赤い橋の下のぬるい水とは? わかりやすく解説

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あかいはしのしたのぬるいみず〔あかいはしのしたのぬるいみづ〕【赤い橋の下のぬるい水】

読み方:あかいはしのしたのぬるいみず

辺見庸中編小説平成4年1992)、雑誌文学界」に掲載平成13年2001公開今村昌平監督による映画化作品がある。


赤い橋の下のぬるい水

作者辺見庸

収載図書赤い橋の下のぬるい水
出版社文芸春秋
刊行年月1992.7

収載図書赤い橋の下のぬるい水
出版社文芸春秋
刊行年月1996.9
シリーズ名文春文庫

収載図書闇に学ぶ―辺見庸掌編小説集 黒版
出版社角川書店
刊行年月2004.9


赤い橋の下のぬるい水

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/31 13:23 UTC 版)

赤い橋の下のぬるい水』(あかいはしのしたのぬるいみず)は、辺見庸の同名小説を今村昌平監督が映画化し、2001年11月3日に公開された日本映画カンヌ国際映画祭のノミネート作品。興行収入は2.3億円[1]

あらすじ

中年の失業者・笹野陽介は、ホームレスたちの集落で、人生の師であるタロウの死に直面した。 生前タロウから「盗んだ金の仏像は能登半島にある、赤い橋のたもとの家にあるから俺の代わりに仏像をもってきてくれ」と告げられていた陽介は、氷見線のある駅に降り立ち、ノウゼンカズラが咲くその家に行った。 その家から出てきたサエコのあとをつけると、彼女はスーパーで奇妙な行動をとっていた。しかも、彼女の去った跡には片方だけの銀色のイヤリングが沈む奇妙な水たまりができていた。

その家に戻ると、ミツという女性がサエコとともに、陽介を迎えていた。体の中に水がたまると悪事を働きたくなり、水を放出すると快楽を感じるという不思議な体質の彼女に惹かれ、陽介はその地に住むことになった。

スタッフ

キャスト

備考

タロウ役は当初露口茂に打診されたが、露口が体調不良を理由にこれを断り、タロウ役は北村和夫で撮影されることになった。

本作は富山県氷見市にて撮影が行われた[2]

脚注

  1. ^ 「2001年度 日本映画・外国映画 業界総決算 経営/製作/配給/興行のすべて」『キネマ旬報2002年平成14年)2月下旬号、キネマ旬報社、2002年、138頁。 
  2. ^ 赤い橋の下のぬるい水 今村組制作報告第一弾:クランクアップ編(KAWASAKIしんゆり映画祭、2023年7月31日閲覧)

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