『グリムノーツ』にまつわる人物
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「グリムノーツ」の記事における「『グリムノーツ』にまつわる人物」の解説
ルートヴィッヒ・グリム 声 - 斉藤壮馬 吊り眼の絵描き。「グリムノーツ」の一人。グリム兄弟の末っ子である。自分は兄たちほどの存在ではないと考えているが、創造主としての力は確かであり、最も身軽な一人として活動している。 「赤ずきん」や「ヘンゼルとグレーテル」などのグリム童話のイマジンを用いる。 ルイス・キャロル 声 ー 興津和幸 全ての少女を愛してやまない紳士という名の変態。「グリムノーツ」の一人。能力自体は本物なのだが、その言動や行動方針の全てが常識から外れているため、他の創造主からも信頼はされつつ邪険に扱われている。創造主という立場上、彼が登場する場面はシリアスなシーンや重要人物の過去が多いのだが、雰囲気無視でギャグ時空にしてしまう問題人物。 「不思議の国のアリス」や「鏡の国のアリス」などのイマジンを用いる。 ウィリアム・シェイクスピア 声 ー 中田譲治 劇作家。「グリムノーツ」の一人。他の創造主が若き日の姿の傾向の中、外見の年齢も高めの渋さを醸しているのだが、他の創造主と絡むととたんに彼もギャグキャラ化する。 聖ジョージの偽名でフォルテム教団と関わるなど独自の行動を続けモリガンを追っていた。タオに裏で指示を出していた人物。 「真夏の夜の夢」や「ロミオとジュリエット」などのイマジンを用いる。 ヤーコプ・グリム 声 ー 寺島拓篤 グリム兄弟の長兄。「グリムノーツ」の一人にして創立者。 「しらゆき べにばら」や「塔の上のラプンツェル」などのグリム童話のイマジンを用いる。 ヴィルヘルム・グリム 声 ー 木村良平 グリム兄弟の次兄。「グリムノーツ」の一人。レイナの育ての親。 「白雪姫」や「シンデレラ」などのグリム童話のイマジンを用いる。 シャルル・ペロー 声 ー 田村睦心 フランスの詩人であり童話集をまとめた者。「グリムノーツ」の一人。空白のホムンクルスとの調整が上手く行かず少年の姿になっているが、シェイクスピア以上に尊大で老けた喋り方をする。 史実でも双方の作品集に同じ原典がかぶっている(かつグリム版の方が有名)ことから、グリム兄弟を一方的に敵視しており、何かと決闘を持ちかける癖がある。 「長靴をはいた猫」や「眠れる森の美女」などのペロー童話集のイマジンを用いる。 ドーロット 声 ー 植田佳奈 空白の書の持ち主の人形師であり、既に故人。「グリムノーツ」の一人。 永遠に美しさを保つ人形に強く惹かれ、自身もまた人形になりたいと願い、人形師として極地まで辿り着いた人物。 他のメンバーのように物語を生み出した創造主ではないが、人形師や錬金術師としての極めて高い能力により、空白の書の持ち主のようにヒーローとコネクトさせることでそのヒーローに肉体を与える『空白のホムンクルス』を生み出した人物。もともとグリムノーツは創造者本人ではなく、ある人物が創造者たちをこの世に呼び戻そうと考え、ドーロットと力を合わせ空白のホムンクルスと導きの栞により擬似的に蘇らせたことが始まりである。 彼女本人は故人だが、彼女、および彼女の娘にあたる人形のフラムベイユは、人形に縁のある想区の登場人物として組み込まれていることがある。 男爵 プロメテウスと行動を共にする男。何故かモリガンを敵視している。 その正体はエレナやグリムノーツとともに育った空白の書の少年。自分も物語の創造主になりたいと夢見ていたが、エレナやエクスのように登場人物に共感する心を持ち合わせていなかったため、『お月様』に選ばれず、選ばれたエレナ=モリガンを強く憎んでいた。 様々な偽名を用い暗躍、創造主とコネクトを試みるなど様々な方法を試みるが、その果てに本来の自分が何者であったかさえわからなくなってしまう。 「虚構空間」という力を行使する。 鏡の巫女 デウス・プロメテウスをいつも助けている少女。 ハンス・アンデルセン 声 ー 鳥海浩輔 童話作家。「グリムノーツ」の一人。旅の途中で消息不明になっている。 エレナが特に懐いていた人物でもあり、記憶の断片にたびたび登場している。 グリムノーツのアンデルセンは消息不明だが、「アンデルセン童話の想区」というアンデルセン童話を一つの想区の中で同時進行させている特殊な想区にて、シェヘラザードのように想区の語り部役としてのアンデルセンが一行と出会うことになる。 「人魚姫」や「雪の女王」などのアンデルセン童話のイマジンを用いる。 レオナルド・ダ・ヴィンチ ルネサンスを代表する技術家。「万能の天才」と呼ばれている。 画家として有名な人物であるが、その才能は絵画にとどまっておらず、研究者・発明家として文字通り様々なものを創造した人物でもあり、創造主と呼べる力を有している。 シャルル・ペローに頼まれ、亡きドーロットに代わり「空白のホムンクルス」の研究をしていた。 「モナ・リザ」などのイマジンを用いる。 ドロテア・フィーマン 声 ー 井上喜久子 グリム兄弟に物語を語ったとされる女性。「グリムノーツ」の一人。 彼女がグリム兄弟に語った物語を編集し本にしたものがグリム童話であり、創造主の中でもより上の存在と言える、語り部の中の語り部。 グリムノーツたちとの旅の中で物語を原典として想区を生み出し管理するこの世界に対する力として「調律」「再編」「創造」の三つの力を編み出した。レイナの先祖に当たる人物。 「ブレーメンの音楽隊」などのグリム童話のイマジンを用いる。 マザー・グース 声 ー 高橋李依 「グリムノーツ」の一人。ヨーロッパ圏に伝わる童謡「マザー・グース」が擬人化された女性。別名「がちょうおばさん」。 「グリムノーツ」一行と別れた後、「騎士道物語の想区」に留まる。 「ハンプティ・ダンプティ」や「きらきら星」、「メリーさんのひつじ」などのイマジンを用いる。
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