LAPONEエンタテインメントとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > LAPONEエンタテインメントの意味・解説 

LAPONEエンタテインメント

(LAPONEエンタテイメント から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/29 05:29 UTC 版)

CJグループ > CJ ENM > LAPONEエンタテインメント
吉本興業ホールディングス > LAPONEエンタテインメント
株式会社LAPONEエンタテインメント
LAPONE ENTERTAINMENT Co., Ltd.
種類 株式会社
略称 LAPONE
本社所在地 日本
162-0845
東京都新宿区市谷本村町1番1号
設立 2019年令和元年)5月29日
業種 サービス業
法人番号 4011101087905
事業内容 アーティストのマネジメント、放送プログラム、テレビ・ラジオ番組、配信番組コンテンツ、コマーシャルフィルム、コマーシャルソング等の各種映像物・録音物の企画、制作、配給、販売、請負ならびに版権事業
代表者 代表取締役社長 崔信化
資本金 1億円
売上高 148,636,554千ウォン[1]
(2023年)
純利益 14,006,873千ウォン
(2023年)
主要株主
主要子会社 LAPONE GIRLS 100%
外部リンク lapone.jp
テンプレートを表示
LAPONE Entertainment
人物
生誕 日本
公式サイト 公式ウェブサイト
YouTube
チャンネル
活動期間 2023年1月1日 -
ジャンル 音楽コメディ
登録者数 21万4000人[2]
総再生回数 4300万9000回
チャンネル登録者数・総再生回数は
2025年3月29日時点。
テンプレートを表示

株式会社LAPONEエンタテインメント(ラポネエンタテインメント、: LAPONE ENTERTAINMENT Co., Ltd.)は、日本芸能プロダクションおよびよしもとミュージック内のレコードレーベル

概要

LAPONEエンタテインメントは、2019年5月29日に韓国CJ ENM吉本興業の合弁会社として『PRODUCE 101 JAPAN』の合格者を組織し、管理するために設立された[3]。CJ ENMは115億ウォン(日本円で約10億円)、吉本興業は50億ウォン(日本円で約4.4億円)を投資し、持分比率7対3とした[4][5]。社名には吉本興業が提唱する「Laugh & Peace(ラフ・アンド・ピース)」とCJ ENMの「ONLY ONE」の精神が込められており、それぞれの単語の文字を取って「LAPONE」と名付けられた[6]。吉本興業のソウル支社に在籍していた崔信化(チェ・シンファ)が代表取締役[7]、CJ ENMジャパンのチャン・ヒョクジンが最高執行責任者に任命された[8]。同社は、アーティストのビデオ及びレコーディングの企画、制作、配信、販売を専門としている。アーティストが日常的に歌、ダンス、作詞作曲を学べるトレーニングシステムを提供し[9]韓国語中国語英語などの語学レッスンも取り入れている[8]。CJ ENMと吉本興業の双方のリソースを利用して運営されており、吉本興業はローカル放送の募集やスケジュール調整などの日常的な管理を行い[10][11]、CJ ENMはトレーニングと音楽制作を担当するが、プロデューサーは韓国と日本に限定されない[10][11]

歴史

2020年

  • 3月4日 - 『PRODUCE 101 JAPAN』を通じて結成されたJO1がデビュー[11]

2021年

  • 6月 - 吉本興業は同社のセル・レンタル商品の営業・流通業務をユニバーサルミュージックジャパンに委託することを発表。LAPONEエンタテインメントを含む同社のリリースがユニバーサルミュージックジャパンによって行われることになった[12][13]。但しJO1等の一部の所属アーティストのリリースは依然としてソニー・ミュージックソリューションズによって行われている[12][14]
  • 11月3日 - シリーズ第2弾となる『PRODUCE 101 JAPAN SEASON 2』を通じて2組目のグループINIがデビュー[15][16]
  • 12月17日 - 練習生制度「LAPONE BOYS & LAPONE GIRLS」の導入と募集を開始[17]。『PRODUCE 101 JAPAN SEASON 2』の出場者であった寺尾香信、大久保波瑠、福田歩汰、平本健の4名が練習生として公開された[18]

2022年

  • 11月1日 - 所属アーティストの公式リズムゲームアプリ「SUPERSTAR LAPONE」の事前登録受付が開始。同月24日に正式リリースされた[19]

2023年

  • 1月1日 - 公式YouTubeチャンネル及び公式Twitterを開設[20]
  • 5月10日 - 練習生として事前に公開されていた上記の4名に新たに2名を加えた6人組ボーイズグループDXTEENがデビュー[21]
  • 5月30日・31日 - 東京都・有明アリーナにて事務所合同ライブ『LAPOSTA 2023(読み: ラポスタ)』を開催[22]
  • 11月29日、韓国の9人組ボーイズグループZEROBASEONEが所属アーティストとなったことを発表[23]
  • 12月16日 - 『PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS』を通じて事務所初のガールズグループME:Iが誕生。同時に、新プロジェクト「LAPONE GIRLS PROJECT(仮称)」の立ち上げを発表した[24]

2024年

2025年

所属

関連項目

脚注

  1. ^ CJ ENM/事業報告書”. DART. 2024年4月20日閲覧。
  2. ^ YouTubeランキング LAPONE Entertainment Official YouTube 登録者数・年収”. YouTubeランキング. 2025年3月29日閲覧。
  3. ^ 韓国の人気オーディション番組 吉本と組んで日本上陸”. Nikkei Style (2019年9月22日). 2019年9月23日時点のオリジナルよりアーカイブ2022年5月9日閲覧。
  4. ^ CJ ENM, 115억 투자해 日최대 엔터사와 합작법인 설립”. ヘラルド経済 (2019年11月28日). 2023年1月15日閲覧。
  5. ^ JO1事務所社長「日本のエンタメ界、もっとオープンに」”. 日本経済新聞 (2023年1月1日). 2023年1月15日閲覧。
  6. ^ 会社概要”. 株式会社LAPONEエンタテインメント オフィシャルサイト. 2021年10月9日閲覧。
  7. ^ 『プロデュース』日本版、韓国CJ ENMの新会社から支援”. 中央日報 (2019年9月5日). 2021年10月9日閲覧。
  8. ^ a b "일본 연습생 빠른 성장 비결…한국식 합숙·춤 노래 훈련"” (朝鮮語). MK (2022年1月26日). 2022年4月14日時点のオリジナルよりアーカイブ2022年4月14日閲覧。
  9. ^ "트와이스 언니들이 내 꿈"…일본 10대 3만명이 몰려왔다” (朝鮮語). MK (2022年1月26日). 2022年4月14日時点のオリジナルよりアーカイブ2022年4月14日閲覧。
  10. ^ a b K팝서 진화한 日아이돌 "온 가족이 BTS팬, 내 꿈 밀어줬다" [K팝 세계화 리포트]” (朝鮮語). The JoongAng (2022年4月8日). 2022年4月8日時点のオリジナルよりアーカイブ2022年4月8日閲覧。
  11. ^ a b c 「PRODUCE 101 JAPAN」運営、韓国人練習生辞退に言及 JO1の活動期間は?所属は?”. Modelpress (2019年12月11日). 2020年6月18日時点のオリジナルよりアーカイブ2022年4月14日閲覧。
  12. ^ a b よしもとミュージック、営業・流通業務の委託に関するお知らせ”. Yoshimoto Kogyo (2021年6月23日). 2022年5月13日時点のオリジナルよりアーカイブ2022年5月13日閲覧。
  13. ^ I | INIのCDレンタル 通販”. Tsutaya. 2022年5月13日時点のオリジナルよりアーカイブ2022年5月13日閲覧。
  14. ^ KIZUNA【通常盤】(CD+SOLO POSTER)/JO1 セルCD”. Tsutaya. 2022年5月13日時点のオリジナルよりアーカイブ2022年5月13日閲覧。
  15. ^ "日プ"『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』開催決定 トレーナーで青山テルマ、DA PUMP KENZOら参加”. Oricon (2020年11月3日). 2022年4月14日時点のオリジナルよりアーカイブ2022年4月14日閲覧。
  16. ^ 「PRODUCE 101 JAPAN SEASON2」から誕生したINIが感謝と決意を語る「光を放っていける存在に”. Natalie (2021年6月13日). 2022年4月14日時点のオリジナルよりアーカイブ2022年4月14日閲覧。
  17. ^ JO1、INI所属のLAPONEエンタテインメントが練習生制度を導入”. Natalie (2021年12月17日). 2022年4月12日時点のオリジナルよりアーカイブ2022年4月12日閲覧。
  18. ^ JO1・INI所属のLAPONEエンタテインメント、練習生制度導入「グローバルな舞台で活躍できるエンターテイナーに」”. Model Press (2021年12月17日). 2021年12月28日時点のオリジナルよりアーカイブ2022年4月12日閲覧。
  19. ^ LAPONEエンタテインメントの公式リズムゲーム『SUPERSTAR LAPONE』が事前登録を開始!”. PR TIMES (2022年11月1日). 2024年7月21日時点のオリジナルよりアーカイブ2024年7月21日閲覧。
  20. ^ LAPONEが公式YouTube&ツイッター開設 第1弾企画はJO1とINIの仲良し企画” (2023-1-2). オリコン. 2023年1月17日閲覧。
  21. ^ Inc, Natasha. “LAPONEから6人組グループDXTEENがデビュー、シングル収録曲はJO1川尻蓮が振付”. 音楽ナタリー. 2023年2月13日閲覧。
  22. ^ JO1、INI、DXTEENが合同ライブ『LAPOSTA 2023』で見せたLAPONEエンタテインメントの可能性”. QJWeb. 2023年12月10日閲覧。
  23. ^ lapone_infoのツイート- X(旧Twitter)
  24. ^ 【LAPONE GIRLS PROJECT(仮称)】「ME:I」(ミーアイ)が始動”. 株式会社LAPONEエンタテインメント オフィシャルサイト. 2023年12月17日閲覧。
  25. ^ JO1、INI、DXTEENによる合同ライヴ「LAPOSTA 2024」2デイズ開催。オフィシャル・ライヴ・レポート公開”. TOWER RECORDS ONLINE. 2024年2月15日閲覧。
  26. ^ 新法人「株式会社LAPONE GIRLS」設立のお知らせ”. LAPONE GIRLS OFFICIAL SITE. 2024年2月15日閲覧。
  27. ^ 「LAPOSTA 2025」(ラポスタ)東京ドームにて開催決定&初の5グループ合同ライブに JO1・INI・ME:I・DXTEEN・IS:SUE参加で約1週間にわたり開催 - モデルプレス”. モデルプレス - ライフスタイル・ファッションエンタメニュース (2024年9月4日). 2025年1月20日閲覧。
  28. ^ 4月17日にデビューするME:I 新会社LAPONE GIRLSの所属アーティスト第1号に決定”. Encount (2024年2月15日). 2024年2月16日閲覧。
  29. ^ PRODUCE 101 JAPANの「ツカメ - Single」をApple Musicでhttps://music.apple.com/jp/album/its-coming-single/15703761252021年10月9日閲覧 
  30. ^ PRODUCE 101 JAPAN SEASON2の「Let Me Fly~その未来へ~ - Single」をApple Musicでhttps://music.apple.com/jp/album/let-me-fly-%E3%81%9D%E3%81%AE%E6%9C%AA%E6%9D%A5%E3%81%B8-single/15598557772021年9月21日閲覧 

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  LAPONEエンタテインメントのページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「LAPONEエンタテインメント」の関連用語

LAPONEエンタテインメントのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



LAPONEエンタテインメントのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのLAPONEエンタテインメント (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS