NENTENDO
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「ケンガンアシュラ」の記事における「NENTENDO」の解説
ゲーム会社。拳願会最古の派閥『三傑』の一社。企業序列第10位。 河野 春男(こうの はるお) 声 - 水島大宙 NENTENDOの代表闘技者。通称『デストロイヤー(破壊者)』。22歳。ネパール出身。本名は「ハル」で、秋男の養子となり改名した。 かつては幼少期から素手で猛獣を倒すなどの伝説を残した怪童で、ヒマラヤの山奥にある戦士の村で「闘神(インドラ)の化身」と畏怖された最強のグルカ兵だった。しかし、来日後に美食や娯楽などに満たされた贅沢な暮らしを覚えてしまった結果、明るかった性格も短気で陰鬱になり、視力も低下して眼鏡が必要になり、引き締まっていた身体も醜く肥え太った外見になってしまった。ゲームが趣味で、ゲームができないとストレスが溜まり、攻略がうまく進まないとキレて家を破壊する。 拳願仕合の激戦区とされるゲーム業界において最強の闘技者と言われており、過去には8社もの闘技者が参加したバトルロイヤルで圧勝した経歴を持つ。使用する武術は特に無いが、持ち前の身体能力と天性の格闘センスを武器にする。蹴りを躱してバク宙するなど肥満体とは思えない身軽さで巨体を意のままに操り、タックルで阿古谷を闘技場の壁まで吹き飛ばす規格外のパワーを持つ。 1回戦では阿古谷と対戦し圧倒的なパワーで攻め立てるが、間を読まれすべての攻撃を捌かれた上に集中攻撃を喰らい意識を失う。レフェリーのストップがかかる直前に闘争本能のみで立ち上がり、医学的にありえない速度で痩せながら、それまでより遥かに威力の増した攻撃で一時は阿古谷を追い詰めたかに見えた。だが、序盤に阿古谷が膝を狙い続けたことで自重に耐えれなくなり倒れ、顔面への前蹴りで完全に意識を断たれ敗北した。 敗北後、「仕合に勝てないお前に用はない」とばかりに秋男に捨てられてしまうが、関林と鬼王山の仕合を見て感化され、「周囲の期待を裏切ったクズな自分を変えたい」と関林に弟子入りし、以前の明るく礼儀正しい性格を取り戻す。2回戦後の東電によるクーデターの際は、山下を庇いながら医務室の面々と共闘し守護者の撃退に努める。山下を別室に逃し守護者たちと交戦する中で蘭城にレイピアで胴体を貫かれ重傷を負うが、治療を受け回復しヤクと再会を果たす。 トーナメント終了後は正式に超日本プロレスに入門。秋男との養子縁組も解消されたが、良い関係ではなくとも日本に連れてきてもらった恩はあると考え、貰った名前は大切にしようと改名はしていない。 『ケンガンオメガ』ではプロレスラー兼岩見重工派閥の闘技者として活躍中で、“サバンナのサイボーグ”マシンジャガーという出身地とは全く関係ないのリングネームを授かり、覆面レスラーとしてデビューしている。大食らいは変わっておらず、全国巡業のたびに日本中の美味い食べ物を食べて毎回最低でも10kg太り、現在は2年前より20kgほど大きくなっている。あまりに食べ過ぎるので、蔵地から注意されるほど。ゲーム好きも同様で、時々トレーニングをサボってゲームセンターに遊びに行くこともある。対抗戦出場選手の候補に挙がっていたが、煉獄の試合で重傷を負ったホセの穴を埋める必要が出た為、参加を辞退している。 『ダンベル何キロ持てる?』では第111話に登場。 河野 秋男(こうの あきお) 声 - 塾一久 NENTENDO社長。丸く太った外見の小男。63歳。根っからの小悪党だが、商才はある模様。三傑の内の一社としてもプライドからか、拳願会での地位復権に異常な執着を見せている。 自社の代表闘技者とすべく春男ことハルをスカウトして養子として迎え入れ、ハルを堕落させる一因を作ったが、春男がしょっちゅう暴れては家を壊すのが悩みの種になっている。トーナメントで春男が負けたことで春男を見捨てた。 実は速水の下についており、クーデター鎮圧後に拘束される。トーナメント終了後、クーデターの責任を追及され社長を引退した。
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