minutes
「minutes」とは、議事録を意味する表現である。
「minutes」とは・「minutes」の意味
「minutes」とは、「分」「瞬間」「覚書」などを意味する名詞「minute」の複数形であり、会議や集会などで行われた議論や決定事項を記録した「議事録」のことである。「minutes」の発音・読み方
「minutes」の発音記号は「ˈmɪnəts」である。カタカナで表記すると、「ミニッツ」となる。最初の音節がアクセントされ、「i」の音は短く強く発音される。「minutes」の語源・由来
「minutes」の語源・由来は、ラテン語の「minuta」という単語に遡ることができる。この単語は、「小さなもの」を意味する「minutus」から派生したもので、議事録が作成される際には時間を単位として分割され、その分割された時間ごとの議論や決定事項をまとめた「小さなもの」という意味が含まれている。その後、「minuta」は中英語に取り入れられ、「minute」という綴りで現代英語にも引き継がれ、複数形の「minutes」として使われるようになった。「minutes」と「minute」の違い
「minute」は、一分の時間や、非常に小さなものを表す単語である。一方、「minutes」は、「minute」の複数形であり、「議事録」を指す。議事録は、会議の進行状況や決定事項、議論内容、投票結果などをまとめたものであり、後で参照するために作成される。「minutes」が「議事録」の意味になる理由
「minutes」が「議事録」の意味になる理由は、中世ヨーロッパにさかのぼる。当時、カトリック教会の教会会議では、議論や決定事項をまとめた文書を作成していた。この文書は、ラテン語で「Acta minuta」(短い行為)と呼ばれ、英語では「minutes」と翻訳された。その後、この手法は世俗的な会議でも採用されるようになり、現代でも会議や集会において、議論や決定事項をまとめた文書を「minutes」と呼ぶようになった。つまり、「minutes」が「議事録」と呼ばれる理由は、中世ヨーロッパにおいて教会会議において使われた「Acta minuta」という用語に由来するものであり、これが現代に受け継がれてきたものである。「minutes」を含む英熟語・英語表現
「meeting minutes」とは
「meeting minutes」とは、「会議の議事録」を意味する表現である。「meeting」は、「会議」を意味し、「minutes」は、「議事録」を指す。「meeting minutes」は、会議の進行状況などをまとめた文書であり、後で参照するために作成される。会議の出席者全員に配布され、承認された場合は公式な文書となる。
「minutes' walk」の使い方とは
「minutes' walk」とは、「徒歩~分」という意味の表現である。ある場所から目的地までの歩行時間を表現する際に使われる。例えば、「It's about five minutes' walk from here.」は「ここから歩いて約5分です。」という意味になる。
また、同様の意味で「a 〇-minute walk」という表現もある。「〇-minute」は形容詞として使われているため、複数形のsはつけない。○には具体的な数値が入り、その数値が目的地までの歩行時間を表す。例えば、「It's a ten-minute walk from here to the park.」は、「ここから公園まで歩いて10分かかります。」という意味になる。
「minutes」に関連する用語の解説
「minute」とは
「minute」とは、複数の意味を持つ単語である。
名詞として「分」「瞬間」「下書き」「覚書」「議事録」などの意味がある。動詞としては「時間を正確に測る」「議事録をとる」などの意味がある。発音は、名詞・動詞ともに「mínət」、カタカナで「ミニト」である。
また、形容詞として「非常に小さい」という意味がある。例えば、「a minute amount of sugar」は、「ごくわずかな砂糖」という意味になる。「詳細な」という意味もあり、「a minute examination of the evidence」は、「証拠の詳細な調査」という意味になる。形容詞で使われる場合、発音記号は「mɑɪnjúːt」、カタカナにすると「マイニュート」である。
「minit」とは
「minit」という単語は、通常の英語の語彙には存在しない。
「Minit(ミニット)」とは、アメリカのゲームソフト販売会社が発売したアクションアドベンチャーゲームのことである。1分後に死んでしまうという呪いがかかった主人公が、その呪いを解くために世界を旅する。
「1minutes」とは
「1minutes」という表現は誤りであり、正しくは「1 minute」となる。「1 minute」は、「1分間」という意味を表す。
「20minutes」とは
「20 minutes」は、「20分間」という意味を表す。また、フランスで発行されている無料日刊紙のことである。
「minutes」の使い方・例文
・「taking minutes」会議で議事録を作成することを指すAs the secretary, it was my responsibility to take minutes at the meeting.(書記として、私は会議で議事録を取る責任がありました。)
・「meeting minutes」会議の議事録のことを指す
The meeting minutes from last month's board meeting were approved and distributed to all members.(「先月の取締役会議の議事録が承認され、すべてのメンバーに配布されました。)
・「approving minutes」会議の議事録が正確に作成されたかどうかを確認し、承認することを指す。
We need to review and approve the minutes from the last meeting before we can move forward with the next agenda item.(次の議題に進む前に、前回の会議の議事録を確認して承認する必要があります。)
・「minutes template」議事録を作成する際に使用されるテンプレートのことを指す。
Our organization has a standard minutes template that we use for all meetings to ensure consistency and completeness.(私たちの組織では、すべての会議において一貫性と完全性を確保するために、標準の議事録テンプレートを使用しています。)
議事録
議事録(ぎじろく)、会議録(かいぎろく)とは、会議の内容の文字による記録である。速記に基づいて普通の文字で記載したものを特に速記録(そっきろく)という[1]。民事訴訟の口頭弁論の記録である口頭弁論調書や刑事訴訟の公判の記録である公判調書は議事録・会議録に類するものである。
作成の目的
議事録を作成する目的は会議により様々であるが、例えば、次のようなものがある。
- 会議出席者にとっての備忘録
- 会議出席者以外との情報共有
- 会議で決定した事項の明確化・証明
- 適正な手続を経て議決したことの証明
また、議事録・会議録の作成が法律で義務付けられている場合もある[2]。
内容
議事録は多くの場合、以下の内容を含む。
- 会議の開催日時
- 会議の開催場所
- 会議の出席者
- 議事の内容
議事の内容の記録形式は大きく分けると次の2通りである。
- 録音または速記した話し言葉をほぼそのまま文字に書き起こしたもの。演劇の台本のように、会議の出席者の発言が時系列に沿って並ぶ。例は日本の国会会議録[3]、日本の内閣の閣議の議事録[4]。
- 会議中に録音・メモ・記憶した内容に基づいて、議事を整理の上、書き言葉を使ってまとめたもの。記述の順序は必ずしも発言の時系列と一致しない。箇条書きや略記により簡潔にまとめることがある。例は日本銀行政策委員会の金融政策決定会合の「主な意見」と「議事要旨」[5]
いずれの記録形式を採用した場合でも、議事録作成者が会議出席者の発言を正確に文章化できないおそれがある。この点については、議事録の案を示して発言者などの関係者に確認、訂正させた上で、関係者の最終的な承認を得て完成版の議事録とする場合がある[6]。
出典
「minutes」の例文・使い方・用例・文例
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