3ds Max
開発元 | オートデスク |
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最新版 |
2024
/ 2023年3月[1] |
対応OS | Microsoft Windows |
種別 | 3DCGソフトウェア |
ライセンス | プロプライエタリ |
公式サイト | 3ds Max |
3ds Max (スリーディーエス・マックス) はオートデスク社による、3次元コンピュータグラフィックス作成用の統合型ハイエンドソフトウェアである。
ポリゴンおよびNURBSモデリング機能を持つほか、アニメーションにも対応し、レンダラーとしてバージョン2017まではmental rayを、バージョン2018よりArnoldを標準搭載している。
歴史
1990年に3D Studio DOSとしてリリース、その後、3d studio Max (スリーディー・スタジオ・マックス) としてバージョン3までリリースされ、それ以降の名前は3ds max (スリーディーエス・マックス) で、バージョン8からは3ds Maxと表記されている。単にMax (マックス) と呼ばれることも多い。名称はマーケティング部門に所属する女性社員の息子の名前に由来するもので、「Maxか。すごく良い名前だね」と気に入られた結果というエピソードが残されていると、SIGGRAPH2010で語られた[2]。
開発を行っていたKinetix社は、かつて米国サンフランシスコに拠点を置いていたが、その後オートデスク社に買収されオートデスク社の1部門となった。1999年のディスクリート・ロジック社との合併に伴い、その後の3d studio Maxは3d Studioの後継製品とされた。その後2005年3月 メディア&エンターテインメント に部署名を変更した。
特徴
特徴は豊富なプラグインとサポートするネットワークである。キャラクターアニメーションや映像やCAD製品との連携に関して意識されておりそれらの分野に使用されることが多い。AutoCADとの連携を高め、キャラクターアニメーション制作に役に立つcharacter studioというソフトウェアもMaxバージョン7以降は標準機能として搭載されている。 更にバージョン2010よりサブスクリプションにて、バージョン2011からは標準機能としてCharacter Animation Toolkit (CAT) も統合された。 バージョン6で搭載されたノードベースのパーティクルフローや、プラグインのFumeFX、RayFire、Krakatoa、ThinkingParticleなどの台頭、CGソフトの使用方法が、得意なジャンルでそれぞれ使い分ける方向に変化したため、強力なエフェクトプラグインを持つ3ds Maxは、エフェクトソフトとしての地位も高めている傾向にある。
バージョン2009から通常版と建築向けの3ds Max Designとに分かれていたが、2016で3ds Maxと3ds Max Designを初回起動時に選べるようになった。
バージョン2012までは、日本語インターフェイスと英語インターフェイスは分かれており、マルチ言語に対応していなかったが、バージョン2013にて対応した。
2014年12月19日に3ds Maxのバージョン2015 Extension 2が発表された。使用できるOS環境はMicrosoft Windows 7 SP1 Professional以上、Windows 8 Pro、Windows 8.1 Proとなっている。
2015年4月13日に、正式に2016が発表された。
2017年4月12日にバージョン2018がリリースされた[3]。対応OSはWindows 7 SP1、Windows 8、Windows 8.1、Windows 10 Proとなっている。
また、以前はMacintoshのBoot Campを使用したWindowsでの動作もサポートされていたが、2017年3月以降はサポート対象外となっている[4]。
関連項目
脚注
外部リンク
「3D studio MAX」の例文・使い方・用例・文例
- 私はその3D映画を見ながらだまされたような気持ちになった。
- このゲームには人目を引くためのさまざまな3Dの仕掛けがたくさんある。
- 彼らは3D映画を撮影した
- この映画は,地球の上空約400キロの軌道を時速2万8000キロで回りながらの国際宇宙ステーション(ISS)の組み立てについての3D映画だ。
- アイマックス社は巨大スクリーン映像と3Dの演出で知られている。
- 巨大3D広告が渋(しぶ)谷(や)に出現
- 日本初の巨大3D屋外広告が先日,東京・渋(しぶ)谷(や)に出現した。
- しかし,特別な3Dめがねをかける必要はなかった。
- この3D広告を作るために,コーヒー缶の画像が10枚ほど,さまざまな角度から撮影された。
- この3D広告は6月9日から6月20日まで掲示されていた。
- 今作はまた,ディズニーの最近の3DCGアニメ映画と違って,伝統的な2Dの手描きアニメーションとして製作されたことでも大きな注目を集めている。
- パナソニック,米国で3Dテレビ発売
- パナソニックは先日,3Dテレビの販売を,4月の日本での発売に先駆けて,米国で開始した。
- パナソニックは米国内で3Dホームシアターシステムを販売するため,大手家電量販チェーンのベストバイと提携した。
- 50インチの3Dプラズマテレビ「ビエラ」と3Dブルーレイディスクプレーヤー,3D眼鏡1個を含むこのシステムはベストバイの250店舗で約2900ドル(およそ26万円)で販売されている。
- 彼は「画質には自信を持っている。3Dの市場シェアでトップをねらう。」と語った。
- パナソニックはまた,米国の顧客に3D観賞体験をしてもらうため,全米販売促進ツアーも開始した。
- 紙幣の中央にある「3Dセキュリティーリボン」の上には絵と数字がついている。
- 日本初,スポーツの3D生中継
- 5月15日,ラグビーの3D放送イベントが東京と大阪の4つの会場で行われた。
- 3D Studio Maxのページへのリンク