CMの変遷
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/25 09:04 UTC 版)
初代(1973年 - 1975年) 実際の木を撮影したものではなく、アニメーションが採用された(イメージにマッチした木が見つからなかったためという)。 前述の通り、このアニメで描かれた木を伊藤に見せたときのスタッフとのやりとりから、楽曲の歌詞が生まれている。 秒数は30秒だった。ナレーションは仲村秀生が担当。 2代目(1976年 - 1979年) この代から秒数が60秒、映像が実写となり、ハワイ・オアフ島のモンキーポッドが初登場。また、エンド部直上部に「『今日』が日立のテーマです。」と表示されるようになった。 3代目(1979年 - 1980年) ハワイ・ハワイ島のマンゴーを撮影。 4代目(1981年 - 1982年) シンガポール北部のバニヤンツリーを撮影。 5代目(1982年 - 1984年) ロサンゼルス・オレンジカウンティのカリフォルニアオークを撮影。 この代から冒頭に日立マークと併用で表示された「HITACHI」のロゴが入り、エンド部直上部に「『今日』が日立のテーマです。」と表示されなくなった。 6代目(1984年 - 1989年) 2代目で使用されたハワイ・オアフ島のモンキーポッドが再登場(以後、現行の9代目まで続く)。ナレーションは当初5代目のものが引き続き使われていた。 1986年4月からエンド部が「システムの日立グループ」の表示から「システムとエレクトロニクスの日立グループ」のサブスローガンに変更。それに伴い、ナレーションも変更された。 この代からCMはVTR制作となったが、公式サイトには、フィルムにキネコしたものが公開されている。 7代目(1989年 - 2001年3月) CMソングがリニューアル(前述)。CM映像が2種類存在する。公式ホームページ「日立の樹オンライン」で公開されているものには、歌詞テロップが追加表示され、社名スクロールがカットされているが、実際のテレビ放送では、他の代と同様、歌詞テロップは表示されておらず、社名スクロールが流れている。 1995年4月からエンド部下部に「私たち日立グループは柏レイソルを応援しています。」と表示され、1999年4月から日立公式サイトへのリンクも表示されるようになった。 1998年に日立の樹のアレンジコンテストが行われており、優秀賞に選ばれた2作品の楽曲を使った別映像のCMが1999年1月から3月まで流されていた。 2000年4月からエンド部の「日立グループ」の表示が“HITACHI”のロゴになり、“Inspire the Next”のサブスローガンに変更。それに伴い、ナレーションも変更された。 この代から冒頭の映像右上に「HITACHI」のロゴが表示されるようになり、当初は日立マークと併用で表示されたが、 1991年後半から現行の「HITACHI」ロゴ単独表示のものに変更された。 8代目(2001年4月 - 2005年1月29日) CMソングは7代目と変わらないが、CM及び社名スクロールのパターンが5種類に増えた。ナレーションは佐藤ひろしが担当。2000年4月以降に放送された7代目のものが引き続き使われている。 9代目(2005年2月5日 - ) CMソングのアレンジを全面リニューアル(前述)。ナレーションは歌手・作詞家・作曲家・音楽プロデューサーで多数のCMナレーションを手がける小田切大が担当。 2010年4月からCM及び社名スクロールのパターンが6パターンとなった。また、「樹と光編」と「虹編」の2種類が存在している。なお、それぞれ映像や歌の冒頭や歌い終わりが若干異なる。 2011年の東日本大震災発生後には、ナレーションとテロップを差し替えた特別バージョンが放送されている。この特別バージョンは、エンド部下部の表示がなかった。 2017年4月からエンド部下部の表記が「私たち日立グループは柏レイソルとサンロッカーズ渋谷を応援しています。」に変更された。 2020年現在、最も長く使用されているバージョンである。 この代からハイビジョンで製作され、地上デジタル放送ではハイビジョン・5.1chサラウンドでCMを見ることができる。アナログ放送では画面の上下に黒帯が出るレターボックスで表示された。 2021年7月から2021年12月までエンド部が、左側に地球、真ん中に「HITACHI inspire the next」のサブスローガン、下部に「日立グループはプリンシパル・パートナーとしてCOP26を支援しています。」が表示されるものに変更されていた。
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