Taxiとは?

タキシー [1] 【taxi】


タクシー [1] 【taxi】


タクシー タクシーのりば Taxi/Taxi stop

タクシー (画像をクリックすると拡大します)  

タクシー

(Taxi から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/06/16 14:22 UTC 版)

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タクシー(taxi)とは、運転手と車両とを貸し切る形で少人数の旅客輸送する公共交通機関、およびその用に供する車両である。通常、旅客が任意の目的地を指定できる。現代では一般に自動車が使用される。

前史

17世紀のハックニーキャリッジの大型四輪馬車。画像はWalter GilbeyEarly Carriages and Roads (1903年) から。

が交通の中心を担っていた時代、次第に人々は村や都市を作って生活するようになっていった。馬車は、長くその最たる移動手段であり、人員や貨物の移送手段として使用され続けていた。馬車を所有する者の中には代価を取ることで移送を代理する営利目的として運用する者が現れ、タクシーの原型が作られた。日本では江戸時代からの駕籠(かご)や明治からの人力車などが主にその役割を担っていた。

仕組み

タクシーは空港港湾観光地・市街地などに設けられたタクシー乗り場から乗車するのが基本であるが、電話で任意の場所を指定して呼び出すことも可能である。上級のホテルレストランなどでも、タクシー乗り場を常設したり、利用者の要求に応じてタクシーを呼び出してくれるサービスを行っていることもある。また、都市によっては、タクシーが空車状態で走行する、いわゆる流し営業が行われており、その場合は空車を表示しているタクシーを見つけ次第、その場でタクシーに向かって手を上げることで乗車できる。

以上のような方法でタクシーに乗り込んだら、運転手に行き先を告げて目的地まで運んでもらう。

タクシーでは、運転手は旅客が希望する任意の場所までの移動を引き受け、目的地へ到着したら旅客から対価を受け取ることで商売が成立している。旅客が乗車している際には旅客の貸し切り状態となるため、密室空間が完成する。

ウーバー型配車サービスの普及

2009年にアメリカ合衆国で、顧客がインターネット予約システムを利用し、一般タクシーはもとより登録している一般車両を呼び出すUberに代表される新しいシステムの構築が始まり、2014年12月31日だけで世界で約200万人がUberを利用するなど急速に普及が進んだ[1]。なお、日本では、同様のサービスをいわゆる白タク行為であるとして認められていない。世界的な普及が拡大する一方で、各国で既存の規制等との軋轢が生じているほか、一般者がサービスを提供することに起因する犯罪も問題視され始めている[2][3]

料金制度

運賃料金

タクシーの料金を徴収する上で、主に2種類のシステムがある。一つは走行距離や走行時間から運賃を自動的に計算するメーター制、もう一つは事前に運転手との交渉によって料金を決める交渉制である。また、事前に目的地までのクーポンを購入したうえで乗車するクーポンタクシーも一部ではある。

メーター制
車内に料金計算・表示用のメーター(タクシーメーター)を設置し、走行距離や走行時間に応じて比例した運賃を収受するシステムである。初乗り運賃が基本であり、所定の走行距離に達するか、所定の走行時間に達するごとに運賃を一定額ずつ上乗せしてメーターに表示していく。降りるときに、その時点で表示されている料金を支払う。料金メーターの誤差はあり得るものの公平性・明朗性の高い料金収受方式であり、先進国あるいは先進国と同等の生活水準を持つ国では標準的な方式である。
交渉制
乗車前に運転手と交渉し、料金を決める方式。メーターの設置費・維持費はかからないが、交渉力の差で料金が変わってしまうため、公平性・明朗性に欠ける。発展途上国にこの方式のものが多いが、例えば、アメリカ合衆国であっても、ニューヨークなど一部の大都市を除くと、比較的多く見られる。これは、メーターの正確性について、公的な担保が得られていないことが一因と思われる。

