ラストチャンスとは? わかりやすく解説

【ラストチャンス】(らすとちゃんす)

軍用機離陸前アーミングエリア行われる機体兵装最終チェックのこと。
離陸してから異常を発見した場合は命に関わるため、地上での最終チェックが、文字通り「ラストチャンス」である。

また、同時に搭載兵装使用可能な状態にされるが、この時に地上整備士撃ってしまわないように、パイロット両手をあげて「スイッチ触れていない」ということアピールする


ラストチャンス

作者江波戸哲夫

収載図書特命支店長
出版社祥伝社
刊行年月1998.2
シリーズ名ノン・ポシェット


ラスト・チャンス

作者草野唯雄

収載図書日本ベストミステリー選集 11 悪意プリズム
出版社光文社
刊行年月1991.4
シリーズ名光文社文庫


ラストチャンス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/25 03:51 UTC 版)

「ラストチャンス」
Something ELseシングル
初出アルバム『『502』』
B面 「ラストチャンス (Acoustic Version)」
リリース
規格 CDシングル
ジャンル J-POP
時間
レーベル 東芝EMI
作詞・作曲 Something ELse
ゴールドディスク
チャート最高順位
  • 週間1位(オリコン
  • 1999年1月度月間1位(オリコン)
  • 1999年度年間12位(オリコン)
  • Something ELse シングル 年表
    レコード
    1998年
    ラストチャンス
    (1999年)
    さよならじゃない
    (1999年)
    テンプレートを表示

    ラストチャンス」はSomething ELseの6枚目のシングル1998年12月23日発売。発売元は東芝EMI

    解説

    Something ELseは1998年秋までに5枚のシングル、1枚のアルバムを発表するが、どれもがヒットに恵まれず、レコード会社、所属事務所と契約切れ寸前の“崖っぷちバンド”であった。

    そんな折、日本テレビの当時の人気番組「雷波少年」の企画に抜擢される。3か月間、3人で1つの部屋にこもって曲を作り、その曲を次のシングルとしてリリースを約束する代わりに、そのシングルがオリコン初登場20位以内に入らなければバンドを解散・音楽以外の職種に転職しなければならないというものであった[1]。メンバーはスタッフの方針に不信感を募らせるが、「自分達の音楽がいかなるものなのか、答えを知りたい」と企画参戦を決意。

    初めてメンバー3人で共同作業を行って完成させた曲で、アパートの一室に連れて行かれた3人は最初は頭がおかしな状態になっていたという。次第に共同生活に慣れていくうちに「これまで自分たちが友達ではなかった」ということがよくわかったという。「こういう状況だからこそ、ハングリー精神というか、自分達の叫びを伝えたいと思って選んだ。あの状況でなぜこんな曲ができるのか、と驚かれた」と後に明かしている。

    約3か月半(118日間)に及ぶ共同生活の末に完成した「Give me a chance」(仮タイトル)を6枚目のシングル「ラストチャンス」として1998年12月23日に発表。発売日の早朝には、バンドの誕生の地である柏駅構内でストリートライブを行った。当時「雷波少年」が放送されておらず、Something ELseがあまり認知されていなかった青森県富山県高知県などではストリートライブを行い[注 1]、バンドの存続を訴えた。事前に会場は用意されておらず、漁港居酒屋の店頭、さらに学校や住宅街に至るまで、メンバー自らが場所の選定を行っている。基本的には合宿生活中によりメンバー自らがこれ以上のプロモーションはできない為、レコード会社スタッフが各地を移動し、CDの手売りを行った。

    1999年1月6日付のオリコン週間シングルランキングではこの作品が初登場2位になり解散を免れる。翌週には1位を獲得。20週に渡って100位以内にランクインするロングヒットを記録した。オリコン上ではわずかに100万枚に達していないが、出荷枚数は130万枚でミリオン認定されている[2]

    ミュージックビデオ(MV)では、先述した、この曲を制作するにあたって合宿に使用した部屋でメインに撮影。合宿生活に使用した家具や機材を積み上げてその上で演奏するシーンがメインとなっている。加えて千葉マリンスタジアムも撮影の舞台に使用された。MVのディレクションは当時「電波少年」のディレクターだった塩谷祥隆がおこなった。当番組のプロデューサーだった土屋敏男は「サムシングエルスの『ラストチャンス』も彼の作品で黙って巨大クレーンを発注して大赤字出しやがって、でもその上がりの素晴らしさを見たら認めざるを得なかった」と語っている[3]

    なお本作は1998年12月23日発売だが、3曲の候補曲から「ラストチャンス」が正式に決まったのが12月3日、ジャケット撮影が12月4日、千葉マリンスタジアムで行われたMVの撮影が12月5日と、いずれもリリース直前の時期に行われた。

