SAPTONシリーズ
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SAPTON試作機(1960年) SAPTON-F(1962年) - 防衛庁向け乱数表作製用数字専用機。 SAPTON-N3110(1965年) - 初の実用機。新聞棒組用。共同通信統一文字コードCO-59を採用。1967年に朝日新聞北海道支社に続き2番目に導入した佐賀新聞社では1968年3月5日付紙面で日本初の日刊紙全面写植化と活字全廃を達成。SAPTEDITOR-N(1966年) - SAPTON-N用新聞用さん孔テープ編集機。記事オリジナルテープと赤字訂正指令テープを読み取り、編集組版処理済みの紙テープを出力。 SAPTON-P(1968年) - 一般印刷用棒組全自動写植機。1号機は出版社ダイヤモンド社に納入。SAPTEDITOR-P(1968年) - SAPTON-P用さん孔テープ編集機。 SAPTON-H - 新聞見出し作成用。 SAPTON-A5260/A5440(1969年) - 一般印刷用棒組専用機。従来のさん孔テープの代わりにDEC社製ミニコンピュータPDP-8を使用した編集組版用ソフトウェアSAPCOL-D1と組み合わせて使用。SAPCOL-D1 - 一般印刷用組処理ソフト。 SAPTON-N5265(1970年) - 新聞棒組用。新聞用組処理ソフトSAPCOL-D3と組み合わせて使用。SAPCOL-D3 - 新聞用組処理ソフト。 SAPCOL-D5 - 一般印刷用組処理ソフト。 SAPCOL-H6 - 一般印刷用組処理ソフト。 SAPCOL-H3 - 新聞用組処理ソフト。 SAPTON-N12110(1972年) - 新聞棒組専用、初のスタンドアロン型(ハードウェアを標準化し、ミニコンピュータSAILACで顧客毎のカスタマイズを行う方式)。小型化・低価格化目指す。 SAPTON-N7765(1972年) - 新聞用スタンドアロン型。 SAPTON-Spitsシステム(1972年) - 一般印刷用スタンドアロン型。全自動写植機で初めてページ組版に対応。SAPTON-Spits7790 - 感材のロールバック機構を搭載し任意の位置への印字、スポット罫引きが可能に。 SAPCOL-HS - ページ組処理ソフト。HITAC-10を使用。日本語組版のJIS規格化の基本となった。 SABEBE-S3001 - Spitsシステム用漢字さん孔機。「一寸ノ巾式左手見出しキー」を採用。 SAPTON-NS11(1975年) - 新聞用。赤字訂正処理機能付。搭載ミニコンをHITAC-10Ⅱに変更。 SAPTON時刻表組版システム(STC、1976年) - 日本交通公社向け。 SAPTON-NS26D(1977年) - 新聞用。共同通信文字コードCO-77に対応。 SAPTON-Somanechi6812(1977年) - 一般印刷用。 SAPNETS-N(1977年) - 新聞用編集・校正・レイアウトシステム。校正用のVDT表示用文字発生装置搭載。 SAPTON-NS26DF(1981年) - 新聞用。SAPTON-NS26Dにデータ入出力用フロッピーディスクを使用できるようにした。 SAPTON-Somanechi6812S(1981年) - 一般印刷用。SAPTON-Somanechi6812にデータ入出力用フロッピーディスクを使用できるようにした。
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