「新シェーラひめのぼうけん」シリーズの登場人物
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「シェーラひめのぼうけん」の記事における「「新シェーラひめのぼうけん」シリーズの登場人物」の解説
サファイヤ シェーラザード王国の王女。本名シェーラザード。ルビーの双子の姉。金髪碧眼で、魔法を使うことができ、「星のひめぎみ」とも呼ばれる。勉強熱心で、錬金術を使って空とぶほうきをつくったり、古文書を読んだりすることができる。気難しい性格で、本人曰く「器用貧乏」。 ルビー シェーラザード王国の王女。本名シェーラザード。サファイヤの双子の妹。長い黒髪と赤い瞳を持ち、「風のひめぎみ」とも呼ばれる。思い立ったらすぐに行動する活発な少女で、歌や踊りが上手で、剣を使うこともできる。魔法の絨毯でこっそり城を抜け出して街に行くのが趣味。 フルハール 魔神ラーニャの分身の精霊として生まれた魔神。背に翼をもつ銀色の猫の形をしている。人間が好きで、ラーニャと他の精霊が魔法の杖の中に戻る際にも、自身は戻らない選択をした。その際に魔神としての命と銀の足輪を与えられた。 ハッサン 海辺の王国の兄王子。黒髪と大きな黒い瞳を持つおしゃれな美男子で、女性に間違えられることもしばしば。水の剣を譲り受けている。作曲や歌うこと、リュートを演奏するのが趣味。頭脳明晰な弟に対しコンプレックスを持っている様子が見られる。 ジュドル 海辺の王国の弟王子。赤い巻き毛と茶色の瞳の、少し太めの少年。イタチのような不思議な生き物のチニと友達。勉強熱心な天才で、錬金術を使って宝石や飛行船を製作できるほど。仕切りたがり屋な反面、周りに気を使い過ぎたり、言いたいことを全部は言わなかったりする面もある。 チニ イタチのような不思議な生き物。人の言葉を話すことができる。1年前に記憶を失って倒れていた所をジュドルに助けられた。魔法の金の巻物を耳に隠している。 その正体は、「いのりの塔」で魔法使いたちがシルファという少女ら7人の子供を犠牲にして、この世の人間すべてを消し去ることを目的に召喚した「世界を滅ぼすもの」であり、「裁きの天使」とも呼ばれる。巻物は「裁きの書」であり、これに名前を書かれたものは地上から消え去る。 ミシェール 西洋の島国であるおとぎの島の王国の王子。髪は黒色で巻き毛。かつて悪事をしていたが現在は改心した国王の父と同じく、魔法を使うことができる。国の宝であるペガサスを友としている。お姫様を守る騎士になることを夢見ている。 セバスチャン ミシェールの執事兼教育係。白い髭を持つ男性。若い頃に究極の執事をめざし、研究を重ねて道を究めたため、ミシェールも及ばない剣の腕や錬金術の技術を持つ。 ナルダ 赤い髪で緑の瞳の少女。かつて錬金術の王国と戦争して滅んだ魔法の王国の生き残りの末裔で、炎の魔法の使い手。戦争中に魔法の王国が異世界から魔物を呼び出し、魔物に双方の王国が滅ぼされたので魔物は未来に送られていたが、その魔物を元の世界に返す方法が見つかり、その方法が載っている書物を救い主に渡すため旅をしている。一緒に旅をしてきた父親が殺されたことをきっかけに、戦争をする人間を憎むようになり、白いけものと一緒に森で暮らすようになる。 ルチア 海辺の街に住んでいる少女で、かつて追いはぎだった料理店経営の魔法使いの女性アンナの養子。琥珀色の瞳を持ち、琥珀色のブローチを胸につけている。いつか海辺の街を出ることを夢見ており、理由は「自分を変えたい」と思っているからと言ったが、後に養母の病気を治せる薬を街の外に探しに行きたいからとも言っている。 錬金術の国の王子 魔法の王国と戦争をしていた時代の錬金術の国の王子。金色の髪と蒼い瞳を持っていた。錬金術の他にも魔法の才能にも長けていた。しかし王国の魔神から教わった知識により、このままだと大人になる前に自分が死ぬことを知ってしまう。そこで魔神の助けを借りて、この世界の外に時が止まった黒水晶と雲母でできた屋敷を作り、自身の体を機械に変えて生き続けた。魔法の鏡でこの世界を見ることができ、サファイヤの成長を見守ってきた。
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