議論内容
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 22:35 UTC 版)
ゲーマーゲートには「プロゲーマーゲート(Pro-GamerGate)」と「アンチゲーマーゲート(Anti-GamerGate)」が存在する。 プロゲーマーゲートは、開発者とゲームメディアのジャーナリストの癒着によるゲーム業界腐敗を主張する。一方アンチゲーマーゲートは、開発者とゲームメディアのジャーナリストの癒着に対して同意することも多々あるとした上で、男性のゲーマはミソジニーだと批判した。ゲーマーゲートの議論内容は多岐に渡るが、代表的なものには以下がある。 ゲーム内での女性への扱いの不具を唱えるラディカル・フェミニストについて ゲームにポリティカル・コレクトネス(政治的正しさ)を求めることについて フェミニストをバッシングする人について ゲームメディアがゲーマーゲートを調子づかせた問題 ゲームメディアとゲーム業界の癒着問題 ゲームメディアに広告をだした企業へのクレーム問題 ネット叩きはいじめである問題 ゲーマーゲートが作成したポスターには「個人攻撃に反対します。ゲーム業界での女性の進出もサポートします。しかし、バイアスのある腐敗したゲームジャーナリズムは許しません」と書かれている。中には、これ以上オンラインハラスメントや暴言を助長したくないというゲーマーゲートも存在する。 ゲームやメディアのあり方、性差別の問題を真面目に議論している人々も多く、この問題をゲーム業界だけでなく、ネットのモラル向上の役立たせようという動きもあった。北米の大手新聞『ワシントン・ポスト』は、ゲーマーゲート問題をきっかけに、ゲームについての議論が再燃したことに意味があるといった記事を掲載した。
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