『GANTZ/MINUS』(ノベライズ)に登場した星人
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 05:06 UTC 版)
「GANTZ」の記事における「『GANTZ/MINUS』(ノベライズ)に登場した星人」の解説
特徴などの内容は、基本的に原文からそのまま抜粋して記載する。 しょうとく星人 特徴:しょうとくたイシに似ている たくさんゐる 杓があぶない 好きなもの:聖徳太子。 口癖:うまやどッていうな! 憲法十七条発布。キャアアアアアア。 聖徳太子の顔をした星人。台東ふれあい通り商店街に出現。Tシャツにジーンズ、「ぼろ切れのような背広に、妙に真新しいバミューダパンツ」といった現代的な服装をしており、数多く現れる。 人間に対して敵対的なようで、ミッションメンバーを見かけると奇声を上げながら襲いかかってくる。振り回すと強烈な衝撃波を発する杓が武器。童子 聖徳太子の肖像画に見られる童子の顔をした星人。こちらもTシャツにジーンズ、毛玉だらけの上下スウェットといった現代的な服装をしており、複数存在する。 拳を振り上げただけでスーツ未着用の人間を木端微塵にして殺せるほどの腕力を持っているが、動きは鈍く知能も低いため経験を積んだメンバーにとっては単体だと大きな脅威にならない。しょうとく星人の口から吐き出されることで増殖する。 ボスしょうとく星人 本ミッションのボス。他のしょうとく星人とは違い、一般的によく描かれる聖徳太子と同じ風貌だが、4mはある巨体を持つ。巨大な巻き物を広げて憲法十七条の一節を読み上げ、地表に直線状の爆発を発生させたり、杓から破壊光線を放射してビームサーベルのように地表を薙ぎ払ったりして攻撃するほか、口からしょうとく星人や童子を大量に吐き出す。 石橋に右肩と頭を、大樹に背中やふくらはぎなどを破壊されてもなお動き続けるが、明里に左足を切断されて倒れかけたところをYガンのワイヤーで何重にも拘束され、転送される。 はなこさん星人 口癖:はーい いわゆる「トイレの花子さん」のような、おかっぱの少女の姿をした巨大な星人。人語を的確に話せる程度の知能はある。開始当初は巨大なトイレの個室らしきものに隠れており、他の星人たちに呼び出されるようにして姿を表す。他の生物を食べるほど体が大きくなる。 自分を呼び出した星人たちを捕食してさらに巨大化し、さらなる獲物を求めてガンツメンバーも捕食しようとする。腕や舌をゴムのように伸ばして暴れ回るが、明里によってYガンで何重にも拘束され、転送された。その他の星人 口裂け女や人面犬など、都市伝説や学校の怪談などに登場する怪物の姿をした星人。 行動もほぼ都市伝説のものを踏襲している。 トラ星人 特徴:トラ 動物ッぽい くさい 好きなもの:肉 口癖:うがーッ 動物園の虎に擬態していた星人。知能が高く人語を理解しており、<鍵>の存在も知っていた。巨大な虎から人間に近い体に変形し、最終的には周囲の星人たちを吸収して、腕や触手が無数に生えた姿となった。 和泉たちをギリギリまで追い詰めたが、大樹が作成したトラップにかかって動きが鈍ったところで、明里によってYガンで捕獲・転送された。その他の星人 トラ星人同様園内の動物に擬態した星人たち。肩高2mほどのカピバラや全長3m以上のマレーバク、鼻がゴムのように伸びる象、猿の体に昆虫の顔で口から蛸の足のような触手を出す星人、灰色熊、金色の体毛を持つ天狗鼻の猿とその手下らしき無数の猿、突進してくる大柄なカバなど。一部は「おまえかー!」「こいツか?こいツだー!」など、誰かを探しているかのような言葉を叫ぶ。 ひょうほん星人 特徴:人体標本 つよい ずるがしこい 好きなもの:人間の身体 暗いところ 人体標本のように全身の筋肉が剥き出しになった姿をした星人。何も持っていない1対の腕と、スーツの防御力を無視する鋭いメスを持った1対の腕に加え、胸許からは鋭利な手術器具を持った細長い副腕を無数に生やしている。トラ星人のミッション終了後、突然追加されたミッションにおいてターゲットとされた。 知能が高く残忍な性格で、人間を生きたまま解体することを好む。人語を理解している上に、解体した人間の皮膚を被って本人に成りすますことができる。身体能力も高く、XガンやYガンなどのロックオンを無効化する装置まで持っていると隙のない強敵だが、唯一強い光だけは苦手としている。 <鍵>と呼ばれる人物(クロノケイ)を殺すためにガンツメンバーに成りすまそうとしており、たった1体でメンバーのほとんどを殲滅した。当初の目論見通り懐里の皮膚を手に入れるも、それが戦闘で破れてしまったため、代わりに大樹の皮膚を狙う。最後は大樹によってYガンで捕獲・転送された。 未来を見せる能力があり、和泉に「全世界を襲う巨人に立ち向かうガンツメンバー」と「和泉の最期」という2つの未来を見せる。懐里のことを知っていた他、転送される直前には「<カタストロフィ>は迫ッている。神は見ている、この世界を。おまえの勝利など、その前にはなんの意味も持たない」と言い残した。 ジーンズ星人 特徴:つよい ごつい 好きなもの:デニム 口癖:ゴーマリィソン ジーンズとスニーカーを履いたゴブリンのような外見の星人。新宿駅東口などに多数出現しており、体格も大小様々。腕力が強い以外の能力は無く、しょうとく星人と同じく「数で押すタイプ」とのこと。ボス(特大サイズ)もいたようだが、氷川に斬殺されていた。 漫画本編でも和泉の回想シーンに登場している。特徴などのデータは『GANTZ/MANUAL』にて判明。
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