チップ

一部の国(主に欧米文化圏)ではチップの概念があり、提示された料金よりいくらか上乗せして払う慣習がある。ヨーロッパ北アメリカの国々では料金の10%-15%程度をチップとして上乗せして支払う。他の欧米文化圏では、釣り銭を受け取らなかったり、ごく小額の小銭を手渡したりすることでチップとする慣習の国もある。

チップを受け取ることで、運転手は満足なサービスを行おうという気持ちから客の荷物を運んだりと運転以外のサービスをする事がある。また、運転手が経路を知らない場合、利用者はそれを教えなければならなくなるが、その際にはチップを減額する。

運転手

任意の場所に旅客を輸送するという目的上、運転手(乗務員)には安全運転の知識・技術のほかに、自分が運転する地域の深い地理的知識を要求される。ただし昨今はナビゲーションの利用により遠隔地への運用が可能となっている。 国、地域によってはタクシー運転業務に従事するのに特別な資格・免許などが必要な場合がある(例として日本第二種運転免許ロンドンタクシーのノリッジ試験、ニューヨークイエローキャブのメダリオン、韓国のタクシー運転資格など)。

営業に必要な免許や資格を取得せずに自家用車などを用いて違法に営業するタクシーを白タクという。空港や大都市中心部などでタクシーを利用しようとしている人に声をかけ、乗車後に高額な料金を請求したり、金品を奪う例がある。白タクの「白」は、日本において正規のタクシーのナンバープレートが事業用を表す緑色なのに対して、自家用車のナンバープレートが白色であることに由来する。これは法律によって規制されている。

日本における特徴は女性がタクシーの運転業務に従事していることである。これは日本の治安状況が極めて良いという事情によるものである。諸外国においては男女平等が徹底している欧米先進国においてもタクシーの運転に関しては女性の進出はほとんど見られない。なお、台湾においては、夜間に女性が安心して乗車できるよう、女性運転手のタクシーを呼び出すサービスを行うタクシー会社がある。

車両

主に4ドアセダン型の乗用車が使われるが、ロンドンタクシーなどのように専用車両が用いられている例もある。また、ニューヨークのイエローキャブに代表されるように都市ごとに統一された塗装が施されている場合と、日本など同じ都市内でも不統一の場合とがある。

後部座席のドアは、運転手が乗客に代わって運転席から開閉するドアを採用している国がある。このドアの仕組みをタクシーに採用したのは日本が世界初であり、本来の意味とは違うが自動ドアと呼ばれる(初期のものは完全な手動であり人力で開閉されていたが、最近ではエンジンの吸気負圧を利用してドアを動作させるものもある。 [4] [5]) 現在は香港のタクシーでも、同じ仕組みを見られる。

日本のタクシー

日本では、経営形態の差異により、主に複数の運転者・複数の車両により経営許可を受けた法人(企業)により運営される、いわゆる「法人タクシー」と、運転者自身が1両の車両のみを用いて運行する「個人タクシー」に分類されている。

タクシーに使用される主な車種

アメリカ合衆国ニューヨークシカゴなど)

※1970年代後半から80年代にかけてプジョー・504、505、また1990年代後半にはいすゞ・オアシスホンダ・オデッセイ(初代)のバッジエンジニアリング車)が採用されたことがあるが、耐久性の面で難があった事からいずれも早期に廃車となった。

