J2000.0とは? わかりやすく解説

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元期

(J2000.0 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/20 06:15 UTC 版)

元期(げんき、英語: epoch)とは、時間的な起点をいう語であり、主として天体観測測量において用いられる。「元期2000.0」と言った場合は、西暦2000年1月1日の世界時0時を年数、日数、時間の起点として用いるということである。例えば、暦表時の定義では、T(ユリウス世紀)の起点を1900年1月0日12時としている。この1900年1月0日12時が、暦表時の元期である。また、ユリウス日の元期は、ユリウス暦紀元前4713年1月1日の正午(世界時)である。


注釈

  1. ^ 1900年ではなく1904年から始める事で、(グレゴリオ暦で)1900年平年なのを回避し、2099年迄の閏年判定を(ユリウス暦と同様に)西暦年が4で割り切れるか否かに簡略化している。なお、元期からの経過秒数を32ビット整数で保持している関係で、2040年2月6日迄しか表現出来ない。

出典

  1. ^ [1] セミ・ダイナミック補正 国土地理院
  2. ^ Definitions”. IEEE及びThe Open Group (2018年). 2020年7月12日閲覧。


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