    Something ELseは同曲で第41回日本レコード大賞の優秀作品賞を受賞、第50回NHK紅白歌合戦にも出場した。

    売上枚数は99.8万枚。

    収録曲

    1. ラストチャンス
      (作詞・作曲:Something ELse/編曲:森俊之、Something ELse)
    2. ラストチャンス(Acoustic Version)
      (作詞・作曲:Something ELse/編曲:白井良明、Something ELse)
      ライブレコーディングによる、「ラストチャンス」の別ヴァージョン。ドラムのような音はガムテープでゴミ箱をたたいたもの。
    3. ラストチャンス (Instrumental)

    書籍

    • サムエル日記+
    3か月間の日記の書籍化。付録CDには採用されなかった合宿所ヴァージョンの楽曲が収録されている。
    1. Happy Birthday!〜心から同情します〜
    2. ぐちの宿
    3. 考える人(合宿所Version)
    4. give me a chance(合宿所Version)

    その後の「ラストチャンス」

    • 2010年、女性2人組ユニットアニーポンプが「ラストチャンス」をサンプリングした楽曲「こくはく 〜give me a chance〜」をシングルリリース。
    • 2013年、BLUE BIRD BEACHがアルバム内でカバーし、レコーディングにはリード・ヴォーカルの大久保伸隆がコーラスで参加した。
    • 2013年9月18日にリリースされた大久保伸隆の3rdアルバム「progress」で、15年ぶりにリアレンジ、本人歌唱による「ラストチャンス」が収録された。
    • 2015年、AGAスキンクリニックのCM曲に起用された。歌唱は篠崎愛。2017年にアルバム「LOVE/HATE」に収録。
    • 2020年9月21日に、春夏秋冬が、定期公演の配信ライブ「四季祭Vol.3」内でカバー。その後、同年11月11日発売の3rdシングルのカップリング曲としてデジタルリリースされた。また、2021年3月30日発売のアルバム『ファーストシーズン』にも収録[4]
    • プロ野球北海道日本ハムファイターズ玉井大翔投手が、自身の登場曲に使用していた。

    脚注

    注釈

    1. ^ 上記3県には日本テレビ系列局(青森放送北日本放送高知放送)が存在し、いずれも後に「雷波少年」を遅れネットないし同時ネットで放送するようになった。

    出典

    1. ^ “【1999年1月】ラストチャンス/Something ELse 解散危機から一気に…”. スポニチ Sponichi Annex (株式会社スポーツニッポン新聞社). (2012年1月18日). https://www.sponichi.co.jp/entertainment/yomimono/music/anokoro/01/kiji/K20120118002457620.html 2022年8月5日閲覧。 
    2. ^ “サムエル”初の映画主題歌作るSANSPO.COM、2000年1月18日。(インターネットアーカイブのキャッシュ)
    3. ^ 20年ぶり復活ブラックビスケッツのヒット生んだ“天才”がいた “T部長”が明かす「死んじまいやがって…」 https://www.oricon.co.jp/news/2259367/full/
    4. ^ “ドリーミュージック公式サイト春夏秋冬ディスコグラフィー”

    ラストチャンス

    出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/06/09 03:42 UTC 版)

    CRフィーバー大夏祭り」の記事における「ラストチャンス」の解説

    上記おみこしチャンスラウンド中の昇格チャンスにもれてしまった場合でも、ラストチャンスがある。どのラウンドも共通の演出で、もえが花火打ち上げ、ボタンプッシュ時に見事花火咲け昇格。なお、この演出確変図柄当たった場合にも発生するが、ボタンを押すと必ず花火が咲く。

    ※この「ラストチャンス」の解説は、「CRフィーバー大夏祭り」の解説の一部です。
    「ラストチャンス」を含む「CRフィーバー大夏祭り」の記事については、「CRフィーバー大夏祭り」の概要を参照ください。

    ウィキペディア小見出し辞書の「ラストチャンス」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

    「ラストチャンス」の例文・使い方・用例・文例

    Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



    固有名詞の分類


    英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
    英語⇒日本語日本語⇒英語
      

    辞書ショートカット

    すべての辞書の索引

    「ラストチャンス」の関連用語

    ラストチャンスのお隣キーワード
    検索ランキング

       

    英語⇒日本語
    日本語⇒英語
       



    ラストチャンスのページの著作権
    Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

       
    航空軍事用語辞典++航空軍事用語辞典++
    この記事はMASDF 航空軍事用語辞典++の記事を転載しております。
    MASDFでは航空及び軍事についての様々なコンテンツをご覧頂けます。
    日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
    Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
    ウィキペディアウィキペディア
    All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
    この記事は、ウィキペディアのラストチャンス (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
    ウィキペディアウィキペディア
    Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
    Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、WikipediaのCRフィーバー大夏祭り (改訂履歴)、ダン・ジャンセン (改訂履歴)、マリオパーティ9 (改訂履歴)、TVプレイバック (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
    Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
     Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
    この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
    浜島書店 Catch a Wave
    Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
    株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
    Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
    研究社研究社
    Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
    日本語WordNet日本語WordNet
    日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
    WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
    日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
    Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
    「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
    EDRDGEDRDG
    This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

    ©2025 GRAS Group, Inc.RSS