • 8月28日 - 「おおすみおはようラジオ!」をFMきもつきとの共同制作のかたちで開始(7:30・JST)。昼間にも再放送がある。
    • 9月1日 - 鹿屋市に本社を置く夕刊紙南九州新聞に番組欄掲載開始。
    • 10月31日 - 鹿屋市と防災協定を締結。
  • 2007年(平成19年)2月 - USEN440で配信開始。鹿屋市外でも配信地域があり、特に宮崎県日南市(旧市・旧南郷町)では当手段のみでFMかのやを聴取することが出来る。
  • 2009年(平成21年)6月16日 - 鹿屋市内2か所の中継局の放送免許を取得。5W(ERP16W)の送信所[3]と2W(ERP6.4W)の送信所[4]がある。同時期に霧島ヶ丘の送信所を横尾岳に移転。
  • 2013年(平成25年)5月29日 - スマートフォン向けアプリ「FM++」での配信を開始。なお、FM++を運営している株式会社スマートエンジニアリングは鹿屋市に本社を持つ企業である。

主な番組

下記にあるのはFMかのや制作の番組(FMきもつき・志布志にも同時間帯に放送)

  • 留学生のお昼休み(第1月曜 12:00 - 12:30)
  • かのやアニソンレディオ(月曜 20:00 - 20:30)
  • 鑪 周作の暮らしにハーモニータイム(火曜12:00 - 12:30)
  • あっくんのラジ友!(水曜 12:00 - 12:30)
  • Wonderful challenge(木曜 12:00 - 12:30)
  • こばっちのマイティ・ハッピーレディオ(金曜 12:00 - 12:30)
  • おはなしの部屋(水曜 20:00 - 20:15)
  • 心のメモ帖(金曜 20:20 - 20:30) など

試験放送

日付はいずれも2006年。時間は日本標準時

試験放送は12時からの4時間であったが、6月26日からは12時からの3時間、7月1日は12時からの2時間に短縮された(以後は3時間の放送が中心)。最初の3日はリスナーからのメッセージ・受信報告も読まれており、持ち込みCDを掛けてもらうことができた。6月26日からはFMきもつきと同一となった。8月4日の14時に試験放送の終了と共に同時に本放送を開始した。

6月24日からはフィラー音楽が放送時間帯以外で流されている。6月24日だけ流されたバージョン(初代)、25日から7月2日まで(2代目)、7月2日から(日替わり・2代目も使用)の複数パターンである。2代目からはFMきもつきと同一の内容である。2代目のフォーマットは開局後も午前0時台に使用されている。

6月24日の試験放送時にはアナウンス中に音楽が大音量で被さる、音楽が音割れするなどの放送事故が発生した。

脚注

  1. ^ 霧島ヶ丘の送信所を設けていた時代は32W。
  2. ^ 鹿屋市役所市長公室政策推進課「地域をつなぐコミュニティ放送」『広報かのや』平成28年7月13日号(第253号) 鹿屋市、2016年 p.4
  3. ^ 無線局免許状情報[リンク切れ]
  4. ^ 無線局免許状情報[リンク切れ]

関連項目

鹿児島県内の他放送局

外部リンク




固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「かのやコミュニティ放送」の関連用語

かのやコミュニティ放送のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



かのやコミュニティ放送のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
内閣府NPOホームページ内閣府NPOホームページ
Copyright (c)2025 the Cabinet Office All Rights Reserved
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのかのやコミュニティ放送 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS