Mロケットとは? わかりやすく解説

M(ミュー)ロケット

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 14:48 UTC 版)

宇宙科学研究所」の記事における「M(ミューロケット」の解説

詳細は「ミューロケット」を参照 1963年から計画始まった宇宙開発本格的に推し進めるためのロケット合わせて衛星追跡センター大型ロケット発射場整備ランチャー建設行った。 M-1(1966年M-3D1969年M-4S予備試験機機体構成一部ダミーであることを除いてM-4Sとほぼ同じである。 M-4S1971年 - 1972年本格的な衛星打ち上げロケットL-4S大型化した。打ち上げランチャーとの関係上、第2段目に尾翼装着できなかった。このためL-4Sより飛行安定性低下しているが、軌道設計最適化により、衛星軌道投入確率確保できている。 全長23.6メートル直径1.41メートル重量43.8トン低軌道打ち上げ能力180キロ 打ち上げ衛星たんせいしんせい、でんぱ M-3C1974年 - 1979年3段式となり、2段目に姿勢制御装置付いた全長20.2メートル直径1.41メートル重量41.8トン低軌道打ち上げ能力195キロ 打ち上げ衛星たんせい2号たいようはくちょう M-3H1977年 - 1978年C型の1段目のモータケース延長し打ち上げ能力大幅に強化した全長23.8メートル直径1.41メートル重量48.7トン低軌道打ち上げ能力300キロ 打ち上げ衛星たんせい3号きょっこうじきけん M-3S(1980年 - 1984年M型の1段目に姿勢制御装置取り付けた全長23.8メートル直径1.41メートル重量48.7トン低軌道打ち上げ能力300キロ 打ち上げ衛星たんせい4号ひのとり、てんま、おおぞら M-3SII1985年 - 1993年S型の1段目を利用するが、そのほかは全くの新造打ち上げ能力一挙に2倍以上となった全長27.8メートル直径1.41メートル重量61トン低軌道打ち上げ能力770キロ 打ち上げ衛星さきがけすいせい、ぎんが、あけぼの、ひてん、ようこう、あすか J-I1996年NASDA共同開発。1段目にH-IISRB2段目にM-3SIIM-23使用している。試験1号機のみで計画凍結全長33.1メートル直径1.8メートル重量88.5トン 打ち上げ積荷高速再突入実験機HYFLEXM-V1997年 - 2006年直径の1.41メートル外れ太くなった。打ち上げ能力も2倍以上に。M-V-5以降2段目がCFRP化され、さらに打ち上げ能力50キロアップ。研究所最後ロケット固体燃料ロケットとしては世界最大級。 全長30.7メートル直径2.5メートル重量139トン低軌道打ち上げ能力1,850キロ (M-V-4以前低軌道打ち上げ能力1,800キロ打ち上げ衛星:はるか、のぞみ、はやぶさ、すざく、あかり、ひので 「すざく」「あかり」「ひので」はJAXA統合後打ち上げ

※この「M(ミュー)ロケット」の解説は、「宇宙科学研究所」の解説の一部です。
「M(ミュー)ロケット」を含む「宇宙科学研究所」の記事については、「宇宙科学研究所」の概要を参照ください。

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