「SOX」メンバー
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「下ネタという概念が存在しない退屈な世界」の記事における「「SOX」メンバー」の解説
濡衣 ゆとり(ぬれごろも ゆとり) 狸吉の中学校時代の同級生にあたる少女。また、下ネタテロ組織「哺乳類」および「絶対領域」の現場指揮者で、実質的な代表。 酪農の家系の出身であり、性知識に触れざるを得ない分野であることや、「公序良俗健全育成法」に違反した犯罪者が強制労働として酪農を行うため、酪農を営むというだけで差別を受けてきた過去を持つ。狸吉を超える身体能力と、動物に関する豊富な知識を持つ。胸に関しては「背中に突起物」と揶揄されるほどの貧乳であり、巨乳に対し強い敵意を抱いている。狸吉に好意を抱いているが、自身の粗暴さのせいもあって狸吉への好意は空回りしており、気付いてもらえずにいる。 狸吉がアンナに憧れ時岡学園への進学を決意したことで、酪農家の娘である自分は関わってはいけないと関係を断つも、敵対する下ネタテロ組織のメンバーとして再会。腐敗しきった「哺乳類」と「絶対領域」を背負わされる形で狸吉らと勝負を繰り広げるが、「SOX」らの奮闘を見て再度奮起し、組織丸ごと鬼頭傘下の勢力を抜け「SOX」のサポートへ回る。後に紆余曲折を経て「SOX」メンバーの一員となった。 華城 撫子(かじょう なでしこ) 朱門温泉の老舗「清門荘」の女将にして、綾女の後見人。また、「SOX」の協力者の1人。 普段は丁寧で穏やかな女将だが、本性は元レディースの女傑。乱暴な口調で喋り、有無を言わせぬ肉体言語と強要で「SOX」メンバーに修行をつける。また、頭の回転も早く、慶介の策謀や温泉街のテロへの不満を利用する形で、「SOX」のテロ組織としての強化を図った。 夫の影響で混浴が好きで、「公序良俗健全育成法」制定後は禁止されている男女混合風呂をひそかに旅館内に作っている。また、混浴は男も女も自分の体面を気にせず中身を見せられる場と考え、性的な考えを持つことを嫌っており、男女混合風呂で興奮する人間を礼儀知らずとして鉄拳制裁を加える。 花園 敬子(はなぞの けいこ) 清門荘の従業員。また、「SOX」の協力者の1人。 レディース時代から撫子の妹分としての付き合いを持つ。撫子と同じく「SOX」メンバーに修行をつける。 マスター 声 - 清川元夢 綾女行きつけの喫茶店店主。また、「SOX」の協力者の1人。 老紳士然とした風貌とは裏腹に、気前もノリも良い好々爺で、喫茶店らしからぬ料理も得意。運営する店内には防音設備の整った個室が複数用意されており、密談をするにはうってつけの環境になっている。 アニー・ブラウン 有名大学を飛び級で卒業した天才少女。海外の技術大使でもある。 裏の顔は、国際的な卑猥撲滅組織「セクシャリティ・ノー」の反勢力の頭目。日本に近い「ある国」にある、古き良き日本のエロを凝縮・保存している「日本村」を活動の拠点にしている。 PMの技術向上や海外輸出のために招聘されたが、遠藤茜の作品のファンであるせいもあり、拙い日本語は卑猥なものばかりのため、爛子も大きく頭を悩ませている。狸吉を気に入り、彼に積極的なアプローチを行う。 剝栗らら子 「ヘルサウンド脱獄事件」により性規制が格段に厳しくなり、閉塞感に包まれた日本において、ガス抜きとして大量投入されたタレント「健全アイドル」の1人で、トップクラスの人気を誇っている。 性知識は一切ないが、実はどうしようもない露出癖の持ち主で、たまたま狸吉に裸を見られた際に絶頂して気絶し、アジトで匿われた。 その後善導課に救出されるも「SOX」により性知識を身につけていたため、監禁されそうになったところを狸吉に救われ、彼に好意を寄せるようになる。
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