カナダトロントバンクーバーなど)
イギリスロンドン
インド
オーストラリア
シンガポール (Taxicabs of Singapore)
スペイン
タイバンコク
ドイツフランクフルト
フランスパリ
北欧諸国(スウェーデンストックホルムフィンランドヘルシンキデンマークコペンハーゲンほか)
  • ボルボ、メルセデス・ベンツ・Eクラスなど
ロシアモスクワ
  • GAZのヴォルガを使用している場合が多く、車体は黄色に塗られている。無線予約が可能なタクシー会社も存在しているが、需要に対してタクシーの台数が少ない事から、一般車のドライバーと料金交渉の上でタクシーとして利用する、いわゆる「白タク」の利用が一般的である。
韓国
中国上海北京
香港香港的士 (中国語版)Taxis of Hong Kong (英語版)
  • トヨタ・クラウンコンフォート (99%)、日産・セドリックセダン - 日本と同じく窓に日本語で「自動ドア」の表示がある。もちろん、運転手がドアを開けることができるが、実際は乗客が自分で開閉することが多い。また、近年はトヨタ・プリウストヨタ・ノアフォード・トランジット日産・NV200などの導入もある。
  • タクシーの色は、営業区域ごとに色分けされている - 香港島及び九龍九龍地区:赤、新界地区:緑、ランタオ島地区:水色。すべて屋根は銀色。
  • 2001年まではディーゼルエンジンを使用した車が中心であったが、香港政府がその年にLPガス使用車以外の使用を禁止する方針を打ち出した為、ディーゼル車は次第に置き換えられ、現在ではLPガス車やガソリン車のみ使用されている。また、日産車は2005年で香港への輸出をいったん終了した為、新たに導入される車はトヨタ車のみであったが、2014年から再び日産車が導入されている。なお、トヨタ車も引き続き導入されている。
  • 車両は全部新車として購入されているが、日本のタクシーの中古パーツも使われて、初乗り660円のステッカーが窓に残ったままの車や日本からの流用ボディもあった。
マカオ
台湾台北(計程車)
  • トヨタ・カローラ、トヨタ・カムリ、トヨタ・ウィッシュ日産・ティアナ三菱・ランサー/ランサーフォルティスなど
  • 全て黄色に塗装されており、簡単に見分ける事が出来る。台北地区で約3万1千台もの車両が営業しており、整備状態の良くない個人営業車も多いが、大手グループの営業車は、トヨタ・カムリなどのグレードの高い車を使用し、車内外ともに良く整備され、車内に花を飾るなどして、利用客が快適に利用出来る様にしている。また電話呼出しに応じている会社も多い。

なおこれらの他にも、個人タクシーやタクシー会社ごとの方針などにより他の車種を利用している場合もある。 例えば、東京都内では、トヨタ・クラウンアスリートメルセデス・ベンツSクラスBMW・7シリーズを利用した個人タクシーが実際に営業している。

世界のタクシーの画像

脚注

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  1. ^ 配車サービスUberにタクシー業界が「待った」”. 東洋経済オンライン (2015年1月18日). 2018年5月12日閲覧。
  2. ^ 性犯罪に問われたウーバー運転手、全米で100人超”. CNN (2018年5月5日). 2018年5月12日閲覧。
  3. ^ 中国「滴滴」乗客女性の他殺体、運転手が逃走中”. 東方新報 (2018年5月11日). 2018年5月12日閲覧。
  4. ^ 中原特殊九州有限会社 製品情報
  5. ^ トーシンテック株式会社 商品紹介

関連項目

タクシーの文化

違法営業

外部リンク


TAXI

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/08/05 02:06 UTC 版)

taxi(タクシー)

TAXI(タクシー)

TAXi(タクシー)

  • TAXi:フランス映画

TAXi

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TAXi
Taxi
監督 ジェラール・ピレス
脚本 リュック・ベッソン
製作 リュック・ベッソン
ロラン・ペタン
撮影 ジャン=ピエール・ソーヴェール
編集 ヴェロニク・ラング
配給 コムストック
公開 フランスの旗 1998年4月8日
日本の旗 1998年8月15日
上映時間 86分
製作国 フランスの旗 フランス
言語 フランス語
次作 TAXi2
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TAXi』(タクシー)は、リュック・ベッソン製作・脚本、ジェラール・ピレス監督による1998年フランス映画

概要

フランスマルセイユを舞台にタクシー運転手と新米刑事が強盗団を相手に奮闘するカーアクション映画

スピード狂のタクシードライバー・ダニエルと、ちょっとマヌケ(左右もわからない)な刑事エミリアンのコンビが繰り広げる。ダニエルが乗るプジョー・406の改造車(イングランドツーリングカー選手権仕様)や、街を疾走する迫力のカー・アクションが見もの。なお、ドライバーはジャン・ラニョッティ

