クロベ
ねずこ (鼠子)
●わが国の本州、中部地方から中国地方、四国に分布しています。山地から亜高山帯に生え、高さは30メートルほどになります。葉は鱗片状で「ヒノキ」より大きく、裏面に目立たない気孔線があります。雌雄同株で、3月から4月ごろ花を咲かせます。球果は1センチほどの卵円形で、上向きにつきます。別名で「クロベ(黒檜)」とも呼ばれ、木曽五木のひとつに数えられます。
●ヒノキ科ネズコ属の常緑高木で、学名は Thuja standishii。英名はありません。
ネズコ: | ラインゴールド 児手柏 匂い檜葉 鼠子 |
ネズミサシ: | ウェスタンジュニパー コロラドびゃくしん・スカイロケット 利尻柏槙 |
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〓子
久呂倍
五郎檜葉
姫翌檜
檜
檜葉
赤檜
黒檜
黒檜杉
黒部
黒部杉
鼠子
クロベ
(Thuja standishii から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/14 10:16 UTC 版)
クロベ[22][23][24](黒檜、学名: Thuja standishii)は、裸子植物マツ綱のヒノキ科クロベ属(ネズコ属[22])の1種である。ネズコ(鼠子)ともよばれ、これを標準名としていることもある[5][25]。高木になる常緑針葉樹であり(図1)、小枝は十字対生する鱗片状の葉によって扁平に覆われ、裏面の気孔帯は目立たない。"花期"は5月、球果はその年の秋に熟し、木質、果鱗は肥厚せず瓦状に重なる。日本固有種であり、本州と四国の山地帯から亜高山帯に分布する。材は建築用などに利用され、木曽五木の1つとされる。
- 1 クロベとは
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