amount of
「amount of」とは、の量・総額のことを意味する表現。
「amount of」とは・「amount of」の意味
「amount of」は「~の量」「~の総額」という意味の英語表現である。「amount」は「量・総額」以外にも「要旨」「価値」などの意味もあるので、文脈や冠詞によってはそういった訳になることもある。「amount of」の後には不可算名詞(数えられないもの・複数形にならないもの)を取ることが多い。なお、この単語自体は量の大小などの意味を含んでいないため、「たくさんの」といった意味を表したい場合は、「large」などの形容詞を追加する必要がある。「amount of」の発音・読み方
「amount of」は「əmáunt əv(アマウントオブ)」という発音になる。最初の「a」は「ə」という発音で、日本語の「ア」とは異なる発音であるため注意が必要である。これは「曖昧母音(シュワ)」と呼ばれるもので、口を半開きにして、やや力を抜いて発音するのがコツである。次の「mou」は「máu」となり、「マウ」に近い音である。ここには強勢が置かれる。「nt」は力を抜いて発音する。「of」の「o」も再びシュワ音の「ə」である。「of」は強調する必要がないので、軽く発音する。「amount of」の語源・由来
「amount of」はラテン語「ad montem」に由来する。「ad montem」は「上に向かう」という意味であったが、中世フランス語の「amont」になると、「量」という意味に変わっていった。特に「金額」や「数量」といった意味で使用された。ここから英語の「amount」が派生し、16世紀以来使用されている。最初は、特定の数量や金額を示すために使用されたが、現代では、より一般的な「量」という意味で使用されることが多くなっている。「amount of」と「number of」の違い
「amount of」と「number of」は、ともに「量」という意味を持つが、使い方の違いがあるので注意が必要である。「amount of」は、不可算名詞(uncountable noun)に対して使われる。つまり、数えられない物質や抽象的な概念を表現するために使用される。例えば、水や空気、砂糖、時間、お金などが挙げられる。一方「number of」は、可算名詞(countable noun)に対して使われる。つまり、数えられる物を表現するために使用される。人、動物、車、家などが挙げられる。例えば、「The number of people attending the event was over 100.」(このイベントに参加した人数は100人以上だった。)、「The number of cars on the road is increasing every year.」(道路上の車の数は毎年増加している。)というように、数量を表現する際に使用される。「amount of」を含む英熟語・英語表現
「amount of」を含む英熟語や英語表現には以下のようなものがある。「the amount of 」とは
「the amount of」は「~の量」という意味である。「of~」の量を表したい場合は、次の例文のように冠詞として「the」を付ける。「The amount of money we spent on vacation was more than we anticipated.」(バケーションにかけたお金の額は予想以上だった。)
「large amount of」とは
「large amount of」とは、「大量の」という意味を表す表現である。
「in the amount of」とは
「in the amount of」は「~の金額で」「~の額として」という意味を表す表現である。
「a amount of」とは
「amount of」は「the」という冠詞を使うことが多いが、以下の例文のように「a 形容詞 amount of」という使い方も一般的である。「The company invested a substantial amount of money in research and development.」(その企業は研究開発に相当額の資金を投資した。)
「a huge amount of 」とは
「a huge amount of」は「膨大な量の」という意味を表す表現である。「huge」をより強調するため、「very」や「extremely」と組み合わせるという使い方もできる。
「amount of」に関連する用語の解説
「amount of」に関連する用語には以下のようなものがある。「quantity」は「個数・数量」「大きさ」を表す表現である。この用語は物質的なものだけでなく、抽象的なものにも適用される。例えば、言葉の数や時間の量を表すこともできる。「volume」は「体積」を表す。物質が固体、液体、気体であっても使用される。「amount due」は「支払額」のことである。請求書や領収書などで、支払うべき金額を表す。「gross amount」は「総額」という意味である。商品やサービスの価格や、手数料などを含む、総計の金額を表す。ただし、税金や割引額は含まれない。「amount of」の使い方・例文
「amount of」は以下の例文のように使用することができる。「The amount of sugar in this recipe seems excessive.」(このレシピに含まれる砂糖の量は過剰のようだ。)
「The amount of rainfall in this region has decreased significantly over the past decade.」(この地域の降水量は過去10年間で大幅に減少している。)
「The amount of traffic on the highways increases during rush hour.」(高速道路の交通量はラッシュアワーに増加する。)
「We need to reduce the amount of waste we generate.」(私たちは生成するごみの量を減らす必要がある。)
「The amount of money needed to start a business can vary depending on the industry.」(ビジネスを始めるために必要なお金の額は、業界によって異なる場合がある。)
「The amount of time it takes to complete this project will depend on the resources available.」(このプロジェクトを完了するために必要な時間は、利用可能なリソースによって異なる)
「The amount of support we received from the community was overwhelming.」(コミュニティから受けた支援の量は圧倒的だった。)
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