疾走感はCGエフェクトで表現され、制作費を抑えるため同じシーンが数回使われている(特にカーチェイスと銃撃戦のシーン)。

ストーリー

宅配ピザ屋に勤める配達員のダニエルは、念願のタクシードライバーへの転向を果たした。スピード狂の彼の愛車であるプジョー・406は、ボタン一つでレーシングカーの如き姿に変形し、どんな場所でもあっという間に客を送り届けることができる。ところが仕事を始めて間もないある日、マルセイユ警察に勤める刑事のエミリアンを乗せた際、彼が刑事とは知らずに猛スピードで警察署まで送ったため、スピード違反の現行犯で検挙されてしまう。

その頃マルセイユ市内では、メルセデス・ベンツ・ Eクラス(W124)に乗るドイツの強盗団「メルセデス」による連続銀行強盗事件が相次いでおり、警察を悩ませていた。ダニエルは違反を見逃すことを交換条件に、エミリアンと共に強盗事件の捜査に協力することになった。

「メルセデス」の一団は赤いベンツという目立つ車両に乗っているにもかかわらず、中々足取りをつかむことができない。草の根捜査の末、ダニエルは車関係の知人のつてをたどり、一団が速乾性の塗料を使って車の色を逐一塗り替えているとの情報を得た。ダニエルは彼らを確実に捕まえるために、ピザ屋の旧友たちをも巻き込んだ一大作戦を開始する。

