Energy flowとは? わかりやすく解説

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坂本 龍一:エナジー・フロー

英語表記/番号出版情報
坂本 龍一エナジー・フローEnergy Flow

ウラBTTB

(Energy flow から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/05 14:24 UTC 版)

「ウラBTTB」
坂本龍一シングル
初出アルバム『BTTB(インターナショナル盤)』
リリース
規格 12cmCD
ジャンル クラシック
レーベル ワーナーミュージック・ジャパン / WEA Japan
作曲 坂本龍一
プロデュース 坂本龍一
ゴールドディスク
チャート最高順位
  • 週間1位(4週連続、オリコン
  • 1999年7月度月間1位(オリコン)
  • 1999年度年間4位(オリコン)
  • オリコン歴代シングルランキング80位
  • 坂本龍一 シングル 年表
    砂の果実
    (1997年)
    ウラBTTB
    (1999年)
    アンダークールド
    (2004年)
    ミュージックビデオ
    「energy flow」 - YouTube
    テンプレートを表示

    ウラBTTB」(ウラ・ビー・ティ・ティ・ビー)は、1999年5月26日にリリースされた坂本龍一シングル

    解説

    本作は、三つのピアノ曲で構成され、坂本龍一アルバムBTTB』に引き続いて発売された。タイトルの正式な表記は「B」の文字を左右反転の鏡文字にしている[注釈 1]

    CDジャケットのデザインは黒バックに黒字で印刷されており判読しにくいため、ディスコグラフィーや配信でのジャケット写真は黒字が白字に変更されている。

    オリコンチャートにおけるシングルのタイトル表記では「energy flow(『ウラBTTB』)」となっている[1]

    制作・音楽性

    energy flow

    1999年3月から三共リゲインEB錠』として使われた[注釈 2]。放映開始当初は、スクランブル交差点の真ん中で坂本がこの曲をピアノで演奏する様子を見下ろす視点の映像が使われていたが、その後坂本出演部分がカットされた。元々CMで使われた30秒だけが作曲されたが、CMで評判が上がり、CD発売が決定したため、急遽他のパートを追加し一曲に仕上げた。CMで使われた音源はアルバム『CM/TV』に収録されている。

    坂本曰く、ポップ路線などは何も考えずに5分ほどで作った曲で、なぜこの曲が売れたのかが未だに分からないという[3]

    サンプリングとしての使用

    put your hands up (piano version)

    TBS系テレビ『筑紫哲也 NEWS23』のテーマソングとして作られた楽曲のピアノヴァージョン。原曲は坂本のアルバム『CM/TV』に収録されており、1997年9月29日から2005年3月25日まで使用された。1999年から2005年3月までは毎週金曜日のオープニング及びエンディングにこのピアノヴァージョンが流れていた。

    鉄道員 (piano version)

    映画『鉄道員』主題歌のピアノによるインストゥルメンタル。原曲は娘の坂本美雨が歌っており、このシングルは「ウラBTTB」と同日に発売されている。

    記録

    CMソングとして使われた「energy flow」の人気、当時注目された収録曲、そして坂本の知名度を背景に大ヒットし、インストゥルメンタルのシングルとしては初めて、週間のオリコンチャート1位を記録[5][6][7][注釈 3]

    その後も10週連続でトップ10入りし、累計155.0万枚(オリコン調べ)[8]、または累計180万枚(公称)[9]を記録した。

    収録曲

    CD[10]
    全作曲: 坂本龍一
    #タイトル作詞作曲・編曲時間
    1.energy flow 坂本龍一
    2.put your hands up(piano version) 坂本龍一
    3.鉄道員(piano version) 坂本龍一
    合計時間:

    脚注

    注釈

    1. ^ ABBAの1文字目のBと同様。
    2. ^ CMのキャッチコピーから、「癒しの音楽」として認識されている[2]
    3. ^ それまでの記録は1992年松本孝弘#1090 〜Thousand Dreams〜』の2位。

    出典

    1. ^ 坂本龍一のシングル売上TOP11作品、ORICON NEWS - 2023年5月4日閲覧。
    2. ^ 坂本龍一「癒しの音楽」で“旋風”SANSPO.COM、1999年7月6日。(インターネットアーカイブのキャッシュ)
    3. ^ 坂本龍一『音楽は自由にする』新潮社、2009年、207-208頁。ISBN 978-4-10-410602-8
    4. ^ “この曲を、すべての疲れたタブラへ”U-zhaan&坂本龍一が「energy flow」をリワーク、BARKS、2018.9.26 12:05。
    5. ^ 「坂本龍一氏のピアノCD 詞のない曲で初の1位 オリコンのシングル部門」『日本経済新聞』1999年6月27日付、7頁。
    6. ^ 「SATURDAY “X” NIKKEI 急降下する『瞬間消費』」『日本経済新聞』1999年7月3日付、31頁。
    7. ^ 坂本教授 インスト初オリコン制した、Mainichi INTERACTIVE スポニチ、1999年6月24日。(インターネットアーカイブのキャッシュ)
    8. ^ 【オリコン】坂本龍一さんの主な記録 「energy flow」でミリオン超えも、ORICON NEWS - 2025年1月5日閲覧。
    9. ^ 「三共『リゲインEB錠』 あの体力をもう一度」『日経プラスワン』2001年3月24日付、13頁。
    10. ^ ウラBTTB”. タワーレコード. 2022年2月6日閲覧。

    energy flow

    出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/27 08:55 UTC 版)

    ウラBTTB」の記事における「energy flow」の解説

    1999年3月から三共リゲインEB錠』として使われた。放映開始当初は、スクランブル交差点真ん中坂本がこの曲をピアノ演奏する様子を見下ろす視点映像使われていたが、その後坂本出演部分カットされた。元々CM使われ30秒だけが作曲されたが、CM評判上がりCD発売決定したため、急遽他のパート追加し一曲仕上げたCM使われ音源アルバムCM/TV』に収録されている。 坂本曰くポップ路線などは何も考えずに5分ほどで作った曲で、なぜこの曲が売れたのかが未だに分からないという。

    ※この「energy flow」の解説は、「ウラBTTB」の解説の一部です。
    「energy flow」を含む「ウラBTTB」の記事については、「ウラBTTB」の概要を参照ください。

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