PDP-8とは? わかりやすく解説

PDP-8

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/09 09:48 UTC 版)

PDP-8は、世界で初めて商業的に成功した12ビットミニコンピュータであり、1960年代ディジタル・イクイップメント・コーポレーション (DEC) が製造した。1965年3月22日に登場し、5万システムを売り上げ、DECのPDPシリーズでも当時最も成功したコンピュータとなった[1]。最初のPDP-8の設計を指揮したエドソン・デ・カストロは、後にデータゼネラルを創業した[2]。PDP-8 は、PDP(Programmed Data Processor[3])シリーズとしては、PDP-5 の後継[3]である。


  1. ^ Douglas W. Jones. “The Digital Equipment Corporation PDP-8” (英語). 2009年10月30日閲覧。
  2. ^ The ultimate entrepreneur: the story of Ken Olsen and Digital Equipment Corporation entry in Google Books, by Glenn Rifkin, George Harrar, 1988, ISBN 978-1-55958-022-9
  3. ^ a b P.HAYES, JOHN (1978,1979). Computer Architecture and Organization. pp. 42. ISBN 0-07-027363-4 
  4. ^ Bell, Gordon; C. Mudge, J. McNamara (1978). Computer Engineering: A DEC View of Hardware Systems Design. Digital Press. ISBN 0-932376-00-2. https://books.google.co.jp/books?id=rN0iAAAAMAAJ&dq=Computer+Engineering:+A+DEC+View+of+Hardware+Systems+Design&q=Computer+Engineering:+A+DEC+View+of+Hardware+Systems+Design&pgis=1&redir_esc=y&hl=ja 
  5. ^ Bell & Newell 1971
  6. ^ PDP-8/S Maintenance Manual, DEC, 1971
  7. ^ PDPシリーズはどれくらい売れたのか---Part.5”. 2020年12月12日閲覧。
  8. ^ 『Computer Report』Vol.10 No.10、日本経営科学研究所、1970年



PDP-8

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/18 00:04 UTC 版)

PDPシリーズ」の記事における「PDP-8」の解説

PDP-5から受け継いだ小さな命令セット12ビットマシン。DECとしては商業的に成功した最初コンピュータであり、ミニコンピュータ革命きっかけとなった学校、大学研究所などが購入した後のモデルはDECmate(英語版ワードプロセッサとVT-78(英語版ワークステーションにも使われた。PDP-8設計チームの主要メンバーだったエドソン・デ・カストロはPDP-8の後継機として16ビット機を設計し提案したが、却下されたためにデータゼネラル創業することにした。

※この「PDP-8」の解説は、「PDPシリーズ」の解説の一部です。
「PDP-8」を含む「PDPシリーズ」の記事については、「PDPシリーズ」の概要を参照ください。

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