アオザメ アオザメの概要

アオザメ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/11 18:45 UTC 版)

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アオザメ
アオザメ
Isurus oxyrinchus
保全状況評価[1]
ENDANGERED (IUCN Red List Ver. 3.1 (2001))
大西洋亜個体群
VULNERABLE (IUCN Red List Ver. 3.1 (2001))
北東太平洋亜個体群
NEAR THREATENED (IUCN Red List Ver. 3.1 (2001))
インド洋西太平洋亜個体群
VULNERABLE (IUCN Red List Ver. 3.1 (2001))
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 軟骨魚綱 Chondrichthyes
亜綱 : 板鰓亜綱 Elasmobranchii
: ネズミザメ目 Lamniformes
: ネズミザメ科 Lamnidae
: アオザメ属 Isurus
: アオザメ I. oxyrinchus
学名
Isurus oxyrinchus
Rafinesque, 1809
英名
Shortfin mako shark
Shortfin mako
アオザメの生息域

名称

属名 Isurus は「(上下の長さが)等しい尾」というギリシア語に由来し、三日月形の尾鰭を指す[2]。種名のoxy は「鋭い」、rynchus は「吻」という意味のギリシア語に由来する[2]

和名の“アオザメ”は体色が青色のサメであることから。英名の「mako」 とは、マオリ語で「サメ」の意[2]。英名では更に、長い胸鰭をもつバケアオザメを“Longfin mako”と呼ぶことから、アオザメを“Shortfin mako”として区別している。

分布

世界中の暖海域に広く分布する。外洋性。

形態

Isurus oxyrinchus

最大で全長400センチメートル、体重505.8キログラム[3]。平均的な成魚は全長約3.2メートル、体重60-135キログラム程度である[2]。体型はマグロ類などの高速遊泳魚と同じ流線型。背側の体色は鮮やかな光沢のある青色、メタリックブルー。腹側は白色。その境界は明瞭である。吻は扁平で尖る。目は黒く大きい。第二背鰭、臀鰭は小さい。尾鰭は三日月形。尾柄部には隆起線がある。

両顎歯は同形。歯の形状は単尖頭の牙状で、内側に向かってやや湾曲する。縁は鋭く滑らかで、鋸歯縁をもたない。

生態

サメ類の中で、最も高速の18ノット(時速35キロメートル)以上の速さで泳ぐといわれる、非常に活動的な種[要出典]。毛細静脈と毛細動脈が緻密に入り組んだ熱交換システムの(奇網)を筋肉の周囲に備え 、体温を周囲の海水温よりも高く保ち、冷たい海水中でも筋肉の運動性を維持できる(類似の組織は高速遊泳を行うマグロ類やカジキ類などにも見られる)。体は流線型で、水の抵抗を受けにくい。尾鰭は長時間かつ高速の遊泳に適した三日月形である。

胎生ネズミザメ目に見られる卵食型で、胎仔は子宮内で孵化したのち未受精卵を食べて育つ。3年に一度繁殖を行い、妊娠期間は15~18ヶ月[1]。産仔数は4~25尾で、産まれたときのサイズは60~70センチメートル[1]。成熟年齢は雄7~9歳、雌18~21歳[1]。寿命は29~32年と見積もられている[1]


  1. ^ a b c d e f Cailliet, G.M., Cavanagh, R.D., Kulka, D.W., Stevens, J.D., Soldo, A., Clo, S., Macias, D., Baum, J., Kohin, S., Duarte, A., Holtzhausen, J.A., Acuña, E., Amorim, A. & Domingo, A. 2004. Isurus oxyrinchus. In: IUCN 2011. IUCN Red List of Threatened Species. Version 2011.1. <www.iucnredlist.org>. Downloaded on 23 June 2011.
  2. ^ a b c d e Biological Profiles: Shortfin mako Florida Museum of Natural History, Ichthyology Department.
  3. ^ Isurus oxyrinchus Froese, R. and D. Pauly. Editors. 2011.FishBase. World Wide Web electronic publication. www.fishbase.org, version (06/2011).
  4. ^ a b c 「平成22年国際漁業資源の現況: アオザメ」 水産庁・独立行政法人水産総合研究センター。
  5. ^ Egypt says sharks that mauled Red Sea swimmers nabbed
  6. ^ 板鰓類研究会報14号・沖縄の板鰓類と大水槽における飼育より
  7. ^ a b c Shortfin mako (Isurus oxyrinchus) in Captivity” (2019年1月). 2019年3月16日閲覧。
  8. ^ 串本海中公園公式Twitterツイートより
  9. ^ 神戸市立須磨海浜水族園公式Twitterツイートより
  10. ^ 日本ウミガメ協議会公式Twitterツイートより
  11. ^ 葛西臨海水族園公式Twitterツイートより
  12. ^ 八景島シーパラダイス公式Twitterツイートより
  13. ^ 八景島シーパラダイス公式Twitterツイートより
  14. ^ 国営沖縄記念公園水族館 (1988). 水族館動物図鑑 沖縄の海の生きもの. 財団法人 海洋博覧会記念公園管理財団. pp. 129 
  15. ^ 日本におけるカタカナ表記は「マコシャーク」「メイコーシャーク/メイコシャーク」等。


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