高千穂峰 登山

高千穂峰

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/28 15:08 UTC 版)

登山

新燃岳噴火の影響でしばらく登山禁止となっていたが、2012年7月15日より解禁された。 標高は韓国岳より低いが急な斜面と石が大量に転がっているため、霧島連山中登山するのに最も苦労する。また、馬の背付近では御鉢火口縁がそのまま登山道になっており、特に風の強い日などは火口へ滑落する危険が大きい。これらの理由から、登山にはトレッキングポールを持参するのが望ましい。御鉢、新燃岳など霧島山系の火山活動の状況によっては入山が規制される場合があるので、気象庁の噴火警報・予報、鹿児島県霧島市の防災情報等を事前に確認しておく必要がある。

避難小屋に1925年(大正14年)に個人が設置した「高千穂峰山頂避難小屋」がある[7]2015年(平成27年)に総務省九州管区行政評価局がまとめた調査[8]では、現地調査の結果、常時開放されているため老朽化が進行しているが、雷や風雨はしのげる状況と思われるとしている[7]

参考画像

高千穂峰から見た霧島連峰

脚注

関連項目

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注釈

  1. ^ GNSS測量等の点検・補正調査による2014年4月1日の国土地理院『日本の山岳標高一覧-1003山-』における改定値。なお、旧版での標高は1,573m。

出典

  1. ^ 基準点成果等閲覧サービス”. 国土地理院. 2011年11月3日閲覧。
  2. ^ 日本の主な山岳標高(宮崎県)”. 国土地理院. 2011年11月3日閲覧。
  3. ^ “標高値を改定する山岳一覧 資料1”. 国土地理院. https://www.gsi.go.jp/common/000091072.pdf 2014年3月26日閲覧。 
  4. ^ 河野耕三 「霧島山の植生」 宮崎県総合博物館編・発行 『宮崎県総合博物館総合調査報告書 霧島山の動植物』 2004年
  5. ^ 襲国コトバンクhttps://kotobank.jp/word/%E8%A5%B2%E5%9B%BD-554978 
  6. ^ 小学館 大辞泉熊襲 くまそコトバンクhttps://kotobank.jp/word/%E7%86%8A%E8%A5%B2-55947 
  7. ^ a b 2.5 霧島山 - 総務省
  8. ^ 「常時観測火山における登山者等の安全確保に関するアンケート」調査の結果について - 総務省九州管区行政評価局


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