登場人物

ダニエル・モラレース
演 - サミー・ナセリ
本作の主人公。根っからのスピード狂で、物語開始当初はデリバリーピザの従業員であり、スクーターによるスピード記録を更新していたが、念願の個人タクシーの認可が下りたため多くの仲間達に惜しまれつつも退職。かねてより強化改造していたプジョー・406を愛車に、晴れてタクシードライバーとなる。
F1顔負けの驚異的な速度と、抜群のハンドル捌きを誇るなどドライバーとしての技能は天才的であるが、その命がけとも言える暴走運転は常人には耐えられるものではなく、彼のタクシーに乗った客は、目的地に着いた際に必ず嘔吐してしまう。
前向きかつ楽天家だが、意外と策略家な一面もあり、終盤には旧友達を率いて大規模な作戦を決行するなどカリスマ性を持ち、人望も厚く、様々なところと交流を持っている。
リリーとは恋人同士だが、劇中の描写から見て彼女には頭が上がらない様子。
中盤に客として乗せた女性のカミーユに気に入られたことがきっかけで彼女の息子のエミリアンを乗せることになるが、彼の前でいつもの暴走運転を行ってしまい、逮捕されてしまう。しかし、その天才的なドライビングテクニックとメカニックの知識を買われて、違反を見逃す代わりに彼の追うメルセデス事件の捜査に協力することとなる。
今回の功績でスピード違反などの違反行為を免除されたが免停までは免除されず、納得がいかず警察高官に文句を言ったところ、彼からの提案でF3ドライバーになるがスポンサーがマルセイユ警察である事を変えてくれと嘆いていた。
尚、今作以降のシリーズ作品では、ダニエルは免停状態(つまりは無免許)のまま、平然とタクシー運転手稼業を続ける事となる。
エミリアン
演 - フレデリック・ディーファンタル
マルセイユ警察所属の警察官であるが、生粋のドジで捜査ではいつもヘマばかり起こすダメ刑事。そのため、同僚や愛するペトラからはほとんどバカにされており、人望も無きに等しい。ドジっぷりは仕事上のみならず日常生活でも相変わらずで、ガスコンロの火をつけっぱなしにして出かけてしまい、それが原因で家を焼失させてしまうほどである。
ダニエルと正反対に運転技術はからっきしであり、作中では8回目の路上試験に臨んでいたが、教官の「左に回れ」という指示が判らずに肉屋に車を突っ込ませるという致命的なミスを犯して教官から怒鳴られていた。
なお、本人曰くレースゲームでは運転が上手いらしい。
マルセイユに乗り込んできたドイツの強盗団「メルセデス」を逮捕して、ペトラに少しでもいいところを見せようと躍起になるが、空回りばかりしてへこんでいた矢先にダニエルと出会い、違反取り消しを条件に彼をサポーターに付けてメルセデスを追う。
リリー
演 - マリオン・コティヤール
ダニエルの恋人。その仲はダニエルの旧友たちから派手に祝福されるほど睦まじいが、ダニエルのスピード狂は快く思っておらず、彼が一連の事件に巻き込まれてなかなか一緒にいられる時間がないことにやきもきする。
ペトラ
演 - エマ・シェーベルイ
マルセイユ警察の女刑事で階級は警部補。エミリアンに好意を抱かれている。
ジベールやエミリアンとは正反対に非常に優秀な刑事であり、劇中に登場する警察官の中で唯一ともいえる常識人。
エミリアンのことは別に悪くは思っていないようだが、それでも彼の間抜けぶりには呆れることがある。ジベールによるとドイツ人の血が混ざっているらしい。
劇中、ダニエルに促されたエミリアンに夜這いならぬ『昼這い』を仕掛けられて押し倒された(しかしダニエル達の予想通りあっけなく返り討ちにした)。
ジベール
演 - ベルナール・ファルシー
マルセイユ警察の署長でエミリアンやペトラの上司。今シリーズ最大のお調子キャラでトラブルメーカー。
エミリアンに輪をかけたような間抜けな性格で、捜査にはいつも最前線で臨むなど、勇敢かつ正義感に満ちてはいるがそれが功を成すことはまったくと言っていいほどない。
祖父は 戦争でドイツ兵に殺されたらしく、そのためドイツ人を蔑み「クソドイツ人」と呼んでいる。それ以外にも他国の人間を呼ぶ際にいちいち頭に「クソ」と付けるなど人種差別ともいえる言葉を平気で話すため、周囲の人間には呆れられている。
作戦を考案する際にはやたら作戦名にこだわる。
「メルセデス」のリーダー(アインシュタイン)
演 - リチャード・サメル
ドイツの強盗団「メルセデス」のリーダー。用意周到な犯行計画を立てる狡猾かつ切れ者な性格で、フランス人を「アホ」と評し、見下している素振りを見せるが、彼自身もダニエルとの勝負に固執し周りが見えなくなるなど、短気で負けず嫌い且つ直情的な一面があり、最終的にそれが仇となる。
中盤、彼らの素性を突き止めたダニエルからの挑発に簡単に乗って一度レースを展開して敗北し、以降ダニエルを目の敵とする。終盤で再び勝負をふっかけてきたダニエルの挑発でカーチェイスを展開し、工事中の高速道路の中でついにダニエルのタクシーを追い越し勝利を確信するも束の間。全てはダニエルによる罠であり、いざ見ると自分達の車は、ダニエルのタクシーを追い抜いた拍子にまだどこにも繋げていなかった建設中の高速道路の高架橋の上に飛び乗ってしまった事で脱出不能の状態に陥り、そこでようやく自分達がダニエルにまんまと嵌められた事に気がつき激怒。車から降りて自分達の500Eを容赦なく蹴飛ばしながら悔しがり、ダニエル達へ呪いの言葉を叫ぶも手遅れで、その後は警察に逮捕された模様(この際、部下の2人のうち、一人がリーダーに座っている位置のドアを蹴られて倒れ、一人はまだ状況が理解できていなかったのか、ドアを開けて辺りを見渡しながら狼狽えていた)。
名前は、原語版のダニエルの呼びかけによるものであり、実名は不明。

