おもな廃止路線
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羽矢線 羽犬塚-ゆめタウン前-福島-黒木-グリーンピア八女 グリーンピア八女への唯一の公共交通であったが、2012年以前に廃止となった。しかしながら平成24年九州北部豪雨により国道442号線の一部区間が通行止めとなった際には、柴庵系統がグリーンピア八女の敷地内を通るルートで迂回運行が実施されたが、グリーンピア八女バス停が復活することはなかった。 星野線 福島-長野-北川内-轟-十篭車庫前 椋谷経由のルート。前述のとおりである。 上広川線 福祉センター前←公立病院←福島 - 保健福祉センター入口 - 広川役場 - 小椎尾(こじお) 八女市中心部と広川町北東部の上広川地区にある水原を結ぶ路線で、終点の小椎尾停留所は水原と小椎尾のほぼ境界に存在していた。 月・木・土曜日は2往復、火・水・金曜日は6往復のみで本数は少なかった(日祝日は運休)。福島から白木線直通で小椎尾発公立病院・福祉センター前行きの便が火・水・金曜日に片道1本のみ設定されていた。9時台 - 14時台に運行される便は、回数券利用の場合に限り保健福祉センター入口 - 小椎尾を150円で利用できた(現金支払いの場合および対象外の時間帯の場合は、通常運賃が適用される)。2013年10月1日廃止。広川町ふれあいタクシーに代替された。 中広川線 福祉センター前←公立病院←福島 - 保健福祉センター入口 - 広川役場 - 古賀 - 南久泉 - 六田四ツ角 - 吉常 - 長延公民館前 - 高間 - 広川インター入口 2010年10月1日運行開始。八女市中心部と九州自動車道広川インターを結ぶ路線。大半の便が広川町内のみの運行で完結する。月・木曜日に3往復運行されていた。回数券利用の場合に限り保健福祉センター入口 - 小椎尾を150円で利用できた(現金支払いの場合は、通常運賃が適用される)。2013年10月1日廃止。広川町ふれあいタクシーに代替された。 下広川線 古賀 - 南久泉 - 運動公園前 - 広川役場 - 保健福祉センター入口 - 川瀬 - 智徳 - 一条 - 藤田 - 智徳 - 川瀬 - 保健福祉センター入口 - 広川役場 - 運動公園前 - 南久泉 - 古賀 2010年10月1日運行開始。広川町中心部と広川町西部の一条地区を結ぶ路線で、月・木曜日に3便運行されていた。回数券利用の場合に限り150円で利用できた(現金支払いの場合は、通常運賃が適用される)。2013年10月1日廃止。広川町ふれあいタクシーに代替された。広川線廃止のお知らせ 田代線 黒木 - 神露淵 - 水車前 - 上田代 田代川の川に沿う谷に、点在する集落を結んでおり、終点上田代に1台分の車庫が有る。その日に担当になった、黒木車庫の乗務員が運賃箱を持って社用乗用車で、上田代の車庫に向かう、車庫に格納のバスと社用乗用車を入れ替え黒木行きで出発。日中に上田代へ3往復と、笠原線等に間合い運用の後に上田代へ向かうと、車庫に格納して社用乗用車で営業所へ帰社をしていた。運賃箱は乗用車で、運搬している。黒木車庫からバスを営業して行かないのは、早朝の下り便と夜間の上り便の乗客需要が無い為に、バスでの回送では時間が掛かるので、黒木との往復に社用乗用車を使って、乗務員の拘束時間の短縮の為であった。バスは合計4往復の運行であった。 舟小屋線 福島 - 舟小屋 - 清水 - 瀬高駅 福島 - 舟小屋 - 瀬高駅 八女・柳川の両営業エリアの中間地域に設定されていた路線で、福島 - 舟小屋間は県道792号船小屋八女線を、舟小屋 - 清水間はおもに県道774号飯江長田線を、清水 - 瀬高駅間は県道775号本吉小川線を経由した。また、舟小屋 - 瀬高駅間で清水を経由せず瀬高駅へ直行する系統もあった。 旧街道沿いの集落を結ぶ性格の路線であり、直通需要は少なかった。 沿線地域の過疎化により堀川バス各路線の中でも特に著しく利用客が減少し、1994年12月に福島 - 舟小屋 - 清水間及び舟小屋 - 瀬高駅間が廃止となり、清水 - 瀬高駅間も1999年12月16日付で廃止された。 佐賀線 西鉄柳川駅 - 諸富 - 佐賀駅バスセンター 国鉄佐賀線の廃止代替バスとして1987年3月29日から運行開始した路線である。同線の廃止時、沿線には全区間にわたって並行バス路線が存在していたが、そのうち佐賀駅バスセンター - 西鉄柳川駅間では佐賀市交通局と西鉄バスが準急便を相互に乗り入れて直通運行を行っていたものの、西鉄柳川駅 - 瀬高駅間の堀川バス瀬高・柳川線との間では直通運行は行われていなかった。国鉄佐賀線の利用客の中には、柳川地区をまたいだ流動が一定程度存在していたことから、廃止代替バスの設定に際しては佐賀 - 柳川 - 瀬高間の直通便も運行することとなり、三社・局が互いに相手区間に新規路線を開設して乗り入れを行うこととなった。これに伴って柳川以西の西鉄・佐賀市交の区間に堀川バスの新規路線として開設されたのがこの佐賀線である。堀川バス唯一の佐賀県内乗り入れ路線となった。 直通系統は速達性確保のため急行便として設定し、各社・局1日2往復ずつの計6往復を運行することとされた。既存系統の瀬高・柳川線及び佐賀市交通局・西鉄バスの区間においても廃止代替バスとして増便が行われている。 柳川地区をまたぐ流動自体が多くはなく、バス転換に伴って西鉄柳川駅での大牟田線利用へのシフトも進んだことから直通利用はさらに減少したため、1994年12月に柳川での直通運行は廃止となり、当路線も廃止となった。 なお、その後佐賀 - 柳川間の準急便についても、1998年7月に佐賀市交通局が相互乗り入れ運行から撤退し、西鉄バスによる単独運行となっている(現況については西鉄バス久留米・大川支社#佐賀 - 柳川線も参照)。
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