Xioの関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 08:25 UTC 版)
風間 イサム(かざま イサム) 第9話に登場。ワタルの弟。20歳。 兄の背中を追いかけて大学生ラグビー選手となったものの、思うように戦績を挙げられずヤケを起こして寮を脱走し、ナックル星人ナクリ、バルキー星人ハルキ、イカルス星人イカリが住むシェアハウス「星雲荘」を訪れ、共同生活を送ることになる。当初は彼らが宇宙人であることを知らなかったが、正体を知っても彼らに悪意がないことを理解しXioへの通報を止めたり、庇ったりした。その直後、ひょんなことから彼らと共に「チーム星雲」を結成し、ババルウ星人率いる暗黒星団チームとラグビー勝負を行うことになる。その実戦ではババルウ星人やケムール人の反則的な戦法に51対0まで追い込まれるも、後半戦で怒りを爆発させて逆転し、52対51で勝利した。暗黒星団がウルトラマンエックスに撃退された後は、顧問やチームメイトたちの励ましもあり、寮に戻っていった。企画段階ではワタルの弟を登場させる案のほかにワタル本人が宇宙人と関わるという案も考えられていた。 神木 裕美(かみき ひろみ) 第15話に登場。神木の一人娘で、日産自動車の店舗に勤める21歳。 11年前に母の最期を単独で看取って以来、時には家族よりも優先せねばならない父の職務を理解しながらも内心苦しみ続け、そのまま父娘の会話が途切れてしまっていた。 第15話で尾形大助という男性との結婚を父に報告するも、彼の多忙さを理解してのことか、招待状に添えられた一文は「暇なら来てください」と素っ気無い物であった。それがきっかけで久々に父と再会するが、やはり父娘の会話はぎこちなく、「本当は式に来て欲しい」という本心を伝えられずにいた。 結果的に、父は街に現れたゴメス(S)を撃退するため式には間に合わなかった。だが式を挙げ夫や参列者が帰宅した後もチャペルに残り、父を待ち続ける。それは、11年前の哀しき記憶からようやく一歩踏み出した父娘二人だけのヴァージンロードを歩くためであった。 劇場版では、その後親子の仲が少しずつ修復され、手作りの菓子を父に渡していることが語られる。 橘 かおる(たちばな かおる) / 橘 みちる(たちばな みちる) 第16話・第20話に登場。橘の実娘の姉妹。母親への尊敬の念は深い。 第20話ではカナダのキャンプ場にいた所をベムラーに襲われるがウルトラマンネクサスに助けられる。 橘 祥吾(たちばな しょうご) 第20話に登場。さゆりの夫。職業は医師で、怪獣災害を避けるために2人の娘を連れ、カナダへと移住している。娘たちを救ったネクサスを目撃した時、何かを悟ったようにしていた。演じる川久保拓司は『ウルトラマンネクサス』で主人公・孤門一輝役を務めており、本役は設定上別人だが孤門を意識した演技を行っている。当初、川久保の出演予定はなかったが制作統括の岡崎聖の提案により起用された。 相沢 サクラ(あいざわ サクラ) 第17話に登場。怪獣災害から逃れるため、母のかおりと共に田舎町の多々良町に引っ越してきた少女。9歳。 新居がいわくつき物件であることの主たる原因なピグモンと出会い、一緒に遊ぶことで次第に親交を深めていく。ピグモンが大衆の面前に姿を現した際も、ピグモンの友好性を信じ、また自分たちが「友達」同士であることを主張し続けた。 そして事態の収束後もピグモンとは友達の関係が続いており、大地の掲げる「怪獣との共存」を小さな形ながらも実現させた。 菜々子(ななこ) 第18話に登場。幼馴染のワタルに紹介された縁で「喫茶 りんどん」のアルバイト店員として働く24歳。 店で出会ったハヤトと仲睦まじい関係になっていく一方、ワタルに対しては幼馴染以上の感情を持っていなかったらしく、彼が密かに抱く想いには気付きもしなかった。それゆえにワタルは失恋の憂き目に遭ってしまう。
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