『太陽にほえろ!』 卒業後
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「露口茂」の記事における「『太陽にほえろ!』 卒業後」の解説
『太陽にほえろ!』以降はかなりの2時間ドラマの主演やスペシャルドラマなどに出演した。 1989年:フジテレビで放送された大地真央主演『女ねずみ小僧』に出演、現在までに、連続ドラマへの出演は最後ということになる。また番宣のため、フジテレビの『なるほど!ザ・ワールド』に大地らと出演した。 1994年:『土曜ワイド劇場』「森村誠一の終着駅シリーズ」第4作となる「碧の十字架」に主演、現在までに俳優として、最後の主演作で出演作である。 1995年:スタジオジブリの映画『耳をすませば』公開。バロンの声の吹き替えを務めた。これが俳優/声優として、現在まで最後の仕事である。 1990年代中期以降は終着駅シリーズを降板したり、2001年の今村昌平監督の映画『赤い橋の下のぬるい水』で北村和夫の演じた役などのオファーを受けたが断るなど表舞台からは遠ざかる。 1996年:『太陽にほえろ!』での露口の主演作からセレクトされたレーザーディスク・プロデューサーセレクション「山村刑事BOX」が販売された。 2001年:『週刊文春』2001年5月3・10日GW特大号の企画「あの人は同級生」で『太陽にほえろ!』についてインタビューに応じており、石原裕次郎の成城の自宅やハワイの別荘に誘われたが、一度も行かなかったことを後悔していること、一度だけ飲みに行ったこと、石原のレコードをもらったことなどを語った。 2009年:『週刊文春』8月13・20日夏の特大号のインタビューでは、元気であることや、良いオファーがあればまた出演を考える旨などを述べ、俳優復帰を期待させた。 2013年:『週刊女性』2013年5月14・21日合併号の企画「GW総力取材 '80年代に輝いていたあの芸能人の今でしょ!!」のインタビューでは、以前と変わらず、元気で普通の生活を送っているが、「役者として復帰は特に考えていません」と述べ、事実上俳優業から引退ととれる発言をした。また露口家に近い者の話として、オファーは多数あったが、復帰をしてまで演じたい役がなかったこと、今の時代に自分が演じたい役はないだろうと語っていた、とも記されている。 2019年、絶版になり入手困難であった写真集『七曲署シリーズ 露口茂in太陽にほえろ!』が、復刊ドットコムで多数のリクエストを集め、復刊された。
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