ひらがなとは? わかりやすく解説

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ひら‐がな【平仮名】

読み方:ひらがな

仮名の一。漢字草体から作られ草仮名(そうがな)をさらに簡略化したもの平安初期から中期にかけて、主に女性が歌や手紙を記すのに盛んに用いたことから発達した女手(おんなで)。かんな。かな。→片仮名真名(まな・まんな)

[補説] 字体種々あるが、明治33年1900)の小学校施行令以来一般に用い48字(「いろは」47字と「ん」)以外を変体仮名として区別するようになった


ひらがな

作者おーなり由子

収載図書てのひら童話 2 空のともだち
出版社角川書店
刊行年月2005.7
シリーズ名角川文庫


平仮名

( ひらがな から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/07 03:00 UTC 版)

五十音撥音


  1. ^ “平仮名:9世紀後半の土器から発見 最古のものか”. 毎日jp (毎日新聞). (2012年11月28日). オリジナルの2012年12月1日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20121201033436/http://mainichi.jp/select/news/20121129k0000m040087000c.html 2020年4月14日閲覧。 
  2. ^ 既に空海と同時代からこのような説明がなされていたことが江談鈔などに記されている。後代でも度々このように説明されている。14世紀後半に成立した『仮名文字遣』(行阿著)には、「行阿思案するに、権者(空海)の製作として真名(漢字)の極草の字を伊呂波に縮なして…」とあり、すなわちいろは歌を作ったのが弘法大師空海であるという伝承から、いろは歌を記すために「真名の極草」から平仮名を作ったのも空海であるということである。これはのちの『仮字本末』(伴信友著)にも、「空海僧都、その草体の仮名にもとづきて、さらに目安くなだらめ書きて、四十七音の字体を製り定めて…」とある。『国語学大系』第七巻・第九巻(厚生閣、1939年)所収『仮名文字遣』および『仮字本末』参照。
  3. ^ 平安和歌刻む土器出土 全国初 平仮名確立の時期裏付け/山梨・甲州ケカチ遺跡産経新聞ニュース2017年8月27日
  4. ^ 実際に冒頭の一節に「男もすなる日記といふものを、女もしてみむとてするなり」というくだりがある。ただし平成18年(2006年)に小松英雄が行った検証によると、この日記は女性に仮託したものではなく、冒頭の一節は「漢字ではなく、仮名文字で書いてみよう」という表明を、仮名の特性を活かした技法で巧みに表現したものであるという。
  5. ^ たとえば『日本随筆大成』第2巻(吉川弘文館、1927年)など。
  6. ^ 例えば『去来抄』中村俊定、山下登喜子 解説、笠間書房、1969年など。
  7. ^ 「[東京築地活版製造所]活版見本」野村宗十郎 編、東京築地活版製造所、1903年
  8. ^ “駅名、ひらがなブームから漢字に回帰 JR西”. 神戸新聞NEXT. (2015年10月28日). オリジナルの2015年10月28日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20151028093252/https://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201510/0008518756.shtml 2020年4月14日閲覧。 
  9. ^ 浜松市立雄踏小学校
  10. ^ 藤木TDC (2013年7月30日). “【数字で検証】それほど有効なのか?「ともあき、のぶあき...」保守系政党ほど平仮名での立候補にこだわる謎”. 日刊ナックルズ. オリジナルの2013年8月6日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20130806050027/http://n-knuckles.com/case/politics/news000110.html 2020年4月14日閲覧。 


「平仮名」の続きの解説一覧

ひらがな

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/23 00:13 UTC 版)

「かな」の記事における「ひらがな」の解説

安西かな - グラビアアイドル、旧芸名はかな。 かな - ケータイ小説家。[要出典]

※この「ひらがな」の解説は、「かな」の解説の一部です。
「ひらがな」を含む「かな」の記事については、「かな」の概要を参照ください。

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ひらがな

出典:『Wiktionary』 (2019/06/21 03:40 UTC 版)

名詞

ひらがな仮名

  1. 仮名一種漢字草書体起源とするもので、片仮名比べ字体にまるみがある。現代日本において、和語送りがな助詞助動詞記載するのに用いられ文章基盤となっている。

語源

  • 角のないことを表す(ひら)と真名(まな、漢字のこと)に対す仮名(かんな、後にかな)から。

背景

平仮名万葉仮名草体化した草仮名から、より一層草体化が進んだ果て成立したものだが、本来、平仮名とは文章一句途切れずに書く連綿体用いるのが当然の作法であり、現在のように一字一字離して書くのは、西洋から本格的な活版印刷技術もたらされ影響よる。また、早期字体統一進んだ片仮名とは異なり平仮名には多く異体字存続した。今日ではこれらを変体仮名総称するが、これらの字体20世紀でも現役使われ続けていた。このように現代平仮名と、近代までの平仮名とでは、その特徴にかなり大きな隔たりがある。

訳語

日本独自のものであるため、「ひらがな」を音写したものがそのまま使われていることが多い。

関連語


「 ひらがな」の例文・使い方・用例・文例

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