『太陽にほえろ!』出演開始から卒業までとは? わかりやすく解説

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『太陽にほえろ!』出演開始から卒業まで

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/10 04:47 UTC 版)

露口茂」の記事における「『太陽にほえろ!』出演開始から卒業まで」の解説

1972年7月から1986年4月までの13年9ヶ月間、691話にわたって刑事ドラマ『太陽にほえろ!』露口代表作ともなった山村精一警部補落とし山さん)を演じた以降しばらく『太陽にほえろ!』スケジュールのため約10年映画から遠ざかりテレビのみの活躍となった1973年:大河ドラマ国盗り物語』に出演。同ドラマ原作一つとして取り入れられた、『梟の城』の主人公であり織田信長の命を狙う忍者葛籠重蔵演じたこの年木曽街道いそぎ旅』にも山口崇とのダブル主演出演露口は、「三枚目売り出したいと、事務所話し合っていたときにこの役が来た。」と語り演じる以上は最高に無口なニヒルな男を目指したという。 1974年:必殺シリーズ『暗闇仕留人』石屋大吉役のオファー承諾したが、最終的に断った当時多く新聞雑誌などには露口決定とあり、露口版の設定は妻がいる設定であった同年編笠十兵衛』に小林平八役で出演単なる悪役収まらない魅力的なキャラクター演じた1975年には『影同心』への出演予定されていたようで、昭和49年12月28日スポーツニッポン等には、渡瀬恒彦金子信雄旧知の仲山口崇並んで露口の名前がある。 1976年:大河ドラマ風と雲と虹と』では、主役加藤剛演じ平将門好感を持つ一方で彼の政治力への懸念と、坂東大地将門朝廷との争い荒廃させたくないとの判断から、最終回涙を呑んで将門弓矢射殺す重要な役である、関東豪族田原(俵)藤太演じた。なお、2016年大河ドラマ真田丸』で話題になった黙れ小童!」というセリフは、『風と雲と虹と』と露口大ファンであった脚本家三谷幸喜セリフ転用したもので、露口へのリスペクト込めたものであった1980年:今村昌平監督ええじゃないか』 で約10年ぶりとなる映画出演果たしキネマ旬報助演男優賞候補者一人にもなる。向田邦子原作NHKドラマ阿修羅のごとくパート2』で緒形拳演じた里見鷹男の役を引き継いだ1981年:TBSドラマ父母の誤算』では自身初の連続ドラマでの主役務めた1982年フランスの映画情報誌Postif4月号今村昌平特集において、ええじゃないか劇中写真使用される形で桃井かおりと共に表紙飾った1983年:TBSドラマ誰かが私を愛してる』に出演。『週刊テレビ番組昭和58年1月21日号のインタビューで「ヤマさんとは違う初のシティロマンドラマに大変気持ち乗っている」こと、最初に話が来たのが前年の夏であったが、その後話が無く企画が没になったかと思っていた頃、正式なオファーが来たことなどを語った、また撮影中、実際に外国人観光客からホテルマン間違われることもあった。 1984年:五社英雄監督北の螢出演際し役作りのため、『太陽にほえろ!』劇中も少し長髪になっている1986年4月:放映開始から約14年間ずっと山さん役で出演した『太陽にほえろ!』を、同年4月11日放送の第691話(スペシャル放送)「さらば! 山村刑事」の回を持って殉職という形でついに降板した。その前日4月10日放送ワイドショー番組ルックルックこんにちは』のインタビュー答え山さんが好きであったこと、山さん降りる寂しさ、そして山さん重荷であったことを語った また雑誌インタビューには「山さん愛していたので淋しくなる。」と語った最後シーン撮影日(同年3月27日)には前年太陽にほえろ降板した渡辺徹太陽にほえろ出演中地井武男も花を持って駆け付けた

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