Messier 92とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > Messier 92の意味・解説 

M92 (天体)

(Messier 92 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/28 18:55 UTC 版)

M92
Messier 92
球状星団 M92
仮符号・別名 NGC 6341[1]
星座 ヘルクレス座
見かけの等級 (mv) 6.52[1]
視直径 14.0'[2]
分類 球状星団[1]
位置
元期:J2000.0[1]
赤経 (RA, α)  17h 17m 07.39s[1]
赤緯 (Dec, δ) +43° 08′ 09.4″[1]
赤方偏移 -0.000389[1]
視線速度 (Rv) -116.5 km/s[1]
固有運動 (μ) 赤経: -6.61 ミリ秒/年[1]
赤緯: -2.12 ミリ秒/年[1]
距離 26,700 光年[2](約8.19kpc)
発見
発見日 1777年12月27日[3]
発見者 ヨハン・ボーデ[2]
発見方法 望遠鏡による観測
物理的性質
直径 109 光年[2]
他のカタログでの名称
Mel 168
Template (ノート 解説) ■Project

座標: 17h 17m 07s, +43° 08′ 09″

M92(NGC 6341)は、ヘルクレス座にある球状星団である。

概要

同じヘルクレス座の球状星団であるM13よりは大きくはないが、明るく密集した球状星団である。歳差運動によって、紀元16000年頃に天の北極に1°まで近づく[2]

双眼鏡でまるい星雲状に見え、中心部は明るい。周囲の微星は口径8cmの望遠鏡では不足気味で、口径10cmの望遠鏡の高倍率で見え始める。

観測史

1777年ヨハン・ボーデによって発見された。ボーデは「ややまるく、青色光によって囲まれている」としている[3]1781年シャルル・メシエは「はっきりし、きれい。非常に明るい。1フィートの望遠鏡で楽に見える。星は含まない。中心部は明るく、大きな彗星の核に似ている。大きさ、明るさはM13にかなり似ている。径5'」とした[3]ジョン・ハーシェルは「球状星団で微星に分かれる」とした[3]。スミスは「微星の集まる球状星団。大きく明るい。中心部は輝く。よい視相では外形は不規則。端のほうは流れている」とした[3]

マラスは中心部の星を口径10cmの望遠鏡の倍率214倍で見えたと報告した。通常はざらざらとした感じで見ることができる。口径20cmの高倍率で個々の星に分かれ、ややゆがんだ姿もわかるという。ただ気象条件に左右されやすく、ロス卿でさえ全部を星に分けて見ていない。ジョーンズは口径20cmの望遠鏡で全ての星を分離したと言い、やや東の方が平らで南北方向が僅かに長くなっているとしている。通常は口径30cmの望遠鏡で全ての星を分離できる。

脚注

  1. ^ a b c d e f g h i j SIMBAD Astronomical Database”. Results for NAME M92. 2016年3月2日閲覧。
  2. ^ a b c d e Hartmut Frommert, Christine Kronberg (2007年9月2日). “Messier Object 92”. SEDS. 2016年3月2日閲覧。
  3. ^ a b c d e Hartmut Frommert, Christine Kronberg (2005年2月20日). “Messier 92 - Observations and Descriptions”. SEDS. 2016年3月2日閲覧。

関連項目

参考文献


「Messier 92」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳

英語⇒日本語日本語⇒英語

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「Messier 92」の関連用語

Messier 92のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



Messier 92のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのM92 (天体) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2026 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2026 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2026 GRAS Group, Inc.RSS