日本語吹替

役名 俳優 日本語吹替
ソフト版 フジテレビ
ダニエル サミー・ナセリ 石塚運昇 大塚明夫
エミリエン・クタン=ケルバレーク フレデリック・ディーファンタル 松本保典 関俊彦
リリー マリオン・コティヤール 杉村理加 水谷優子
ペトラ エマ・シェーベルイ 沢海陽子 高乃麗
ジベール警部 ベルナール・ファルシー 水野龍司 富田耕生
カミーユ(エミリアンの母親) マヌエラ・グーレリ 定岡小百合 鈴木弘子
「メルセデス」のリーダー リチャード・サメル 若本規夫
  • ソフト版:VHSDVDBD収録。2015年9月7日のテレビ東京『午後のロードショー』ではこの音源を使用。
  • フジテレビ版:初回放送2000年8月12日『ゴールデン洋画劇場』2015年12月11日のBSジャパン 『シネマクラッシュ 金曜名画座』ではこの音源を使用。

登場車種

TAXi③ プジョー406
メルセデス 500E
プジョー・406 
ダニエルの愛車・商売道具として登場。普段は普通のタクシーと変わりないが車内のスイッチを押すとあっという間に改造車(レーシングカー)に変身し、時速200キロ以上でマルセイユの街を突っ走る。エンジンは劇中では最上級モデルのV6 3リッターをチューンしてあることになっているが、実際はBTCC仕様のためエンジンは2リッターで300馬力程度を発生しているはずである。また署長の車としても登場している(こちらは強盗に銃撃された)。ダニエルのタクシーの変形機構は以下の通り。
  1. グローブボックスからコンソールパネルを出し、スイッチを入れる。
  2. 車体下部からジャッキが展開し、車体が持ち上がる。
  3. タイヤがフェンダー端ギリギリまでせり出し、トレッドが広がる。
  4. エアロパーツが車体下部から展開。同時にリアウイングがトランク蓋からせり出す。
  5. ハンドルを純正のものからスポーツ仕様のものに付け替え、ジャッキが折りたたまれて車体が接地し、変形完了。
メルセデス・ベンツ・500E 
強盗団「メルセデス」の愛車。
リアスポイラーの装着と社外ホイールへの交換が行われている。その姿は、190E2.5-16エボリューションIIを彷彿とさせる。
警察に捕まるのを防ぐために、トラックの中で強盗時は赤色、それ以外の時は銀色に塗り替えていた。
ボディカラーが赤色の時はフロントウインカーがホワイトで、銀色の時はオレンジとなっている。
ラストで怒り狂った強盗団のリーダーにリアフェンダー、リアドアを蹴られてしまう。
ダラーラ F396
最終シーンのF3レースの出場車両。
お手柄を挙げたダニエルへのご褒美にCRSがスポンサーとなってレース出場の夢を叶えた。
因みにダニエルの車両のエンジンはフィアット製。
ソバム・イータルモビル 
メルセデスを尾行するために販売トラックを改造した、ジベール達がのる追跡車両。メルセデスが強盗中にレーダーの装置を撃ち込むが、銀色に塗装される際にレーダーが塗料によってショート。それでも、塗装をしていたメルセデスを見つける事は成功するが、彼らの策略によって証拠を掴めず、結局この時は逮捕できなかった。

シリーズ作品

フランス・オリジナル版

2作目以降はジェラール・クラヴジックが監督している。

アメリカ・リメイク版

仏米共同製作ドラマ版

社会的背景

主人公が北アフリカからの移民労働者(役者のサミー・ナセリの父親はアルジェリア系移民)と思わしき設定となっており、これがフランスの都市で白人と共に活躍するというストーリーになっている。

関連作品

映画『フィフス・エレメント』は、本作の前にリュック・ベッソン監督がアメリカで撮ったSF映画。主人公がタクシー運転手、豊富なギャグ等、本作につながる作風が見てとれる。

音楽

本作のテーマ曲はパルプ・フィクションの劇中曲でもあったDICK DALE & his DEL TONESの「MISIRLOU」である。

4作目となる『TAXi4』のテーマ曲「Pump It(BlackEyedPeas)」が、テレビ東京系バラエティー番組『出没!アド街ック天国』の「薬丸印の新名物」コーナーで毎回使用されている。

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